ヘボやんの独り言
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2015/10/29 [Thu] 14:41:48 » E d i t
 天からの落下物も深刻だが、身の回りのこれはもっと深刻なのかもしれない。一人暮らしの高齢男性にうつ病発症率が高いというデータだ。以下。

                           ◇=◇=◇
独居高齢男性、孤食でうつ発症が2.7倍に 全国調査
朝日新聞デジタル 10月28日(水)15時31分配信


 一人暮らしの高齢男性で食事をひとりでとる「孤食」が多い人は、誰かと一緒に食事をすることが多い人に比べて約2・7倍うつ症状が出やすい、という研究結果を千葉大や東京大などのグループが27日発表した。約3万7千人を対象に3年間追跡した全国調査の成果。家族や友人と一緒に食事をすることがうつ予防につながる可能性がある。

 対象は、要介護認定を受けていない65歳以上で、2010年にうつ症状がなかった全国24市町の住民3万7193人。うつ症状の有無は、うつ病発見のための簡易テストで調べた。
                           ◇=◇=◇

 食事はヒトが生きていくうえで欠かせない行為。仕事をしているときは単身者でも、職場の仲間とのつきあいがあり、お昼時は誘い合って食事に行く風景は日常的。ところが定年になって会社から離れてしまうと、そういう機会が劇的に減ってしまうことは容易に想像できる。一人だけの食事風景は、たそがれを禁じ得ない。

 それが、知らぬ間に精神的負荷を与えているというのだ。この調査結果は食事に限らず、「一人だけの時間」の長さの問題のような気がする。生活のなかで話し相手がいないということは、ある意味社会からの孤立になる。その結果うつ病が多くなる、ということなのではなかろうか。

 「定年になったら趣味を持て」とよく言われる。それは〝孤立化〟を防ぐ意味あいもある。そもそも人は社会的に存在しており、集団的に生きていくようにつくられているのだ。「独り」では生きていけないのだ。趣味を持つことによって、周りの人との会話が生まれるし身体を動かすことにもつながる。

 上記の調査年齢の対象は、まさに私の今であり、ヒトゴトではない。私には家に帰ればカミさんがいるし、労働組合の仲間もたくさんいる。その意味では幸せなのかもしれないが、この調査、心したいものである。

★脈絡のないきょうの一行
宮崎の暴走自動車の運転手は高齢者。またしても、という感だが対策は必要だ。

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2015/10/29 [Thu] 10:33:35 » E d i t
 天から予期せぬ贈り物か? ちょっと心配。

                           ◇=◇=◇
未確認物体が地球に接近、11月に落下へ
CNN.co.jp 10月28日(水)12時26分配信


 宇宙を漂う正体不明の物体が地球に接近し、11月にインド洋に落下する見通しとなった。隕石にしては軽すぎることから、恐らく使用済み人工ロケットの残骸だろうと専門家は推定している。

 物体の直径は約2メートル。欧州宇宙機関(ESA)によれば、地上の人間に危険を及ぼす恐れはほとんどないという。大気圏突入で燃え尽きなかった断片は11月13日、スリランカの南岸沖約100キロの地点に落下する見通し。

 「物体は白昼の空で数秒の間、非常に明るく輝いて見え、素晴らしい天体ショーが観測できる」とESAは予測する。

 この物体は3日に発見され、「WT1190F」と命名された。専門家が分析したところ、密度は水の10%程度と隕石にしては低すぎることが判明。内部は空洞になっていると思われ、使用済みのロケットブースターの可能性が大きいと推定している。

 米ハーバード・スミソニアン天体物理学センターの天体物理学者、ジョナサン・マクドウェル氏は科学誌ネイチャーへの寄稿で、もしこれが人工の宇宙ゴミだと判明すれば、「忘れられた宇宙の歴史の断片が戻って来て我々を脅かす」ことになると指摘した。

 過去には1979年に宇宙ステーション「スカイラブ」が大気圏に突入し、燃え尽きなかった破片がオーストラリアに降り注いだことがある。

 現在地球に接近中のWT1190Fについても、世界的な観測プロジェクトが組織されている。
                           ◇=◇=◇

 ずいぶん昔のことだが、作者は忘れたがショート・ショートで地面に大きな穴が開いて、そこにゴミを捨てたところ、数年後にそのゴミが天から降って来た、というものを読んだことがある。この話、やや不気味であったがこの件は何やらそれに似ている。

