ヘボやんの独り言
02« 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31.»04
スポンサーサイト 
--/--/-- [--] --:--:-- » E d i t
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 *  TB: --  *  CM: --  * top △ 
2016/03/26 [Sat] 10:42:03 » E d i t
 教科書会社の帝国書院が、沖縄の基地をめぐる問題の表記で異常な誤記があった。一昨日来、その記述を変更するような報道が見られるが、検定で合格したことも異常である。政府の都合のいいことは事実関係が間違っていても検定を通すというその体質が問題だ。

 「教科書検定」という作業そのものが、いかに恣意的に行われているかを露呈した一件であり、「検定をやめよ」という私たちの要求の正当性も明らかになった。この問題を考えてみたい。出典が少々古くて恐縮だが、以下、琉球新報の社説が実によく整理されており、紹介したい。

                           ◇=◇=◇
<社説>基地めぐる誤記述 教科書内容を即刻改めよ
琉球新報 2016年3月19日


 あまりに事実と懸け離れた記述だ。検定で合格すること自体にわかに信じ難く、憤りさえ覚える。

 文部科学省が来年春から主に高校1年生が使う教科書の検定結果を公表したが、帝国書院の「現代社会」は「県内の経済が基地に依存している度合いはきわめて高い」と記述していた。事実誤認も甚だしい。不勉強な執筆者に執筆の資格はない。

 沖縄の基地関連収入が県経済に占める割合は復帰直後の1972年は15・5%だったが、その比重は大きく低下し直近(2012年度)では5・4%にすぎない。

 そうした説明は官民のあらゆるレベルで繰り返されてきた。基地は経済発展の大きな阻害要因であることはもはや常識だ。一部インターネットなどにはまだ「沖縄は基地で飯を食っている」といった虚言が流布するが、その類が教科書にもあったとは驚くしかない。

 冒頭の記述の前には「日本政府も、事実上は基地の存続とひきかえに、ばくだいな振興資金を沖縄県に支出しており」とある。これも明らかな事実誤認だ。「基地と振興はリンクしない」とする政府見解とも相いれない。

 国庫支出金と地方交付税交付金を合わせた国からの財政移転額は13年度で沖縄は全国14位。人口1人当たりでは6位。歴史上、ただの一度も1位になったことはない。県民経済計算で見た1人当たり公的支出額は15位(12年度)だ。

 執筆者に「沖縄には他の46都道府県にはない上乗せ分の振興予算がある」といった誤った知識があるのは間違いない。

 「アメリカ軍基地が移設すると、あわせて移住するひとも増えると考えられており、経済効果も否定できないとして移設に反対したいという声も多い」に至ってはもう意味不明だ。経済的利点が大きいので普天間飛行場の存続を望む声が多い、とでも言いたいのか。

 教科書が教師や生徒、ひいては世論に与える影響を考えると、一連の記述の誤りは非常に深刻だ。沖縄の基地経済や財政依存度、米軍抑止力の神話など、さまざまな誤解や偏見の払拭(ふっしょく)を図る関係者の努力に水を差すものだと言える。

 帝国書院は一連の誤りを全て修正すべきだが、いったい何を根拠に書いたのか。執筆者は教科書会社と共に明確に説明すべきだ。誤った記述に何らの検定意見も付けなかった文科省の責任も重大だ。
                           ◇=◇=◇

★脈絡のないきょうの一行
プロ野球開幕。昨夜、東京ドームの近くにあるこの事務所周辺は、夜遅くまで賑わっていた。ペナントレースが楽しみだが、よもや「賭け」はないだろうね。

スポンサーサイト
2016/03/24 [Thu] 16:42:14 » E d i t
 亡霊がまたまた出て来た、という観である。日本共産党に対して政府が破防法の対象組織としていることを、鈴木貴子衆議院議員の質問に回答した問題だ。質問をした方もした方だが、回答も事実と歴史を踏まえていない。この人たちは、『野党共闘』に怯えているとしか言いようがない。

 まず質問した方。野党共闘について鈴木議員は共産党が入っているのは承服できない、として民主党を離党した。その後、自民党に行くのではないかという憶測がメディアに流れたが、同議員は北海道の比例区で民主党から選出されており、〝議席を返すべきだ〟という世論があり、無所属にとどまっている。鈴木議員は知る人ぞ知る、あの鈴木宗男氏の娘だ。

