かろうじてそれに触れると思われるのは、同定款17条の評議員会の審議事項のなかに「その他、この法人の業務に関する重要事項で、理事会において必要と認めるとき」という規定があることだ。しかしこれは業務に関するもので、どう拡大解釈しても理事の解任や罷免を行えるとは読めない。
ところが、6月25日に理事会と並行して開かれた評議員会で〝緊急動議〟としてBさんの解任が提案されたのである。これは不可解である。解任や罷免の権限のない人が、解任提案の緊急動議を出したのである。
これをたとえるなら(最近はクレジットカードでOKだが)、お金のない人が買い物をするようなものだし、選挙権のない人が、選挙に行くようなものである。
これを強行した人たちは言うだろう。「選任できるのだから、解任もできる」と。これは暴論である。すでに触れたが施設長の解任は理事会(長)に権限がある。施設長は「理事長が任免する」と規定している。「任免」とは「任命と罷免」ができることを規定しているからだ。
もし評議員会に解任や罷免の権限があるとすれば、定款に施設長の規定同様に「評議員会が理事を任免する」と規定するはずだ。そうなっていないのは、社会福祉法の精神から前述したように「理事会のフリーハンド」を保障しているのである。が、すべてがフリーかというとそうでもない。一方で定款は「業務に関する重要事項」については、議論の対象と定めているからだ。
以上みてきたように、①本人不在の入院中の議決は社会的・道義的に許されない②定款の議決規定からも施設長の解任は不成立③理事(長)の解任も評議員会にはその権限がなく、無効――である。
今どき、こういう理不尽は珍しい。強行した理由をA法人はいろいろ言うかもしれない。理由があったのであれば、それは話し合いで決する事柄だ。社会福祉法は議決のハードルを高くしているが、それは法の精神からみて当然のことである。
9月18日に、地元市民を中心にこの事件の真相を求める「対策会議」が発足した。私も50年を超えるつきあいのあるBさんの友人の一人として、その会員に名前を連ねたが、相手が誰であろうとも理不尽を看過するわけにはいかない。(この項、終わり)
★脈絡のないきょうの一行
納付率が60%程度に低迷している国民年金。強制納付を強めるというが、どこかヘンだぞ。
評議員は誰が選ぶのかをBさんに問い合わせたが、行政もその問題に疑義をはさむことなく、ゆるやかに「あなたにお願いしたい」という形でその法人内で人選が進められたという。株式会社ではないから株を持っている人が選ばれるわけでもない。ていたらくに言えば〝身近な適当な人にやってもらう〟ということになろう。だとしたらこれでは、あまりにも緩やかすぎる。
そこで、もしやと思い社会福祉法を初めて紐解いてみた。正解だった。それを読みながら私は、自分の「社会福祉」に関する考えがいかにいい加減であったかを思い知らされた。
同法1条は、「目的」として「この法律は、社会福祉を目的とする事業の全分野における共通的基本事項を定め、社会福祉を目的とする他の法律と相まって、福祉サービスの利用者の利益の保護及び地域における社会福祉(以下「地域福祉」という。)の推進を図るとともに、社会福祉事業の公明かつ適正な実施の確保及び社会福祉を目的とする事業の健全な発達を図り、もって社会福祉の増進に資することを目的とする。」と述べていたのだ。
考えてみれば分かりきったことで、社会福祉法によって保護されているA法人はこの目的に沿った運営が求められているのだ。ズバリ、営利ではなく社会福祉の健全な発展を目的としたものである。したがってこの目的に同意し、社会福祉に関心のある人は選挙などの手続きを経ることなく、理事や評議員になることができるのである。
確かにA法人の定款の『評議員の資格』の項目には「社会福祉事業に関心を持ち、又は学識経験ある者で、この法人の主旨に賛同して協力する者」とだけ規定している。これは確かに社会福祉法の理念にかなっている。
あわせて、営利に走ったり特定の個人の利益を規制するために、評議員の数は施設で働いている人(賃金を受けている人)の3分の1を超えてはならないし、定款には「その家族その他特殊の関係がある者が3分の1を超えて含まれてはならない」と施設利用者の家族などに関係ある人を制限しているのである。