 観測のように人間がつくった宇宙ゴミだったら、通常だと大気中で燃え尽きてしまうはずだ。が、前述でも触れているが大きさに限度があろう。今回のそれは直径2メートル程度だというが、やや不気味。

 核のゴミを宇宙に捨てようという意見があるが、この件を考えればとんでもないことだ。いつか還って来る可能性があるからだ。そういう事態になったらそれこそ、地球は破滅する。この未確認物体の地球接近、軽視してはならない。それにしても大丈夫なのかなー……。

★脈絡のないきょうの一行
政府、辺野古新基地工事に着工。強権に強権を重ねる蛮行、怒りを買うだけだ。

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11254 イヤな感じ② 
2015/10/28 [Wed] 11:51:22 » E d i t
 いち早く、尻尾を振って米駆逐艦の南沙諸島配備に賛成を表明した安倍首相。アメリカのポチを晒した一幕だった。ポチぶりにはあきれ果てるしかない。きのうのつづき。

 今年に入って、同海域で「中国海軍や中国海警局の艦船が、海域で頻繁に示威活動を繰り返すようになり、実効支配している暗礁を埋め立てて、新たな軍事拠点を構築しようとする動きが顕著化し、アメリカやマレーシア、フィリピンなど関係国が強く非難した。」(Wikipedia)という

 これに対して中国は、人民解放軍の孫建国副総参謀長が5月のシンガポールでのアジア安全保障会議で、「南シナ海での岩礁の埋め立てに関して、正当かつ合法であり、埋め立ての目的の1つとして軍事防衛上の必要性を満たす目的だと」述べ、さらに6月30日の記者会見で中国外交部の華春瑩副報道局長が、岩礁の埋め立てについて「すでに埋め立て作業は完了した」と述べ、今後の関連施設の「建設にあたっては当然、軍事防衛上の必要性を満たすことも含む」と強調したという。

 この問題について、いつの間にかアメリカも関与。7月に入ると「アメリカのシンクタンクのCSIS(戦略国際問題研究所)が、中国が浅瀬を埋め立てて施設の建設を続けているファイアリー・クロス礁の様子を6月28日に撮影した衛星写真を公開し、駐機場や誘導路が整備されている様子が確認できると指摘して3000m級の滑走路が「ほぼ完成している」との分析を明らかにし、さらに2つのヘリポートと10基の衛星アンテナ、レーダー塔とみられる施設などが確認できるとした。」(Wikipedia)このあたりからアメリカは〝本格的関与〟をしてきている。

 日本は、7月21日の閣議で報告され了承を得た『平成27年版防衛白書』の中でこの問題を、「国際社会から懸念が示されている」と指摘、中国の艦船や航空機による東シナ海や南シナ海への進出で「不測の事態を招きかねない危険な行為もみられる」と危機感を示した。何かの前ぶれと思いたくなる対応である。

 9月現在、「中国が埋め立てているとされているのは、実効支配しているスビ礁、ファイアリー・クロス礁、クアテロン礁、ミスチーフ礁、ヒューズ礁、ジョンソン南礁、ガベン礁、エルダッド礁(安達礁)であり、地球上でやり取りされる原油や液化天然ガス(LNG)の半分近くが通る世界経済の大動脈である南シナ海が、中国による南沙諸島の岩礁の埋め立てによる要塞化で緊張状態にある」(Wikipedia)。

 エネルギー運搬の大動脈を中国が握ることへのアメリカの懸念が、冒頭の米駆逐艦接近の背景になっているのだろうが、危ないといわざるを得ない。9月に中国の習近平国家主席とアメリカのオバマ大統領がホワイトハウスで会談したばかりではないか。このとき南シナ海問題は触れられなかったというが、話し合う余地はいくらでもある。

