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ヘボやんの独り言
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2015/03/21 [Sat] 13:02:57 » E d i t
【チラシから】
漂泊

 きのう(20日)から吉祥寺シアターで始まった芝居、「漂泊」を観てきた。動機は、女優の市毛良枝さんが20数年ぶりに舞台に立つ、という報道に接したことだ。全編、笑いの中で優しい真綿にくるまれつつも、見えないトゲがチクリ、ちくりと肌を刺す。

 娘と母親、弁護士の父親、隣の青年と来客のナゾの男、近所に住んでいる高齢の男性――6人が繰り広げる物語。家族を必至に守ってきた母親役が市毛さん。ゲリラ豪雨が近づく緊張の中で行われるやりとり。

 「私は家族を守るために一生懸命がんばってきた……」母親のその言葉に誰も反論できない。そのとおり、その通りなのだが、どこか違う。自己中心のワガママな母親に見えるが、そうではない。どこにでもいるフツーの母親。

 カメラマンだという来客の男から「大丈夫ですか」と問われ、一瞬、固まる母親。もしかしたら自分は〝大丈夫〟ではなかったのではないか、と疑問を持ち始めた母親はますます頑なになっていく。ゲリラ豪雨は激しくなり避難の声がかかる。しかし逃げようとしない母親。一方で一枚一枚、はがれていくベール。

 市毛良枝さんが好演だった。テレビや映画の「山小屋のおばさん」とは思えない立ち居振る舞い。俳優さんてすごいと思った。舞台は終盤でサプライズが待っている。

 私は芝居や映画を観るとき、①創造性②進歩性③芸術性④大衆(娯楽)性――を基準にしている。それらと照らし合わせたとき、この芝居は及第点であった。おすすめである。会場は300席くらいで芝居を観るには手ごろ。

 3月20日から30日まで、吉祥寺シアター(吉祥寺駅から5分)、座席の予約は0422-54-2011、座席指定で5800円。

★脈絡のないきょうの一行
安保法制で自民、公明が基本合意。戦争する国づくりに公明党が加担。平和の党はどうした。

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