この考え方は実に合理的である。「社会福祉の健全な発展」を目的とした法律に基づいて設立される社会福祉法人は,営利を追求することのない運営の在り方を定めているのだ。したがって、評議員はボランティアであるし、社会福祉に関する一定の知識や経験を持った人でなければ就任できず、選挙で選出するなどの規定は不要なのである。
前説(まえせつ)が長くなってしまって恐縮だが、評議員会が設置される理由と、その在り方を社会福祉法の立場から知っていただきたかったためである。その評議員(会)は、理事を選任することはできるが、「解任」の権限を有していないのである。
それは、施設の運営にあたって、営利を求めないことを前提とした理事(会)に、フリーハンドを持たせるための保障であり〝便宜〟でもあるのだ。前述した合理的に定められているというのはこのことである。したがって、社会福祉法人の理事(長)が解任されるような事態は、かつてどこの法人にもなかったと推測できる。(次回につづく)
★脈絡のないきょうの一行
米政策研究機関「外交問題評議会」が、北朝鮮空爆の可能性を提言。知恵がなさすぎる。
Bさんはこの規定の『利害関係者』に該当するから、議決には加われない。したがって、議決権が存在するのは理事6人中の5人であり、前出議事録を正しく記載するならBさんの施設長延期についての議決は、投票権モノはき5人だから「議長保留1、承認1、反対2、保留(書面)1」とするのが相当である。
この数は一目瞭然で、施設長の延長承認に賛成も反対も過半数の4に達していないことが分かる。この採決結果は、野球などのスポーツでいえば「引き分け」あるいは「延長線」であるし、マージャン用語を借りれば「流局」ということになる。すなわち、賛成、反対ともに過半数に達していないのだ。したがってこの議案については〝延長線〟はあり得ないので、議決不成立で『継続審議』あるいは『保留』が相当である。
ところが、議事録は施設長の延長について前出のように「承認1名、保留(書面)1名。承認賛成が1名のため否決された」と説明しているだけ。この項の冒頭で述べたが、私も完全にこの数字に騙された一人である。「賛成が1名だけだったら施設長延長を拒否されても仕方がない」と。ところが、定款に定めた施設長延長否決に必要な「過半数」に達していなかったのである。
この議事録は市当局に提出し、受理されたらしい(らしい、というのは市に未確認だから)。恐らく市の担当者も騙されたことと思う。こういう数字のまやかしが仮に許されるのなら、「反対2名、保留(書面)1名。承認反対が過半数に達せず、施設長延長の承認は可決された」と、議事録とは真逆の記載をすることも可能になる。実に恣意的で悪質な〝否決議事録〟としか言いようがない。提出された議事録は記載漏れというより議決の改ざんと断言できる。いやいや、これは犯罪だ。
したがって、Aさんの施設長解任は議決の上からも無効だが、こういう方法で出席した理事を愚弄し、行政をも騙すことを考えた人はすごいと思う。その知恵をぜひほかのところで活かしてもらいたいものだ。
施設長解任のインチキ性を述べてきたが、次は理事(長)解任問題である。こちらもまた、定款にない方法で解任を決めている。この説明も、社会福祉法の精神に立ち戻らなければならず、やや、複雑になるがご容赦願いたい。(次号につづく)
★脈絡のないきょうの一行
沖縄・辺野古新基地訴訟、想定通りの判決。権力(行政)と権力(司法)の合作、むべなるかな。それでも沖縄県民は闘う。
A法人は前述したように4つの施設を抱えており、それぞれの施設に長を置いている。Bさんはその一つの施設の長であった。各施設長の任免はA法人の定款第12条の2項で「理事会の議決を経て、理事長が任免する」と規定しており、理事会が任免権を有していることになる。
施設長の任命に関する事務的手続きがこの間あいまいになっており、65歳を超えたBさんを含む2人の施設長のそれまでの追認(確認)と、理事会が開かれた6月25日以降の施設長の延長承認(任命)をおこなうことが議案としてあげられており、後者の議案のとき、Bさんは不当にも拒否され解任扱いとなったのである。
理事会における議事の決し方について、A法人は定款で定めている。第9条7項で「理事会の議事は、法令に特別の定めがある場合及びこの定款に特段の定めがある場合を除き、理事総数の過半数で決定し、可否同数のときは、議長が決する。」としている。
