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ヘボやんの独り言
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2015/03/02 [Mon] 10:35:24 » E d i t
 先週土曜日は、久しぶりに高尾山に登った。天気は曇りがちでいつものようにスカイツリーを目視することはできなかったが、富士山は見せてくれた。行きがけの車の中でラジオを聞いていたら、評論家の大宅映子氏が登場して、川崎市の中学1年の少年が殺害された事件の報道について「違和感がある」と強調していた。めずらしく彼女の意見と一致した。

 少年の殺害が発覚したのは2月20日未明。容疑者が逮捕されたのは、27日。その1週間の間に、テレビニュースのトップはこの事件がほとんどだったからだ。捜査の進展もなく、新たな情報かと思えば、少年が殺害された現場や衣類が焼かれたと思われるトイレの映像がえんえんと流された。違和感とはこの部分だ。

 あれは一体何だったのだろう。警察と検察の動きも不可解だった。ほとんど容疑者が明らかになっているにもかかわらず、逮捕に踏み切るまで1週間もかかっている。容疑者が未成年であり、捜査に慎重を期したことは理解できるが、それにつけても逮捕までの時間がかかり過ぎている。

 ネットでは、未成年であるにもかかわらず容疑者と思われる人物の名前や、顔写真が逮捕前に流れていた。最近はかなり削除されているが、これが事実だとしたら、明らかに少年法違反だし、表現の自由の範疇を逸脱している。「ネット社会」の弊害が噴出したといえる。

 過剰と思われる報道がつづくとき、別の「何か」を国民の目から遠ざけているのではないか、と考えてしまうのが私の〝習性〟だが、今回もあった。政界である。23日、西川農水大臣が国から補助金を受け取っている企業から献金を受けたとして、辞任している。

 この問題、新聞の1面記事にはなったが中学生殺害事件の陰に隠された感は否めない。国会はこの問題で1日だけ空転したが、真相究明にいたっていない。国から補助金を受けている企業からの献金は禁止されている。政党助成金を合わせると税金からの「二重取り」になるからだ。

 明らかな犯罪だが、大臣を辞任しただけで済まされる問題なのか。この問題につづいて、下村文科大臣、望月環境大臣、川上法務大臣らの政治資金規正法、企業献金違反の疑いが浮上している。このような「政治不始末」が、中学生殺害事件の陰であいまいに、いや、不問にされつつあるのではないか、危惧を禁じ得ない。

 もう一つ、この事件が起きる前はワイドショーなどで必ず取り上げられていた、ISテロ組織による後藤健二さんらの殺害問題が、潮が引くように消えた。本来なら、政府による交渉経過などの検証が行われなければならないはずだが、それも消えた。

 それにつけてもあの少年を救うことが出来なかったのか、残念でならない。学校を休み、殺されるかもしれないというシグナルを出し、殴られて傷を負っていたにもかかわらず大人たちは救いの手を差し伸べなかった。殺され方がISテロ組織と似ていて猟奇的であることを強調するメディアもあるが、そんな問題ではなかろう。今回の事件を通じても、メディアの劣化をより一層感じざるを得ない。

 もう3月。三寒四温のこの季節、温かい日が待ち遠しい。

★脈絡のないきょうの一行
ここのところ、北海道は荒天つづき。お見舞い申し上げるとともに、ご注意を。

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