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ヘボやんの独り言
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2012/12/14 [Fri] 14:00:39 » E d i t
 きょうは赤穂浪士47士の「討ち入り」の日。それとは全く関係ないのですが、総選挙投票まであと2日。東京は都知事選挙、葛飾区などでは都議会議員補欠選挙も行われますが、もう一つ、投票すべき事項があります。最高裁判所の裁判官に対する国民審査です。今回は10人が対象となっています。すでに各家庭にはその資料が配布されています。

 この制度は「日本国憲法第79条第2項及び第3項と最高裁判所裁判官国民審査法に基づいている制度である。最高裁の裁判官は、任命後初の衆議院議員総選挙の投票日に国民審査を受け、その後は審査から10年を経過した後に行われる衆議院総選挙時に再審査を受け、その後も同様とすると定められている。」(Wikipedia)

 つまり、最高裁判事に対して国民が罷免できる唯一の機会です。裁判官の罷免方法にはもう一つ、弾劾裁判による決定がありますがこれは紙数の関係で後の機会に譲りましょう。

 この国民審査の投票方法、フェアではありません。投票用紙に「×」印を書いた場合にのみ罷免の意思表示をしたことになり、「○」などのほかの記号を記入すると無効になります。さらにAさんに×、Bさんに○をした場合でも、その投票用紙全部が無効になります。つまり、信任の場合は何も記入してはいけないのです。

 もう一つ、個別の裁判官に対する棄権ができないという問題があります。Aさん、Bさんは判断できるがCさんについてのみ分からないからこの人だけ棄権したい、と思っても、できないのです。意思表示として①何も書かずに全員信任②一部(あるいは全部)に「×」を書いて不信任③全部棄権(投票用紙を返すか持ち帰る)――という選択肢しかないのです。

 この投票方法、変だと思います。この種の信任投票は、信任の場合は「○」をして、不信任(罷免)の場合は「×」をつけ、棄権の場合は何も書かない、という方法を採るべきではないでしょうか。本来的に国民投票は、「信任するかどうか」を問うものであり、その方法として「○」などの意思表示方法を定めるべきです。

 ところが今のこの投票方法は、判断できずに何も書かない人もひっくるめて「信任」扱いされることになります。これでは意思表示になりません。

 私は改憲提案が出てきた場合、同じような方法がとられるのではないかという強い懸念を持っています。改憲案が出されて国民投票が行われるとき、何も記入しない人は賛成として扱われるのではないかという懸念です。最高裁判事に対する国民審査の投票方法、改めて考えてみました。

 番外の話しですが、法曹資格がない者が最高裁判所の裁判官に就任した場合、弁護士法の規定によって自動的に弁護士資格を得ることができます。しかも、国民審査で罷免された場合でも資格ははく奪されないといいます。率直に言って、これも合点がいきません。

★脈絡のないきょうの一行
憲法と震災復興が選挙の争点から外れている。政党もさることながら、メディアの責任もあるぞ。
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