そこで、Bさんの施設長の「任期延長承認議案」の議決についてだが、議事録には「承認1名、保留(書面)1名。承認賛成が1名のため否決された」と記載されている。延長について、賛成が1人しかいなかったから否決されて解任になった、というのである。この議決結果が市に報告され、Bさんは解任扱いにされたのである。
率直に告白するが、理事会で施設長の延長に賛成したのは1人だけだったのなら、入院中の社会的・道義的問題はあるが、それを別にしたら解任はやむを得ないな、と私は考えていた。ところが、A法人の定款を改めて精査してみると、そうではないことが分かったのである。この採決結果の数字に誤りはないのだが、結果に対する評価が誤謬に満ちているのだ。いや、意図的に議事録を改ざんしていたのだ。
賢明な方ならお気づきだろう。議事録の表記に重大なものが欠落していることを。そう、施設長の延長承認に反対した人の数が記載されていないのだ。
A法人の理事の定数は、社会福祉法にもとづいて6人となっている。6人の過半数は4人であることは小学校の低学年でも理解できる。議決が行われたこの日、理事のお一人は体調不良で欠席、施設長延長に関する議決について、この理事の扱いは「保留」となっている。Bさんも入院中で欠席し、事前に文書でもう一人の施設長も含めて、延長に賛成であることを表明している。
そこで、ここからが問題だ。この日の理事会の出席者は4人であった。出席者の意思をつぶさにみてみると、「議長保留1、施設長の延長に反対2、賛成1」となるのである。(以下次回につづく)
★脈絡のないきょうの一行
民進党・蓮舫執行部の幹事長に前首相の野田佳彦氏。曰く、蓮舫の名前にちなんで蓮(はす)の根っこ「レンコンになる」と。気をつけて! レンコンにはアナがある。
今回のテーマとは若干外れるが、この6月25日という日は、隠されたもう一つの悪質な意図があった。Bさんが勤めている施設では、夏の一時金の支給規定が「7月1日在籍者」となっているという。6月中に解任すれば一時金を支給しなくてもよい、という考えが働いていたのだ。一時金を支給しないようにするための〝いやがらせスーパー悪質解任〟であった。
本題の人権蹂躙問題にもどろう。そもそも社会福祉法人は弱者救済を精神とした仕事をしている。その立場からこの解任を見てみると、病気入院中という弱者を本人が出席できない状態で強行するという、本来の自らなすべき姿と矛盾することをやったのである。社会福祉法の精神を踏みにじり、自らの仕事を否定するようなことをやってのけた、すなわちA法人は弱者をいじめたのである。
理由はどうであれ、それへの弁明さえできない状況のなかでの解任は、社会的・道義的に断じて許されるものではない。深刻なのは、障がい者施設の運営に携わっている人たちが、入院中の弱者を違法・無法な方法で解任したという点である。人権を守るべき人たちが、白昼堂々と人権蹂躙を行ったことである。
これはもう集団的いじめであり、集団的パワハラである。私は敢えて、Aさんの解任に立ち会い、解任に賛成した人たちに問いたい。「あなたに、障がい者施設の運営を行う資格があるのですか」と。
解任の理由はいろいろとあるようだ。それらを百歩譲ったとしても、本人が入院中に解雇してしまうなどの乱暴は許されない。本人不在の「欠席裁判」の解任は、道義的に無効である。
もちろん、その場にいた全員が解任に賛成した訳ではない。当日の議事録を読んでみると、「本人のいないところでの解任はだめだ。本人が退院するまで保留にすべきだ」と一貫して主張した人もいる。(削除されたのかもしれないが)その意見に耳を貸す人はいなかった。「まず解任ありき」のマインドコントロールされた状態の人権蹂躙が、会議室に充満したのである。
解任強行を批判する人がいたにもかかわらず、「数の力」で押し切られ、それは通過した。ところがその内実は、目をおおいたくなるほどの誤謬に満ちていた。いや、誤謬という言い方ではなく「嘘で固められた解任」だった、というほうが正しいかもしれない。(次回につづく)
★脈絡のないきょうの一行
またまた三菱自動車で燃費データの不正発覚。度し難いこの体質、改善は無理なのか?
