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ヘボやんの独り言
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2013/05/01 [Wed] 07:58:52 » E d i t
 きょうは第84回メーデー。祝!!。私は連続49回目の参加となります。特定の出来事で連続しているのは、このメーデー参加が最長。来年は50回目の記念日。表彰などあるのかなー(笑)。

 昨日の続きです。国債貯金通帳に「制度の要旨」が記載されています。冒頭、「此貯金ハ國債購入ノ代リニスル貯金デス。」と目的を明らかにし、「此貯金ハ大蔵大臣指定ノ國債ヲ購入スル場合ノ外拂出ガ出来マセン。」とも記載しています。自分のお金を自由に使えないのは変。戦費集めに強制力をかけたのでしょう。

 これは戦時国債を買わせるための積立預金ということになります。だから叔母の通帳には10円、16円などと小刻みに入金されているのです。貯金の限度額は7000円となっていますが、一定金額に達した段階で国債に買い替えることはできるのでしょう。それにつけても、日々の生活を切り詰めていた庶民からお金を巻き上げていたことになります。

 その積立で叔母は買い求めたのでしょうか、「戦時貯蓄債券」もなかなかのものです。現物が残っています。大きさはB6版の変形。右読みをしなければならないところに時代を感じますが、「割増金附 戦時貯蓄債券 第拾七回」と記されています。日付は「昭和19年9月」、扱いは「株式会社 日本勧業銀行」、番号は「20ノ組163369」となっています。

 額面は「金拾五圓」と大書され、その下に「一、此ノ債券ハ臨時資金調整法ノ規定ニ基キ発行シタルモノニシテ債券賣出ニ依ル収入金ハ大蔵省預金部ニ於テ運用スルモノナリ 一、此の債券ハ金拾圓ニテ賣出シ償還ノ際金拾五圓ヲ支拂フモノナリ」としています。

 償還時期については「満十五年後ハ之ガ支拂ノ義務ナキモノトス」と説明していますので15年満期、ということになるでしょう。15年間で50%の利息。いまでは考えられませんね。償還の最終時期も明記されています。「最終ハ昭和四十年三月デアリマス」となっています。

 このように高い利息をつけ、戦費の調達をしたことが伺えます。戦時国債を買わせることにより、国民を思想的にも動員したであろうことは容易に想像できます。戦争に負ければ、その国債は紙切れになってしまいます。紙切れにしたくなければ、戦争に勝つしかない、そんな宣伝がされたことでしょう。

 これらを見るにつけ、戦争こそはないものの「赤字国債」を国民に押し付ける現代の政府のやり方が、戦前と似ている、そんな不安を覚える私です。

★脈絡のないきょうの一行
オーバーユース対策もなしに、富士山が世界遺産登録へ。このままでは富士山が壊れる。
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