 鈴木宗男氏は、『鈴木宗男事件』と言われるほど少なくない疑惑をかかえ、有罪判決をうけている。これらは「ムネオハウス事件」「国後島発電施設事件」「やまりん事件」「島田建設事件」「イスラエル学会事件「政治資金規正法違反事件」「モザンビーク事件」――の7つの事件を総合して表記されるものだが、詳細を述べる紙数がないので割愛するが、国会でこの事件の追及の最先鋒にいたのが共産党だった。

 そのウラミを晴らすために娘を利用したのではないか、とも思える今回の質問だ。

 何故、今頃これを持ちだしたのか。理由ははっきりしている。野党共闘の分断をねらったのである。共産党が破防法の対象組織であることを当局に言わせることで、その他の党の動揺を誘ったのだ。野党共闘から〝共産党剥がし〟をする「道具」として使ったことは明白だ。その先に、褒賞として鈴木貴子議員の自民党入りも透けて見える。

 報道も見過ごせない。3月23日付け産経新聞は「公安調査庁が毎年公開している『内外情勢の回顧と展望』では、オウム真理教などと並んで共産党の動向を報告。」と述べ、オウム真理教と共産党を同列視して〝危機感〟を煽っている。

 共産党は政府の答弁書について、「悪質なデマである」として抗議の声明を出している。政府の言う「暴力革命」を否定、そのような方針をとったことはない、と、している。さらに、「今回の答弁書は憲法が保障する結社の自由に対する重大な侵害」であると批判している。

 選挙が近づくと、必ずと言ってよいほどこの種の共産党攻撃=反共攻撃が顕在化する。それは時の政府や与党が危機感を感じているからにほかならない。共産党への誹謗中傷、旧態依然とした反共攻撃は野党共闘・国民共闘をあの人たちが恐れていることを物語っている。彼らの〝期待〟に応えて、野党共闘で選挙戦を勝ち抜くしかない。

★脈絡のないきょうの一行
米大統領候補として活躍しているトランプ氏、ISに対する核兵器使用を否定せず。ISと同じくらい過激だね。

政治問題 *  TB: 0  *  CM: 0  * top △ 
2016/03/22 [Tue] 14:31:31 » E d i t
 昨日のテレビニュースは、寝台特急「カシオペア」の札幌からの最終便が上野駅に到着し、その模様を華やかに伝えていた。その一方で、17日にはすでに紹介した「スーパーひたち50号」の撤去が始まった。両方とも「さよなら」だが、後者は寂しいものがある。とりあえず、以下。

                           ◇=◇=◇
朝日新聞デジタル
スーパーひたち、撤去始まる JR常磐線・原ノ町駅
2016年3月17日13時36分


 震災発生時、4両編成の特急用「651系」は同駅に停車中だったが、津波や原発事故の影響で前後の区間が不通になった。以来5年間、駅構内に留め置かれていた。
 午前10時半、雨風で傷んだ車両の状態を作業員が点検。1両ずつ慎重にクレーンでつり上げて、大型車両に載せた。すでに14日から撤去が始まっている普通車両用「415系」4両とともに、郡山市の郡山総合車両センターに運ばれ、今後解体される予定だという。
 常磐線は、原ノ町駅から北約20キロの相馬駅までの間は再開しているが、南約46キロの竜田駅までは原発事故などの影響で不通だ。国は2019年度中の全線再開を目指している。(遠藤啓生)
                           ◇=◇=◇

 朝日デジタルには写真がついているが、紹介出来ないのが残念。3月11日に訪ねたときの角度を変えたものを紹介しよう。

【その1】
DSC00223.jpg

【その2】
DSC00218.jpg

【その3】
DSC00221.jpg

 この車両の撤去によって、東日本大震災による東電福島第1原発事故の〝生き証人〟が一つ消えることになる。残念だが致し方ないところか。

 スーパーひたちは、昨年(15年3月13日)まで運行されていたが、ダイヤ改正で「特急」となり廃止されている。「50号」は、原ノ町駅に留め置かれていたが、他の車両を運用して「スーパーひたち50号」として動いていた。いわば、〝代行運行〟である。昨年3月のスーパーひたちの最後の模様が、ユーチューブにアップされている。参考まで。
https://www.youtube.com/watch?v=a2a5euVj5YU

 それにつけても、寂しいネ。

★脈絡のないきょうの一行
防衛大学卒業生の任官拒否、昨年の2倍に。入学時にはなかった「戦争法」が影響していることは明らかだ。

災害問題 *  TB: 0  *  CM: 0  * top △ 
2016/03/18 [Fri] 19:30:41 » E d i t
 2日目は、冒頭に述べた原ノ町駅の「スーパーひたち50号」を訪ねたあと、福島第一原発から至近距離となる国道6号線を走った。線量計は2台使った。