この障がい者施設は、ほかの3つの施設と合同で一つの社会福祉法人として登録され、市の認定も受けている。したがって社会福祉法が適用される事業所でもある。もちろん、それに基づいて運営されており、利用者の安全・安心を保障している。彼は、その法人の理事長も兼ねている。
以下、この社会福祉法人をA法人、解雇された理事長・施設長の友人をBさんと表記することにしたい。
まず解雇に関する労基法などの法令をみてみよう。労基法上は業務上の疾病にかかった労働者と出産休暇中の解雇制限を明記しているが、一般疾病については特段規制していない。しかし、解雇の濫用を防ぐために、「客観的に合理的な理由がなく、社会通念上相当と認められない場合は、その権利を乱用したものとみなす」という概念が設けられている。
それを簡略化したものに『整理解雇の4要件』と言われる最高裁が示したものがある。①人員整理の必要性②解雇回避努力義務の履行③被解雇者選定の合理性④手続きの妥当性――がそれであり、この4つが当てはまらない場合は解雇してはならないということであり、一般解雇にも準用される。
これらをBさんの解雇に当てはめたとき、詳細は省くがまったくの不当解雇としか言いようがない。ところがA法人は、解雇撤回の申し入れに対して、「解雇ではなく解任である」と言い張る。その理由を説明してくれないが、BさんはA法人の理事長を兼務しており、管理者側という認識をしているようだ。
この問題(いわゆるBさんの労働者性)について言えば、確かに理事長は管理者であるが、施設長には就業規則が適用され、賃金に関しても施設の給与規定が適用されており、年休や社会保険も他の職員と同じ扱いである。これはもう、れっきとした労働者である。
A法人は解雇ではなく解任である、と言い張ることで自分たちの瑕疵を糊塗しているのだ。この種の解雇問題について、千代田区労協に多くの相談が持ち込まれるが、解雇を「解任」と説明するケースは初めてであり、これは悪質としか言いようがない。
しかも、理事会で決まったからと入院中の本人に口頭で伝えただけで、文書による連絡・通告は3ヶ月も経ってからであった。さらに通常であれば、解雇予告手当を支給すべきであるがそれさえなされていない。無茶苦茶な労基法違反の不当解雇であると言わざるを得ない。(次回につづく)
★脈絡のないきょうの一行
二重国籍問題で、民進党党首選挙のやり直し論が浮上。こりゃまー、単なる蓮舫下ろしだね。
熊本地震の余震、1100回超え。被災者のみなさんの不安、推して余りある。
16/05/02
アメリカの大統領候補者選び、どうなるのかなー(単なるつぶやき)。
16/05/17
覚せい剤取締法違反容疑の清原和博元プロ野球選手の裁判が始まった。起訴内容を認めたという。子どもたちの夢を壊した罪は重い。
16/05/18
舛添都知事の政治資金流用釈明、すっきりしない。こりゃもう、参議院選挙と一緒に都知事選挙だね。
16/05/19
舛添都知事、こんどは政党交付金の〝ネコババ〟報道。末期症状だね。
16/05/20
舛添都知事、政治資金9万円で和菓子購入。ネタに事欠かないこの人、単なる吝嗇(りんしょく)家だね。
16/05/20
今春卒業の大学生の就職率(4月1日時点)は前年春より0.6ポイント上昇(時事通信)。喜ばしいことだが、生活は大丈夫か。
16/05/30
中止なら分かるが経済策の失敗を〝国際経済〟のせいにして、消費税増税2年半延期? フザケルナ。
16/05/30
野党、内閣不信任案を提出。虚々実々の国会運営。うんざりするね。
16/06/02
北海道の男児不明事件。まるで神隠し。どうしたことだろう。
16/06/08
舛添東京都知事、いよいよ死に体。それでも続ける? そりゃゾンビだよ。
16/06/09
中国海軍とロシア軍の艦艇が接続水域に接近(防衛相)。出来過ぎており、ヤラセっぽいなー。
16/06/11
インドで1時間に平均17人が交通事故により死亡、という報道。昨年の死者数は14万6133人。絶句。
16/06/14
13日に財務省と内閣府が発表した2016年4~6月期の法人企業景気予測調査によると、悪化している(時事通信)。これも目が離せない。
16/06/14
あの野中広務氏が自民党復党。なぜ? は尽きない。ヘン。
★脈絡のないきょうの一行
政府、外国人労働者の受け入れ拡充を検討(毎日新聞)。その前に、国内労働者の雇用問題を解決しろよ、と言いたい。
「保育園落ちた!」も深刻だが、「特養(ホーム)落ちた!」はもっと深刻。政治の貧困、止めなければ。
16/04/06
ニューヨーク外国為替市場で円急騰。アベノミクスの化けの皮がますます剥がれてきたぞ。
16/04/09
バトミントン選手も違法賭博汚染。プロ野球といい、アスリートのメンタル面に問題があるのでは?
