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ヘボやんの独り言
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2012/02/20 [Mon] 11:37:48 » E d i t
 祝・700回掲載!! と勝手に自分を褒めています。このブログを始めて今月でちょうど4年となりますが、月平均14.58回のUPはそれなりに頑張ったのかな、と思っています。引き続いて応援、よろしくお願いします。

 きょうは、小林多喜二の79回目の命日です。小ブログで『拍手』が一番多いのは、多喜二のことを書いた08年2月20日のものです。きっと引用が生々しいからでしょう。命日に因んで、08年と同じですが遺体に立ち会った江口渙(1887年-1975年)が残したものの抜粋を再録させていただきます。

                         ◇=◇=◇
 すごいほど青ざめた顔は、はげしい苦しみの跡をきざんで筋肉のでこぼこがひどい。頬がげっそりとこけて眼球がおちくぼみ、ふだんの小林よりも十歳ぐらいもふけて見える。左のコメカミにはこんにちの十円硬貨ほどの大きさの打撲傷を中心に五六ヵ所も傷がある。それがどれも赤黒く皮下出血をにじませている。おそらくはバットかなにかでなぐられた跡であろうか。

 首にはひとまきぐるりと細引きの跡がある。よほどの力でしめたらしく、くっきりと深い溝になっている。そこにも皮下出血が赤黒く細い線を引いている。両方の手首にもやはり縄の跡がふかくくいこみ赤黒く血がにじんでいる。

 だが、こんなものはからだのほかの部分にくらべるとたいしたものではなかった。帯をとき着物をひろげてズボン下をぬがせたとき、小林多喜二にとってどの傷よりもいちばんものすごい死の「原因」を発見したわれわれは、思わずわっと声を出していっせいに顔をそむける。

 毛糸の腹巻になかば隠されている下腹部から両脚の膝がしらにかけて、下っ腹といわず、ももといわず、尻といわずどこもかしこも、まるで墨とべにがらとをいっしょにまぜてねりつぶしたような、なんともいえないほどのものすごい色で一面染まっている。そのうえ、よほど大量の内出血があるとみえももの皮がぱっちりと、いまにも破れそうにふくれあがっている。そのふとさは普通の人間の二倍くらいもある。さらに赤黒い内出血は、陰茎から睾丸にまで流れこんだとみえて、このふたつの物がびっくりするほど異常に大きくふくれあがっている。
                         ◇=◇=◇

 読み返すたびに、怒りがこみ上げてきます。

★脈絡のないきょうの一行
選挙制度問題佳境へ。民意を反映しない小選挙区制にこそメスを入れるべき。比例削減など論外だ。
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