 国道6号の福島県・双葉町-富岡町間(約14キロ)は、原発事故以来、通行禁止になっていたが、14年9月15日に全面開通した。この開通は納得できず、実際の線量を調べるために、14年9月21日、15年11月20日、そして今回16年3月11日に現地を走った。なお、常磐高速道路は、15年3月1日に全面開通している。

 まず線量の許容量をおさらいしよう。
                              ◇
                       【放射線の許容量について】
 世界基準は、年間1m㏜(ミリシーベルト)となっている。したがって、
 1m㏜は1000μ㏜(マイクロシーベルト)だから、
 1000μ㏜÷365日=2.74μ㏜(1日の許容線量)
 2.74μ㏜÷24時間=0.114μ㏜(1時間の許容線量)
                              ◇
 ちなみに東京の線量は、どうなっているか。「東京都健康安全研究センター」(http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/)が都内8ヶ所にモリタニングポストを設置し、放射線測定結果を公表している。それによると、通常は0.03~0.04μ㏜/hとなっている。

 この線量数値に、噛みついたのが丸川珠代環境大臣だ。今年の2月7日に松本市で開かれた講演会で、「そういう人たちが騒いだ中で、何の科学的根拠もなく時の環境大臣が決めた」ものだ、と発言し物議をかもした。

 下の写真は、最初14年9月21日に測ったものと、今回16年3月11日に測ったものを比較したもの。全体として下がってはいるが、許容量をオーバーしている。

20線量調査結果

 原発から一番近い場所、夫沢(おっとざわ)は、目を覆いたくなるほどの高線量だ。これでは健康が蝕まれてしまう。この区間の主要交差点に、避難地域に人が入らないよう監視するため、警備に立っている人がいる。この人たちは、マスクはかけているが防護服は全く身に着けていない。

 私たちのように、調査のために短時間通るだけならいいのだろうが、警備によって長時間放射線にさらされれば、被曝による健康被害者が出るのではないか、そんな心配をした。

 少なくとも、この周辺は、以前と同じように全面通行禁止にすべきだと思う。ここの開通も常磐高速道路の全面開通と同じように、「完全にブロックしている」という首相の発言に基づいているのだろうが、国民の健康を考えるべきだと思った。

 以上が5年目を迎えた被災地の報告だが、「未だ復興せず」が実感であった。(この項終わり)

★脈絡のないきょうの一行
米大統領選挙の候補者・トランプ氏のケイタイ番号など個人情報を国際ハッカー組織が公表。少々やり過ぎでは?

災害問題 *  TB: 0  *  CM: 0  * top △ 
2016/03/18 [Fri] 15:57:28 » E d i t
 名取市に入る少し手前、仙台市若林区に共同墓地があった。そこは荒れ果て、墓石が散乱していた。よく見ると、お骨だけは撤去されているようだ。しかし、それ以外は手が付けられない状態となっていた。阪神淡路のときもそうだったが、お墓の整理は一番あとになるのだろうか。「亡くなった人より、生きている人」優先は当然だが、荒れ放題のお墓は悲しいものがあった。

【荒れ果てた墓地/仙台市若林区】
17共同墓地

 震災直後に入った亘理町と現在は様相を一変していた。下の写真を見ていただきたい。

【同じような場所からの写真】
110416亘理

160310亘理

 2年前に来たときは、家屋の建設はなかった。今回は写真のように建設が始まっていた。かさ上げをしたわけではない。震災時と同じ場所への建築だ。かさ上げの建物は液状化などが心配だが、同じ場所への建築も忸怩たるものがある。

 そこに住んでいた人にとってはベストの判断なのだろうが、心配は残る。近くの堤防を高くする工事は進んでいたが、それを前提にした建築なのか。この撮影場所のすぐ後ろは名取川の堤防だ。ほぼ河口に位置するが、その周辺を高くする工事は相当な労力を要する。

 ここから1㌔ほど海よりに港がある。魚介類が水揚げされる場所だ。船が入る場所は荷揚げをしなければならないので、高くすることはできない。津波が発生した場合、この港から水が押し寄せるのではなかろうか。そのときどうなるのか、危ぐは尽きない。

