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ヘボやんの独り言
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2009/12/10 [Thu] 14:34:01 » E d i t
 葛飾ビラまき事件と同じような弾圧事件で、現在裁判所でたたかわれているものがあと2つあります。「国公法堀越事件」と「国公法世田谷事件」がそれです。

 堀越事件は、2004年、東京目黒の社会保険事務所に勤務していた堀越明男さんが、休日に自宅周辺の民家やマンションのポストに日本共産党のビラを配布したことが、国家公務員の政治活動を禁止している国家公務員法・人事院規則に違反するとして逮捕・起訴された事件。堀越さんは、この起訴が憲法で保障された言論表現の自由を抑圧するものであり、公安警察の違法な尾行・監視・盗撮によって仕立て上げられたと主張し、公訴棄却・無罪を要求して裁判で争ってきました。しかし東京地裁は2006年6月堀越さんを有罪とした不当な判決を下し、現在、東京高裁でたたかわれています。

 もう一つの世田谷事件は、2005年9月、当時厚生労働省の職員だった宇治橋眞一さんが東京・世田谷区の住宅の集合ポストに「しんぶん赤旗」号外を配布したことが、住居侵入罪にあたるとして逮捕。東京地検は住居侵入については不起訴にしたものの、国公法違反で起訴。2008年9月の東京地裁は罰金10万円の不当な判決を下しました。この事件も現在、東京高裁でたたかわれています。

 この2つの事件が葛飾事件と違うのは、住居侵入罪ではなく国家公務員法違反で起訴されていることです。日本の公務員は何故か、政治活動が認められていません。その公務員の政治活動を規制しているのは国家公務員法第102条第1項、同110条1項19号そして人事院規則14-7です。国公法102条は「職員は、政党又は政治的目的のために、寄付その他の利益を求め、若しくは受領し、又は何らの方法を以ってするを問わず、これらの行為に関与し、あるいは選挙権の行使を除く外、人事院規則で定める政治的行為をしてはならない」としています。

 これを受ける形で人事院規則がつくられているのですが、実にこの規則、「適用の範囲」「政治目的の定義」「政治的行為の定義」とこと細かく定めています。そこまでやるかー、という感じですが、公務員に政治活動はやらせない、という思想がみなぎっています。いうまでもなく、この規定は思想・信条の自由と、言論・表現の自由をうたった憲法に違反しています。(次回につづく)

★脈絡のないきょうの一行
背番号17。素数。単なる沿線住民ファンだが埼玉西武ライオンズのルーキー、菊池雄星投手に期待。
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