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ヘボやんの独り言
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2008/04/25 [Fri] 13:21:26 » E d i t
 23日の新聞各紙は、光市母子殺害事件の広島高裁判決を論じています。そのなかで朝日新聞の社説は「見逃せないのは、被告や弁護団を一方的に非難するテレビ番組が相次いだことだ。……裁判の仕組みを軽視した番組づくりは今回限りにしてもらいたい」と、強い口調でテレビへの批判を展開しています。

 一昨日、このブログにも書き込み(コメント)がありましたが、まさにそのとおりで異常としか思えないテレビ番組が相次ぎました。「死刑ありき」から出発したとしか考えられない編集もありました。その意味では、これらの番組は拘置所内にいて、反論の出来ない被告に対する「電波によるリンチ」といっても過言ではなかったと思います。それが最高裁の差し戻しにつながり、「永山基準」の軽視になったのではないでしょうか。私が今回のこの判決に釈然としない理由はここにあります。

 敢えてお断りしておきますが、だからと言って被告に同情するわけでもなく、その罪を許すわけでもありません。犯した罪はきちんと償うべきであることは当然です。その償いの方法が死刑の場合があるかもしれません。それはそれで選択肢の一つだと思いますが、しかし今回の判決は世論ではない強い作為が働いたとしか思えないのです。

 私は、いわゆる「死刑廃止論者」ではありません。しかし、死刑は「ないほうがいい論者」ではあります。分かりにくいヤツだな、とお叱りを受けるかもしれませんが、戦争はもとより正当防衛も含めて、ヒトがヒトを殺すという行為に対する愚直なまでの否定論者だからです。同時にその延長線で、『死刑』には忸怩たる思いを禁じ得ません。なぜなら殺害された被害者の遺族や関係者の、容疑者に対する「殺したいほど憎い」という思いも分かるような気がするからです。

 オウム真理教によって殺害された、横浜法律事務所の坂本堤弁護士一家の説明の中で、フリー百科事典・ウィキペディアは以下のように述べています。「横浜法律事務所はリベラル色が強く、死刑廃止論を主張する弁護士が多かったが、事務所仲間である坂本堤弁護士が殺害された事件を機に、横浜法律事務所の弁護士は死刑廃止を主張しなくなった。なお坂本弁護士自身は死刑廃止論者であった」
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