★脈絡のないきょうの一行
北朝鮮、弾道ミサイルを発射。ますます世界から孤立する。北朝鮮の市民が可愛そうだ。

災害問題 *  TB: 0  *  CM: 0  * top △ 
2016/03/16 [Wed] 17:56:15 » E d i t
 名取市閖上の日和山からの光景を見ていただきたい。高さは10㍍足らずで、階段を少し登ると〝山頂〟に着く。山というより高台で、海が見通せる。おそらくその名のとおり「日和」を見るために利用されてきたのだろう。

 この山自体は「湊神社」と「富主姫神社(とみぬしひめじんじゃ)」の敷地になっているようだ。二つの神社がどういう関係か調べてはいないが、震災前から碑は建っていたようで、震災直後の写真にそれが見える。写真はその碑に寄りかかるように、流されてきた家屋が横たわっている。(※注・震災直後の写真は仙台市の佐藤康雄氏提供、直後の3月28日に撮影したもの)

【日和山〝山頂〟からの様子1】
11名取市閖上・日和山

 当時の地元新聞「河北新報」に、震災直後にこの周辺を取材した記者がレポートを寄せているが、この家屋付近で遺体が見つかったという。さらに、周辺の道路には自家用車が押し潰され、複数の遺体を見たという。

 名取市の大震災による犠牲者は1000人を超える。そのうちの75%がこの閖上地区に集中している。ゼロメートル地帯の悲劇である。

【日和山〝山頂〟からの様子2】
12名取市

【日和山〝山頂〟からの様子3】
13名取市

 ②の写真は山から内陸方面を、③はその逆で海側方面を写したものである。がれきが撤去されただけで、住宅の建設は皆無である。③の写真の人物は捜索にきた自衛隊員だと思われる。

 この日和山には10日に行ったが、翌日の準備だろう周辺は賑やかだった。15分程度の滞在だったが、参列者が途切れることはなかった。この場所は高台で目立つためだろうか、被災地の代表格ともなり、テレビでは必ずと言っていいほど出てくる。

 土盛り工事が進められていた。そのためだろう、ダンプカーが次々とやってくる。そのために一般車は規制され遠回りしなければならない。前回来たときに、土盛りの高さを示す表示板を見たがそこまでカサ上げするのだろう。

【ダンプが激しく行きかっていた】
14名取市日和山工事車

 その上に家屋を作る計画なのだろうが、果たしてそれで強固なまちができるのだろうか。土盛りした部分の地質は当然柔らかくなる。その上に建つ家屋もまた不安定にならないのか。液状化は起きないのか、心配ではある。

★脈絡のないきょうの一行
アメリカのコロンビア大教授のジョセフ・スティグリッツ氏が、来年の日本の消費税増税を先送りすべきだと提言(毎日新聞)。識見である。

災害問題 *  TB: 0  *  CM: 0  * top △ 
2016/03/15 [Tue] 13:57:19 » E d i t
 震災直後には訪ねていないが、この石巻市立大川小学校のことに触れないわけにはいかない。

 「2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に伴う津波が地震発生後およそ50分経った15時36分頃、三陸海岸・追波湾の湾奥にある新北上川(追波川)を遡上してきた。この結果、河口から約5kmの距離にある同校を襲い、校庭にいた児童78名中74名と、教職員13名中、校内にいた11名のうち10名が死亡した。スクールバスの運転手も死亡している。」(ウィキペディア)

 これが当日の概要と被害だが、この時の全児童数は108人だったというから、実に68.5%が犠牲になったことになる。「どうして逃げなかったのか」といいう疑問は遺族のなかに渦巻いた。

 その問題を突き詰めようと2012年12月、この惨事を検証する第三者検証委員会が設置されて調査が行われたが、その報告に対して目新しい情報もなく、生存者の聞き取りも行っていないなどの批判が噴出した。

 その報告を不満として、あくまでも真実を知りたいという児童23人の遺族が14年3月10日、宮城県と石巻市に対し総額23億円の損害賠償を求める民事訴訟を仙台地方裁判所に起こしている。

【大川小学校/いくつかをまとめた】
08大川小学校

 校舎は残されたままである。グランドの片隅に慰霊碑が建っている。碑にはこの地域で津波によって亡くなった人の名前が刻んである。もちろん児童の名前もだが、8歳、9歳と書かれたそれは涙を誘う。裁判の進捗状況に目が離せない。子どもを亡くした親の気持ちはいかほどか。心が痛い。