 成立したばかりの日本の戦争法が発動されるようなことがあってはならないし、銃の引き金を引くようなことは許されない。

★脈絡のないきょうの一行
おおさか「維新」のドタバタ騒ぎ、さもあらん。あれは政党じゃなく烏合の衆だから。
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11253 イヤな感じ① 
2015/10/27 [Tue] 13:03:46 » E d i t
 きょうのNHKお昼のニュースのトップだったが、米駆逐艦が南シナ海で中国が建設をすすめている人工島に接近しているという。日本の集団的自衛権〝確立〟直後だけに、胡散臭さを通り越してきな臭さを禁じ得ない。とりあえず以下。

                           ◇=◇=◇
米駆逐艦、南シナ海の中国人工島12カイリ内へ=米当局者
ロイター 10月27日(火)10時5分配信


 [東京/ワシントン 27日 ロイター]米国防当局者は米国時間26日、米海軍のミサイル駆逐艦「ラッセン」が、南シナ海で中国が造成した人工島から12カイリ(約22キロ)の境界に接近しており、12カイリ内に数時間とどまる見通しだと明らかにした。

 中国は人工島から12カイリの海域を領海と主張している。

 ラッセンは現地時間27日早く、スプラトリー諸島のスビ礁とミスチーフ礁付近を航行。これらの岩礁は、中国が2014年に大規模な埋め立てプロジェクトを始める前までは満潮時に海面下に沈んでいた。

 米国防当局者はロイターに対し、「オペレーションが始まった。数時間以内に完了するだろう」と述べた。
                           ◇=◇=◇

 この問題の経過を若干追ってみよう。

 中国の人工島建設問題が表面化したのは昨年から。14年5月フィリピンが自国の領土内で人工島建設が行われていることを告発。フィリピンによると2012年頃から工事が始まり、13年には建物が確認できるまでになったという。

 この事態を受けてフィリピン政府は前述の14年5月に「国際法違反」であると告発、中国に抗議した。これに対して中国は、「自国領で行っていることであり、何を造ろうと中国の主権の範囲内」と拒否、フィリピンは同年8月「南沙諸島問題の平和的解決を目指す『南シナ海行動宣言』に違反している」と抗議。

 ※注・南シナ海行動宣言/2002年にASEAN(東南アジア諸国連合)と中国との間で合意した東シナ海の領有権争いを抑止するための枠組み。スプラトリー諸島(南沙諸島)、およびその周辺の海洋資源を巡り、ASEAN諸国と中国がそれぞれ所有を主張して紛争が生じている。80年代には中国・ベトナム間で武力衝突も起きている。南沙諸島は、島そのものは領地としてそれほど魅力があるわけでないが、その周辺海域に豊富な資源、例えば大規模な石油・天然ガス資源が埋蔵されているなどと言われている。南シナ海行動宣言は、あくまで宣言であり、各国の理解を協力を求める性質のものでしかなかったが、2010年から2011年にかけて、法的拘束力を有する「南シナ海行動規範」として改めて制定しよういう動きが進められている。(新語時事用語辞典)

 この抗議に対して中国は「埋め立てられたジョンソン南礁についてベトナムからは島ではないと指摘されており、満潮時はすべてが海面下に没する岩礁ならば国際法では埋め立てをしても領海や排他的経済水域(EEZ)の根拠となる島とは認められない。」(Wikipedia)と反論している。(次回につづく)

★脈絡のないきょうの一行
国土交通省、沖縄県知事による辺野古の埋め立て承認取り消しの執行停止を決定。予定どおりとはいえ、南シナ海への米駆逐艦の動きと日程を合わせたところはニクイね。

2015/10/21 [Wed] 12:27:39 » E d i t
 上野村の民宿・不二野屋は大歓迎してもらった。山の幸がふんだんに出てきて、食べきれないほどであった。民宿のオヤジさんは、事故当時のことを話してくれた。

 当時は消防団員をやっており、次の朝、緊急招集がかかった。村内すべて消防団にも声がかかり事故現場に向かった。墜落場所は猟師がすでに特定していたが、簡単には入れない山奥で苦労した。事故現場は見るも無残な状態だった。手足のない人が転がっている状態は地獄だった。

 捜索をしている最中、仲間が動く手首を見つけた。「生きている人がいる!」ということで、みんなが駆け寄り救出に当たった。そのときはスコップしか持っておらず、安全ベルトを外すのに苦労した。助け出したのは、全日空の女性だった。

