東国原英夫知事は、政治不信という病原菌を利用して知事になったと言えます。したがって、実はご本人自身も「菌」にまみれた、まんまなのです。だから、自民党からのお誘いに(宮崎県民そっちのけで)、お平然に、お乗ろうとなさっているのです。彼にとって、県知事と自民党総裁(選挙)に境界はなく、同じものに見えているのです(目も悪いのかも)。
それにつけてもタレント知事の応援を得なければならないという、自民党の政権末期症状は極まった、という感じです。これはまた、自力再生が不可能な事態に陥っていることの証明でもあります。かろうじて、「東国原大臣」の誕生は踏みとどまったようですが、形容詞に苦労するほどの度し難い事態です。
さて、自民党よどうする。東国原英夫知事よどうする――。救いようのない両者はまさに、目くそと鼻くそが同居した状態です。ときあたかもきょうは東京都議会議員選挙の告示日。自民党と同じように石原都政与党の民主党が何を狂ったか、都議選で「政権交代」を叫んでいることに、日本語を正しく使ってほしいと違和感を捨てきれないものの、12日の投票日が待ち遠しい私です。そのあとの「遅くない時期」の総選挙は、自民党に逆「戦後政治の総決算」を突きつけることになるだろう、の予感があり、もっと楽しみです。
★脈絡のないきょうの一行
小沢一郎、二階俊博、与謝野馨、鳩山由紀夫、氷山の一角のこのあとに出てくる人物は誰?
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