 石巻市の市街地から少し離れた、港寄りに位置する日本製紙に足を運んだ。最初に訪問したとき、周辺はヘドロ状態で臭いもひどかった。いわゆるあのヘドロの臭いである。ところが現在は見違えるほどに整備されている。しかし紙庫があったと思われる場所は、がれきが撤去され広場になったままだ。

【石巻市・日本製紙】
09石巻日本製紙

【上記写真の反対側。すっきりし過ぎ?】
10160310石巻日本製紙

 これで復興した、と言えるのだろうか。日本製紙といえば大企業で、被災1年後に訪ねたときは煙突から煙が出ていた。煙は操業中の証しでありほっとしたものだ。ところが5年を経た現在でも、煙は複数の煙突から上がっていたものの、周辺はお世辞にも元に戻ったとは言えない。

 このあたりはやっと復旧した、程度ではなかろうか。復興への道は遠いと言えそうだ。

★脈絡のないきょうの一行
民進党の名、想像以上に悪評(産経新聞)。昔、新進党というのがあったことも影響か?

災害問題 *  TB: 0  *  CM: 0  * top △ 
2016/03/14 [Mon] 15:50:53 » E d i t
 大震災後、私が石巻市に入ったのは高速道路が使えるようになった、11年4月16日のことだった。1ヶ月余のこの時期、ガレキなどは手つかず状態だった。道路は車がやっと通れる程度で、商店街は閑散としており人の気配は感じられなかった。

【商店街の様子】
06石巻

 5年目の現地は、ガレキが撤去されてはいたものの時間(早朝9:30頃)が早すぎたこともあるかもしれないが、人通りはなかった。が、看板を掲げ営業を始めた店もあり、復興は遅々としているが進んでいるといえる。が、住民が戻らない限りホンモノにはなりえない。

【撤去が済んだだけ】
07石巻

08石巻

 上記2枚は、河口に近い門脇町だ。きれいさっぱりガレキがなくなり、「定点」を探すのに苦労した。①の根拠となったのは右下の黄色のポールだ。これはカーブミラーで場所を確定することができた。写真の右手すぐに旧北上川の河口があり、家屋の建設が禁止されているのだろう、ご覧のとおり〝広場〟になっている。

 ②は河口まで見通せるほどきれいになった。2年前に来たときは、まだ建物があり見通せなかったが、その建物も撤去されたのだ。文字通り平地になっていた。ここに到るまで5年。かつての町並みを取り戻すにはあと何年かかるのだろうか。

★脈絡のないきょうの一行
民主党と維新の党の合流後の名前は「民進党」。民主主義を進める。まあまあかな。

災害問題 *  TB: 0  *  CM: 0  * top △ 
2016/03/13 [Sun] 19:47:44 » E d i t
 あれから5年。〝定点観測〟を目的としながら10、11日に被災地を訪ねた。その報告をしたい。しばらくおつきあい下さい。

 時間の止まった列車があったとは、この記事を見るまで知らなかった。その南相馬市の原ノ町駅の「スーパーひたち50号」に会いに行った。とりあえず以下。

                           ◇=◇=◇
5年前のスーパーひたち、駅に止まったまま
写真・文 林敏行
朝日新聞デジタル 2016年3月4日12時20分


 福島県南相馬市のJR常磐線・原ノ町駅。5年前の3月11日、午後3時9分発の上野行き特急「スーパーひたち50号」が、今も止まっている。雨だれの跡や大きなさびで、4両編成の白い車体はくすんで見える。

 取り残されたのは、常磐線の一部が、東日本大震災による津波や原発事故で、再開できないためだ。原ノ町駅から南46キロの竜田駅までの一部は、帰還困難区域に指定され復旧が進まない。北側も、約20キロ先の相馬駅までは運転を再開したが、その先の一部が津波で不通になっている。

 今月中旬から、JR東日本はこの車両の撤去を始める。同社によると、同型車両の多くが運用を外れ、再び走るのは難しいという。(写真・文 林敏行)
                           ◇=◇=◇

【「ひたち」と請戸小学校】
18原ノ町駅

 「ひたち」は疲れ切った車体を横たえていた。5年間、風雨にさらされ色もくすんでいる。この車両を使うことはかなり難しく、近く撤去され廃車にするという報道もある。廃車ではなくあの大震災の〝生き残り〟として、食堂などの別の活用法がないものか、残念である。

【歩道橋からの「ひたち」】
スーパーひたち

 浪江町の請戸(うけど)小学校でも同じようなものを見た。許可を得て13年10月に訪ねたが、講堂の時計は津波が到来した時間に止まったままとなっていた(写真)。地震発生からほぼ1時間後だが、その「時」が間違いなく刻まれている。

