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ヘボやんの独り言
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2012/02/08 [Wed] 11:44:17 » E d i t
 あれ!? と思わせるウェブ記事を見つけました。TPP交渉参加に関して日米の事前協議が始まった、という報道についてです。私が見逃したのでしょうか、この問題に関して事前に日本とアメリカが協議するということを知りませんでした。それで驚いたのですが、もっともTPPはアメリカ主導の協定であることを考えれば、ほかの国を無視してでも日米間に事前協議が必要なことは分かりますが。

 ウェブは読売新聞で、「TPP事前協議、米が車など3分野の意見紹介」( 2月8日(水)7時55分配信)という見出しで、「日本の環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加に向けて、日米の第1回目となる事前協議が7日午後(日本時間8日未明)、ワシントンの米通商代表部(USTR)で開かれた。米国側は、『自動車』『保険』『農産品』の3分野に関する業界意見を『主要部分(ハイライト)』として紹介したが、政府としての立場は固まっていない、と説明した。日本側は、慎重に取り扱いが求められる品目に配慮しつつ、全てを交渉テーブルに乗せるとの基本方針を説明した。日本と米国は21、22日にもワシントンで実務者レベルの協議を行う。」と報じています。

 一方、ANN・テレビ朝日系列は「TPP=環太平洋経済協定への交渉参加に向けた日本とアメリカの事前協議がワシントンで始まりました。日本の交渉参加には先行する9カ国すべての了解が必要で、すでに数カ国の支持は取りつけています。TPPを主導するアメリカは、『あらゆる品目の関税ゼロ』を目標にしていますが、日本側はコメの例外扱いを主張するとみられます。一方、アメリカの自動車業界が『日本市場が閉鎖的だ』などとして日本の交渉参加に強く反対しているため、アメリカ側は、自動車の輸入拡大に向けた取り組みを具体的に示すよう求めてくる可能性があります。」という配信をしています。

 読売は事前協議が始まったことを伝えただけですが、ANNは日米の考え方の違いを紹介しています。双方のニュアンスが違いますが、いよいよ来たかという感じです。このなかで面白いと思ったのは、ANNの、アメリカの自動車業界が日本の交渉参加に反対しているという部分です。

 アメリカの自動車業界は基本的に日本の参加に反対ですが、①日本の軽自動車規格の廃止②米国車の複数年の輸入総量設定――があれば賛成する、としています。まさに利益優先そのものです。自動車だけではなく、米国鉄鋼協会も反対を表明しています。日本からの輸入が怖いのでしょう。

 ところが、日本の基幹労連(日本基幹産業労働組合連合会、鉄鋼・造船・非鉄などで組織、25万5千人)は、「TPPに参加しないと『ものづくり』は生き残れません」という宣伝チラシをつくり、組織内に配布しておりこれはすごい。企業ではなく、労働組合がTPP参加を推進しているのです。ところがアメリカの鉄鋼業界は反対する、という矛盾が生じています。笑えますね。

 話しが横道にそれましたが、いよいよTPP問題が俎(まないた)に乗ってきました。しっかり監視し、反対の国民的運動をつくりたいものです。

★脈絡のないきょうの一行
岡山県でトンネル掘削中に崩落による浸水事故。下請け会社社員5人が行方不明。やるせない。

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