FC2ブログ
ヘボやんの独り言
11« 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31.»01
2016/01/29 [Fri] 13:06:42 » E d i t
 想定通り、秘書の責任に転嫁した。その上で「自分が受け取ったカネに違法性はない」と強弁する。特上級のジコチュー説明である。言わずと知れた甘利明経済再生担当相、いや前経済再生担当相のことだ。

 昨日の国会で大臣辞任を表明した。もう少し粘るかと思ったが、早かった。参議院選挙を意識して遅くなれば不利になる、という読みの上でのことだろう。この方式は「任命責任は自分にある」と豪語(きっとウソだと思うが)した、安倍首相の意向が間違いなく反映していると思う。ウソかどうかは、首相自らの責任の取り方を見れば一目瞭然であり、推移を監視したい。

 それにつけても幕の引き方がたどたどしい。秘書の300万円流用の責任を取って辞任するが、本人が100万円を受け取ったことを認めた上で、それは適正に処理した、という。まったく理解できない政界の〝論理〟であるが、これでは秘書は浮かばれまい。1週間かけて口裏合わせした結果がこれなのだろうが、この説明で納得する人がいたとしたら、よほどのお人よしかアホである。

 問題はこれからだ。一つは前述した首相の任命責任の取り方である。責任というのは「①自分が引き受けて行わなければならない任務。義務。② 自分がかかわった事柄や行為から生じた結果に対して負う義務や償い。③〘法〙 法律上の不利益または制裁を負わされること。狭義では,違法な行為をした者に対する法的な制裁。民事責任と刑事責任とがある。」(大辞林)――である以上、目に見える形の対応が求められる。

 具体的には甘利さんが秘書の(インチキ臭い)引責で辞任したように、安倍さんも同じ選択をすることが一番分かりやすい。きっちり成り行きをみたい。

 二つ目は、甘利議員の去就である。ここまでお騒がせしたのだから国会議員辞職も行うべきだ。自分の金銭授受に違法性はない、ことを辞職拒否の理由にするのだろうが通用しない。百歩譲って、秘書の資金流用を理由に大臣を辞任したのだから、その責任は議員辞職にも値するはずだ。

 三つ目は、今後の検察の動きである。私には重大な懸念がある。安倍暴走政治の延長で考えた場合、贈賄側(カネを渡した側)のバッシングに走るのではないか、という懸念だ。すでに自民党サイドからの布石がある。「はめるための献金だったのではないか」というのがそれだ。

 政治資金規正法違反が主な罪状になるだろうが、それを避けるために、秘書によるカネの流用を理由にした大臣辞任だったのではなかろうか。一種の布石だ。規制法違反ではなく、単なる流用として「詐欺罪」で片付けようとしたい姑息さが見えてくる。

 これに対して検察が本来の役割を発揮できるかどうかが問われているように思う。捜査はすでに始まっていると思うが、(規模は違うが)ロッキード事件の時のように、総理大臣であっても罪を許さない気概で取り組むことを望みたい。

 大臣辞任でこの事件は一歩前にすすんだわけだが、国民の監視が弱まれば放置されたり、軽視されたりしかねない。今後の動きを厳しく見据える必要があると思う。

★脈絡のないきょうの一行
フィリピン訪問の天皇夫妻。ここでも平和への祈念は総理大臣より数段上が示された。

関連記事
スポンサーサイト



政治問題 *  TB: 0  *  CM: 0  * top △ 
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://96k.blog98.fc2.com/tb.php/1311-ff98f8df
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック