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ヘボやんの独り言
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2013/01/07 [Mon] 10:42:47 » E d i t
 改めてコメントをいただきました。そのご意見について、検証させていただきます。明らかに「見解の相違」と思われるものがあり、それは水掛け論になりかねませんので軽く触れる程度にとどめ、「それは違うぞ」と思われる部分について考えてみたいと思います。

 まず、現行の衆議院の選挙制度「小選挙区比例代表制度」を導入したのは非自民の細川政権だった、という点。それはそのとおりですが、これは木を見て森を見ない意見と言えます。なぜならもともとこの制度は、前回も触れましたがハトマンダーやカクマンダーに代表されるように、自民党が虎視眈々とねらってきたものでした。細川政権は、その〝仕上げ〟をやったに過ぎません。

 この制度を議論・答申したのは、第8次選挙制度審議会でした。これは1989年6月、宇野内閣のときに発足しています。その後、海部内閣、宮澤内閣とつづき、コメント氏のおっしゃるとおり細川内閣で成立しました。この経緯は自民党政権のときに下地は作られていたことになり、細川内閣は単なる後始末をやったに過ぎないことを証明しています。それをもって、この制度をつくったのは非自民党政権だ、と言い切るのはいかがなものでしょうか。

 しかも、法案成立の時点で政府側は、選挙区300議席、比例200議席を提案しましたが、自民党は選挙区300、比例区177を主張し、実施後の2008年の福田内閣のときに比例部分を20人減らしています。つまり、自民党は小選挙区制導入の〝確信犯〟なのです。

 本題から少し外れますが、この第8次選挙制度審議会のメンバーをご承知でしょうか。委員27人中、9人が大メディア出身で、さらに2人がメディア出身の有識者で占められていました。自民党はかつての小選挙区制導入の失敗から学び、選挙制度審議会にマスコミ出身者を大量登用したのです。それは見事に的を射て、ハトマンダー、カクマンダーのときには反対したメディアは、いっせいに賛成に回ったのです。

 このときの〝キーワード〟は「政治改革」でした。リクルート事件や佐川急便事件など、議員の汚職が後を絶たずそれをただすためとして小選挙区制度が議論されたのです。つまり、本筋の汚職防止策ではなく、単なる選挙制度の変更を「政治改革」とすり替えたのです。

 私は政府が「改革」と言い出したときは注意すべきだ、と喚起してきました。政治改革=選挙制度の改悪だったように、たとえば教育改革=日の丸君が代の押し付け、行政改革=公務員削減と公務員いじめ、地域主権改革=国の仕事の地方自治体への丸投げ、司法改革=司法の民間化、そして最近の、社会保障と税の一体改革=消費税増税――などなど枚挙にいとまがありません。

 社会保障と税の一体改革にいたっては、許しがたい動きがはじまっています。生活保護費の切り下げです。これはひどい。「消費税を上げて、保護費を下げる」という弱い者いじめのどこが改革なのでしょうか。教育の現場だけでなく、政治の分野でも「いじめ」が横行しているのです。(次回につづく)

★脈絡のないきょうの一行
米国のスターレッジャー紙に、「日本軍の『従軍慰安婦』の強制はなかった」という意見広告が掲載。これに安倍首相が賛同。こういう人に首相を任せておいていいの?

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