16/04/11
G7外相が、広島の平和公園を訪問。原爆の実相をしっかり見て、核廃絶に活かしてほしい。
16/04/13
TPP批准審議、秋に先送り(読売)。またウソを並べ立てる、選挙対策かい?
16/04/13
日本の最も所得の低い層の所得は中程度の所得層の4割で、一般的な子育て世帯の所得の半分にも満たない(国連児童基金報告書)。格差は広がるばかりだ。
16/04/19
六大学野球、東大が明大に12年ぶりの勝利。ヤッタネ、おめでとう!!
16/04/22
NHK昼のニュース、国産ステルス機の初飛行を自慢げに流していた。大地震で苦しむ人がいるなか、無神経さにハラが立つ。
16/04/22
あほ、と違うかおおさか維新の会。同党の足立康史衆院議員が民進党議員を「あほ」などと中傷した問題で、謝罪など必要ない、と強弁。すごいなー、そのアホさ加減。
16/04/25
東京五輪の新エンブレムが決まったらしい。今度は大丈夫かな……。
16/04/27
年間3万人に達する孤独死(昨年度内閣府調査)。自殺者も同数程度だが、これらの対策は聞かない。
16/04/28
「パナマ文書」に記載されているタックスヘイブン(租税回避地)の法人・個人名が近く公表される見込み(TBS)。おそらく、ヤツは入っている。
16/04/29
熊本県で地震による危険家屋が9994件に(同県調査)。住む場所が奪われては復興もない。厳しい現実に政治はどうする。
★脈絡のないきょうの一行
北朝鮮で、豪雨による被害が広がっているという。政治は政治、災害支援は災害支援。緊急な被災者支援、必要ではないのか。
帯広で雪に埋もれた車内で男性が死亡。排ガスが車の中に流れ込んだとみられるが、他人事ではない。
16/03/03
安倍首相、国会で「改憲」正式発言。それも今度の参議院選挙後に。護憲派の運動強化が求められる。
16/03/04
北朝鮮の金正恩第1書記が、「核弾頭をいつでも使えるよう準備しておく必要がある」と指示したという(CNN)。この国の終わりの始まりだ。
16/03/04
厚労省によると今年1月の実質賃金は0.4%増えたという。実感はない。
16/03/07
消費税増税の実施時期の延長議論、早い話しが選挙目当てでしょ。「延長した」と恩を売って票をかすめ取ろうという作戦。ミエミエだね。
16/03/13
安倍首相、野党共闘の前進に「民共勢力との戦い」などと反共攻撃に躍起。断末魔にしては早すぎる。
16/03/14
民主党と維新の党の合流後の名前は「民進党」。民主主義を進める。まあまあかな。
16/03/15 11315
民進党の名、想像以上に悪評(産経新聞)。昔、新進党というのがあったことも影響か?
16/03/16
アメリカのコロンビア大教授のジョセフ・スティグリッツ氏が、来年の日本の消費税増税を先送りすべきだと提言(毎日新聞)。識見である。
16/03/18
北朝鮮、弾道ミサイルを発射。ますます世界から孤立する。北朝鮮の市民が可愛そうだ。
16/03/18
米大統領選挙の候補者・トランプ氏のケイタイ番号など個人情報を国際ハッカー組織が公表。少々やり過ぎでは?