 家に戻ってもハラは空いているものの、事故現場を思い出し食欲がなく大変な思いをした。2回目に行ったときは、自衛隊員を案内した。普段は人の入らない山で、道なき道を歩くため、自衛隊員もかなり苦労して登っていた。

 全国からマスコミ関係者、自衛隊員が集まり村のコメがなくなってしまい、補給するのが大変だった。そりゃそうだ、7千人弱の村に1万人を超える人がやってきたのだから。公民館などは関係者で埋まり、少なかった民宿や旅館は入りきれない状態だった。

 あの事故機の機長は、一人でも生き残るようにと最後まで努力したのではないかと思う。市街地に墜落させず、最後にあの山まで行ったのではないか、仲間内ではそんなことを話し合ったことがある。

 ――など、民宿の主人は語ってくれた。機長が最後まで一人でも生き残るようにしたのではないか、という話しは「後付」ではあるが、決して意味のない話しではないと思った。何故なら事故機は御巣鷹の尾根に激突したのではなく、尾根から沢筋へ覆いかぶさるような形で墜落しているからだ。

 最後まで希望を捨てずに操縦したと思われる機長の姿を想像すると、涙が止まらなかった。

 10人ほどのグループと同宿となった。聞いてみると、あの事故機の副操縦士と同じ(航空学校の)クラスだった人たちだという。30年を経て初めて上野村に来たという。翌18日に登るといっていたが、よくよく考えてみればそういう人たちがいても不思議ではない。クラスメートがやって来たことの意味は小さくないと思った。

 墜落現場の人たちの話を聞き、改めて御巣鷹の尾根をたずねたが、事故の悲惨さを改めて感じるとともに、日本航空経営者がやったその理不尽さに怒りが起きていた。

★脈絡のないきょうの一行
臨時国会開かず? 国民無視、国会無視も甚だしい。

2015/10/19 [Mon] 16:43:20 » E d i t
 JALの不当解雇撤回闘争を支援する東京中部共闘会議(千代田区労協、中部全労協、中央区労協、千代田区労連の4団体で構成)の呼びかけで、JAL機墜落から30年を迎えた御巣鷹の尾根に行った。6月に行き、小ブログで紹介したがあのときは一人だったが、今回は12人となった。

 10月17日土曜日、東京は雨が降っていたが実行しかない。車4台に分乗して、参加者の利便性のいい場所で集まり上野村を目指した。関越自動車道は折悪しく、下りの所沢インターの先で車両火災が発生して大渋滞。事前に分かってはいたものの、渋滞でも高速を使う方が早いと判断、その列に入る。

 4台中1台は、高速を使わないことが分かっていたが、やはりこれが待ち合わせ場所・道の駅「上野」に一番乗りだった。あとの3台は何の示し合わせもしていなかったのだが、3台つづいて道の駅の駐車場に滑り込んだ。こういう面白いめぐりあわせもあるものだ。

 道の駅で昼食を済ませて、御巣鷹の尾根へ。もともとの予定時間を30分ほどオーバーしていたが、誤差のうち。尾根への登山口にはマイクロバスが3台、自家用車が駐車スペースをほぼ埋めていた。われわれの車はその隙間を縫って駐車、準備を整えスタートだ。この頃になると、雨も収まり青空が広がり始めていた。ラッキーである。

 12人いればスピードの差も生まれる。早い組みは先に進んでもらう。途中のプレハブ建ての休憩所の中は、手作りの焼き物でできた人形がたくさん飾ってあった。鎮魂の意味が込められているのだろう。「昇魂の碑」の広場で参加者全員の記念写真。やはり気が重くなる。

 【広場で全員集合】
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 ここから少し下ったところに、〝墓標群〟がある。その場所で遺体が発見された人の名前が書かれている。その数の多さに参加者は息をのむ。520人という犠牲者の数の多さを、改めて感じさせられた。

 【墓標群の前で手を合わせる】
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 下山後、何故だか参加者は無言になる。調査団は、この日泊まる上野村の民宿に移動し、定例の会議を開いた。(次回につづく)