 この請戸小学校の教室には、捜索に入った自衛隊員などが「がんばれ」のメッセージを黒板に書き込んでいた。これを永久保存するという。〝大震災を忘れない〟ためにも、「ひたち」も含めて、残してほしいと願うのは私だけだろうか。

★脈絡のないきょうの一行
安倍首相、野党共闘の前進に「民共勢力との戦い」などと反共攻撃に躍起。断末魔にしては早すぎる。

災害問題 *  TB: 0  *  CM: 0  * top △ 
2016/03/07 [Mon] 10:44:10 » E d i t
 最近話題の「保育園落ちた」ブログの全文は以下。痛いほど気持ちが伝わってくる。不覚にも、読んでいて涙が出てしまった。表現は過激だが、実に今の日本の政治の問題点を衝いている。こういう声を聞く耳持たぬ安倍政権は、妥当、いや打倒しかない。

                              ◇
 保育園落ちた日本死ね!!!

 何なんだよ日本。一億総活躍社会じゃねーのかよ。昨日見事に保育園落ちたわ。どうすんだよ私活躍出来ねーじゃねーか。

 子供を産んで子育てして社会に出て働いて税金納めてやるって言ってるのに日本は何が不満なんだ? 何が少子化だよクソ。

 子供産んだはいいけど希望通りに保育園に預けるのほぼ無理だからwって言ってて子供産むやつなんかいねーよ。不倫してもいいし賄賂受け取るのもどうでもいいから保育園増やせよ。

 オリンピックで何百億円無駄に使ってんだよ。エンブレムとかどうでもいいから保育園作れよ。有名なデザイナーに払う金あるなら保育園作れよ。どうすんだよ会社やめなくちゃならねーだろ。

 ふざけんな日本。

 保育園増やせないなら児童手当20万にしろよ。保育園も増やせないし児童手当も数千円しか払えないけど少子化なんとかしたいんだよねーってそんなムシのいい話あるかよボケ。

 国が子供産ませないでどうすんだよ。金があれば子供産むってやつがゴマンといるんだから取り敢えず金出すか子供にかかる費用全てを無償にしろよ。

 不倫したり賄賂受け取ったりウチワ作ってるやつ見繕って国会議員を半分位クビにすりゃ財源作れるだろ。まじいい加減にしろ日本。
                               ◇

 このブログのURLは以下。
http://anond.hatelabo.jp/20160215171759

 その後のツイートもすごい。以下、参考まで。
https://twitter.com/hoikuenochita

★脈絡のないきょうの一行
消費税増税の実施時期の延長議論、早い話しが選挙目当てでしょ。「延長した」と恩を売って票をかすめ取ろうという作戦。ミエミエだね。
政治問題 *  TB: 0  *  CM: 0  * top △ 
2016/03/04 [Fri] 16:34:05 » E d i t
 辺野古新基地建設問題で動きがあった。以下。

                           ◇=◇=◇
安倍首相、工事中止を指示=辺野古移設は変わらず
時事通信 3月4日(金)13時18分配信


 安倍晋三首相は4日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐる代執行訴訟の和解案受け入れを決めたことを受け、中谷元防衛相に対し、移設工事の中止を指示した。

 首相官邸で記者団に明らかにした。

 首相は「20年来の懸案である全面返還のためには、辺野古移設が唯一の選択肢との国の考えに変わりはない」と記者団に表明。その上で、今回の判断について「延々と訴訟合戦が続けば普天間の現状が固定化されかねない」と説明した。

 首相はまた、今後の対応について「司法判断が下された場合にはその判断に従い、沖縄県と協力して誠実に対応することで合意した」と語った。
                           ◇=◇=◇

 参議院選挙を意識したものであることは明らかだが、ひとまず一段落ではある。とはいえ裁判所の和解案を受け入れながらも、辺野古新基地建設に変更はないという。工事中止と、建設推進という真逆のことを言い繕うその神経は、ちょい異常を感じる。もっともそういう人なのだが……。

 この記者会見でやや不安なのは「司法判断が下された場合にはその判断に従い、沖縄県と協力して誠実に対応することで合意した」という発言だ。「司法判断」に含みを残したこのモノ言いは、「司法はオレの言う通りに判断してくれる」というふうにも置き換えられる。つまり、参議院選挙を前にして、とりあえずは和解に応じるが選挙後は知らない、と読み解くこともできる。