16/03/22
防衛大学卒業生の任官拒否、昨年の2倍に。入学時にはなかった「戦争法」が影響していることは明らかだ。
16/03/24
米大統領候補として活躍しているトランプ氏、ISに対する核兵器使用を否定せず。ISと同じくらい過激だね。
16/03/26
プロ野球開幕。昨夜、東京ドームの近くにあるこの事務所周辺は、夜遅くまで賑わっていた。ペナントレースが楽しみだが、よもや「賭け」はないだろうね。
★脈絡のないきょうの一行
新たな台風、13号が発生。矢継ぎ早の台風襲来が、何かを予見しているのでなければいいが…。
困ったもんだ、甘利前経産相への「潔い論」「被害者論」の広がり。50万円をその場でポケットに仕舞い込んだ人なんだけどねー。どこが、と聞きたい。
16/02/02
甘利ポケット献金疑惑、追及する野党と検察の鼎(かなえ)の軽重が問われる。
16/02/04
甘利の「甘」の字の上の部分「廿」を取り去ると、「口利」(くちきき)になるね。笑。
16/02/09
台湾地震によるマンション倒壊。手抜き工事の可能性大だという。だとしたらこれは殺人だ。
16/02/11
原子力規制委員会、原発事故後に福島県内設置の放射線監視装置(モニタリングポスト)配置を見直す(減らす)方針。住民の健康軽視ではないのか。
16/02/16 11302
ポケット献金疑惑の前甘利大臣の元秘書が、口利き報酬として高級車を要求している肉声が露呈。こりゃまー、あれだね。やくざだね。
16/02/17
大学新卒者採用、7割が「解禁」前に面接(時事通信)。スタート前から仁義なき戦い。
16/02/18
民主党と維新の党の合流、先送り(朝日新聞デジタル)。〝生い立ち〟の違うもの同士の合流そのものが難しいのではないのかなー。
16/02/19
自民党法務部会の会長が、国会で「黒人は奴隷だった」発言。この党ならではだし、この人だったら頷ける。ひどいね。
16/02/27
民主党の鈴木貴子衆院議員(鈴木宗男元議員の娘・民主党の北海道比例区で当選)が、離党届を提出。自民党へ移籍という報道も。娘も仁義なしかい?
16/02/28
民主・維新の合流に「野合だ」と自民党。公明党と野合しているアンタに言う資格はない。
★脈絡のないきょうの一行
アフリカに2兆円の大盤振る舞い。国内では14000億円の社会保障費削減案。狂っているぞ。
「きょうの一行」総集編、今年1月から6月の分を掲載。しばらくおつきあいください。
16/01/01
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
16/01/04
大騒ぎしていた「マイナンバー」、このところ音沙汰ないが、どうしたのかなー?
16/01/05
築地市場で200㌔のまぐろ1匹・1400万円。高いか安いか、行き過ぎか?
16/01/07
北朝鮮、水爆実験を強行。そのやり方は日本の安倍首相と似てるなー。
16/01/10
「水爆実験は自衛的措置」(北朝鮮)。いきなり相手を殴っておいてそれは詭弁だ。通用しない。
16/01/12
中国株急落。どうするニッポン、どうするアメリカ。
16/01/17
SMAPの解散騒動、つまるところカネがらみじゃないの?
16/01/17
若者たちの未来を奪った軽井沢のバス横転事故、会社の法令違反が次々と。死んでからでは遅すぎる。
16/01/19
お年玉年賀はがき、なんと切手シートがかつてなく12枚もアタリ。幸先いいことか、それとも今年の運を使い果たしたか(笑)。
16/01/20
マイナンバー通知カード未封入の苦情続出。無理しないで傷が深くなる前に中止したら、安倍さん。
16/01/21
大相撲初場所、琴奨菊が白鳳を撃破して全勝堅持。すもうが面白くなってきた。
16/01/22
甘利明経済再生担当相の金銭疑惑、あと1週間以内に説明責任果たす? 怪しいなー。
16/01/29
フィリピン訪問の天皇夫妻。ここでも平和への祈念は総理大臣より数段上が示された。
★脈絡のないきょうの一行
きょうは防災の日。いのち守る行動、何よりも優先させたい。