 辺野古新基地建設反対の闘いは、ひとつの峠を越えたがこれで決着がついた訳ではない。国が裁判所の和解案を受け入れる決断をしたのは、運動の成果の一つであることは間違いない。しかし、バックにアメリカという〝巨悪〟が控えていることを考えれば、予断は許されない。

 私たちの要求はあくまでも、辺野古新基地建設の断念・普天間基地無条件即時返還、である。

★脈絡のないきょうの一行
厚労省によると今年1月の名目賃金は0.4%増えたという。実感はない。

11310 「日本財団」 
2016/03/04 [Fri] 11:05:39 » E d i t
 前回のつづきだが、表題を変えた。「子供の未来応援基金」の運営・管理をしているのは「日本財団」で、この団体のことについて触れたいからだ。日本財団のホームページを開いてみると、「子供の未来応援基金」について以下のように記述している。

                              ◇
 日本の子どもの貧困率は一貫して上昇傾向にあり、今日では実に6人に1人の子どもが貧困状態にあるとされています。
 こうした深刻な状況を踏まえ、日本全体で子どもの貧困対策を推進すべく、平成27年4月より「子供の未来応援国民運動」が始まりました。日本財団は、国民運動推進事務局の一員として、内閣府、文部科学省、厚生労働省とともに、子どもの貧困対策の推進に取組んでいます。
 「子供の未来応援基金」は、この国民運動の一環として日本財団に設置されました。
 私達は、子どもの貧困対策を単なる「慈善事業」ではなく、日本国民全員にとっての「将来への投資」と捉え、民間のリソースを結集して、先進的な取組みを進めていきます。
 子どもの明るい未来の実現のため、皆さまのご協力を頂けますようお願い致します。
                              ◇

 言っていることはまともである。「子供の未来応援基金」は少子化問題と連動していることから、内閣特命大臣として位置づけられている少子化相の管轄下になるが、この財団のことを調べてみた。なんと、1962年にあの笹川良一さんが設立した「日本船舶振興会」を前身としていたのだ。

 同財団のホームページの〝自己紹介〟によると、1962年に日本船舶振興会を設立。あの笹川良一さんが初代会長に就任。95年に初代会長が亡くなり二代目として、あの曽野綾子氏が就任したあと、96年に「日本財団」として新たにスタート。2005年に笹川陽平氏が第三代会長に就任して現在に至っている。

 2011年に公益財団法人として認可され、それまで通称としていた「日本財団」を、正式名称とした。2012年に創立50年を迎え、現在のロゴマークなどを確立した。

 やや長くなったが、この間、東京オリンピックの協力、大震災時の救援活動、犯罪被害者支援などを行ってきているが、そもそもの成り立ちに疑問がある。日本船舶振興会は早い話しが、モーターボート競走の推進をしてきた団体である。

 初代の笹川良一会長は、「右翼、また政財界の黒幕として扱われ、マスメディアからは『右翼のドン』と呼ばれた」(ウィキペディア)人物である。二代目の曽野綾子氏もまた、〝右翼作家〟として名を馳せている。日の丸・君が代の徹底を求めたり、沖縄戦の「集団自決」はなかったなどの発言もハレーションを起こしている。この問題では、教科書からその記述を削除させる役割を果たしてきたとも言われている。

 そういう人脈でつくられた財団に、「子供の未来応援基金」の運営を委託していることに疑念を抱かざるを得ない。蓮舫氏が国会で追及した2億円を使って、集まった寄付は2000万円だったという話しは、胡散臭くて仕方がない。

 公益財団法人だから利益を出してはいけないのだろうが、2億円は日本財団に丸々転がり込んでいるだろうし、使途などを聞きたいものである。安倍政権が、こういうところとも繋がっているのは、実に怪しい。

★脈絡のないきょうの一行
北朝鮮の金正恩第1書記が、「核弾頭をいつでも使えるよう準備しておく必要がある」と指示したという(CNN)。この国の終わりの始まりだ。
政治問題 *  TB: 0  *  CM: 0  * top △ 
11309 根っこに水こそ 
2016/03/03 [Thu] 13:40:32 » E d i t
 花の咲かない木に、花の部分だけに水をやっても咲くことはない。その根っこに肥料や水を与えることで、花は咲く。以下。

                           ◇=◇=◇
「2億円以上かけて寄付は2千万円」 蓮舫氏が批判
朝日新聞デジタル 3月2日(水)20時8分配信


 子どもの貧困対策のために寄付を募る「子供の未来応援基金」をめぐり、民主党の蓮舫代表代行は2日の参院予算委員会で、費用対効果の悪さを指摘した。2億円以上の税金を使って呼びかけているのに、集まった寄付は約2千万円。蓮舫氏は「2億円を基金に入れれば良かった」と訴えた。

 基金は昨年10月に創設。集まった資金を子どもの支援活動をするNPOの支援などに充てる計画だ。政府はポスターの制作やフォーラム開催のほか、インターネット広報関連などで約2億円使ったが、寄付は今年2月現在で約1949万円しか集まっていない。

 基金を担当する加藤勝信少子化相は委員会で「(2億円は)広報のみではなく、国民運動としての広報・啓発活動として使っている」と釈明した。
                      ◇=◇=◇

 調べてみるとこの「子供の未来応援基金」は「日本財団」が管理・運営していた。率直に言ってびっくりだったが(その理由は後述)、これは無駄遣いに等しい。子どもの奨学金の問題について、きょうの毎日新聞「発言」欄で、奨学金問題について寺脇研さん(京都造形芸術大学教授)が「給付型に移行すべきだ」と主張している。

 紙数がないので詳細は紹介できないが、税金を投入して給付型(返済しなくてもいい)に変えるべきだというのだ。私も同感である。制度として運営することは、根っこに水をやることになるだからだ。

 前述の「子供の未来応援基金」は、国民からの寄付によってまかなうという。花に水をやるにしては少なすぎるし、これから集まる展望もなさそうだ。少子化対策の一環なのだから、国の事業として行うべきだ。それにつけても気になるのは、この基金の運営をしている日本財団のことだ。(次回につづく)

★脈絡のないきょうの一行
安倍首相、国会で「改憲」正式発言。それも今度の参議院選挙後に。護憲派の運動強化が求められる。

政治問題 *  TB: 0  *  CM: 0  * top △ 
2016/03/01 [Tue] 12:11:13 » E d i t
 この怒りはホンモノだ。2月9日の小ブログでも取り上げたが、高市総務大臣の発言に対する抗議の会見である。とりあえず、以下。

                           ◇=◇=◇
TVキャスターらが“停波”発言に抗議会見
日本テレビ系(NNN) 2月29日(月)18時25分配信


 田原総一朗氏らテレビキャスターが会見を開き、放送局が政治的公平性を欠く番組を繰り返せば放送法違反を理由に電波停止もあり得るとした高市総務相の発言に抗議した。

 29日、東京都内で会見を開いたのは、田原氏や鳥越俊太郎氏らテレビを中心に活動するキャスターやジャーナリスト。

 田原氏「断固これははね返さないといけない」

 鳥越氏「政権をチェックするはずのメディアが、マスコミやテレビや新聞などが、逆に政権によってチェックされている」

 岸井成格氏「(政権は)言論統制に進みたいという意図があると思われても仕方がない。(メディア側は)それについてキチッとしないといけない」

 また、コメンテーターの大谷昭宏氏は「ここで突っ張っておかないと視聴者にも影響が出る。危機感を共有していただきたい」と取材している報道陣にも呼び掛けた。
                           ◇=◇=◇

 鳥越氏の「政権によって(メディアが)チェックされている」という発言は実に重い。憲法21条は、集会・結社・表現の自由、検閲の禁止、通信の秘密について述べ「①集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。②検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。」としている。

 鳥越氏と岸井氏の発言はこの中の「検閲をしてはならない」という条項について批判したもので、拝聴に値する。高市「停波」発言は、言論・表現の自由だけでなく、検閲禁止事項にも違反するのだ。つまり、二重の意味で憲法違反である。

 あの発言のなかで高市総務大臣は、「政治的に公平であるべきだ」ということを根拠にして、そうでない放送については放送法や電波法について「停波」措置を講じるとしている。実はこの発言自体がおかしなものなのだ。

 そもそも放送や新聞の公平性というのは、たとえば選挙のときなど候補者の扱いについて、時間的公平や、新聞記事では同じスペースを使って報道することを指している。政党の政策や考え方についての論評は言論の自由の範疇であって、行政がとやかく口を出す筋合いではないのだ。

 それを引き合いに出して、政府や与党批判があたかも政治的公平ではないかのように取り繕っているところに、高市発言の悪質さがある。改めて、撤回を求めたい。

★脈絡のないきょうの一行
帯広で雪に埋もれた車内で男性が死亡。排ガスが車の中に流れ込んだとみられるが、他人事ではない。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。