★脈絡のないきょうの一行
読売巨人軍・原辰徳監督勇退へ。敵ながらあっぱれであった。ご苦労様でした。

2015/10/16 [Fri] 14:25:39 » E d i t
 きのうの小ブログと同じテーマになるが、新聞でいえば「ベタ記事」だがこれは放置できない。まずそれから。

                           ◇=◇=◇
記憶遺産「検証が必要」=「慰安婦」不採用へ努力―安倍首相
時事通信 10月15日(木)20時11分配信


 安倍晋三首相は15日、自民党の秋葉賢也外交部会長らと首相官邸で会談した。

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界記憶遺産に南京事件の資料が登録されたことについて、首相は「日本として組織的な活動をしなかったのは反省材料だ。しっかりした検証が必要だ」と述べた。

 首相はまた、韓国が旧日本軍による「従軍慰安婦」の資料の登録を目指していることについて「登録されないよう今から万全を尽くすことが大事だ」と強調した。 
                           ◇=◇=◇

 上記は昨日の夜ウェブから拾ったものだが、このことをカミさんに話すと開口一番「くるってるんじゃないの」であった。「くるってる」という表現、差別用語に抵触するがズバリそのとおりだと思う。昨日の小ブログは『分裂症』いう表現をしたが、それを通り越しているからだ。

 この首相、パラノイア(偏執病)だと断言できる。

 正確を期すためにパラノイアの意味するところを「デジタル大辞泉」から見てみよう。「内因性の精神病の一型。偏執的になり妄想がみられるが、その論理は一貫しており、行動・思考などの秩序が保たれているもの。妄想の内容には、血統・発明・宗教・嫉妬(しっと)・恋愛・心気などが含まれ、持続・発展する。偏執病。妄想症。」ということになる。

 もう一つ調べてみた。「世界大百科事典 第2版」だ。そこには「精神障害のうち、体系的な妄想観念で終始する病態で、それゆえ〈妄想症〉と訳される(以前は〈偏執病〉の語も用いられた)。ただし、語源的には、パラpara(錯誤)+ヌースnous(精神)で、古代ギリシアでは狂気一般を指す言葉として用いられた。18世紀後半には体系的妄想を伴うすべての精神障害がパラノイアに含められたが、その後、概念はしだいに狭まって、クレペリンにいたり〈内的原因から発生し、思考、意志、行動の秩序と明晰さが完全に保たれたまま、徐々に発展する揺るぎない妄想体系〉と定義される。」としている。

 実にピッタリではないか。まさにこの人は歴史修正主義の〝揺るぎない妄想体系人〟ではないだろうか。先の戦争法案もそうだ。日本の平和のためには集団的自衛権を確立するしかない、という妄想を国民に押し付けたのだ。

 ここは精神科医の出番であろうが(もしそういう病的状態であったとしたら)、日本はとんでもない首相を抱えていることになる。精神的な病を持った人に政治をつかさどる能力・資格があるとも思えず、これは一日も早く辞めさせるべきだと思う。

 そういう病的な人を首相に選んだ国民と、自民党にはとてつもない歴史的責任があると言える。もちろん、そういう人と手を組んで悪政をすすめる公明党も例外ではない。

★脈絡のないきょうの一行
冥王星の表面に豊かな色彩。ちょっとわくわくするね。

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2015/10/15 [Thu] 12:41:16 » E d i t
 この国の政府は、同じ時期に二つの〝異常行動〟をとった。一つは、翁長雄志沖縄県知事の辺野古埋め立て承認の取り消しに対抗して、不服審査請求を出したこと。もう一つは南京大虐殺に関する資料が世界記憶遺産に登録されたことに対して、それを決めたユネスコへの拠出金停止などを表明したことである。

 支離滅裂としか言いようのないこの行動、国際社会の笑いものになること必至である。

 まず、南京大虐殺問題。このニュースが流れたとき、どこかの首相は逆上したに違いない。彼の歴史認識からすれば、南京大虐殺はなかったのだから。かつて彼は、従軍慰安婦問題を放送のテーマにしたNHKに対して〝殴り込み〟をかけ、大問題になったことがある。

 さすがに今回は国の代表だからそれはできない。そこで、経済的に包囲しようと考えたのだろう、拠出金の停止を検討すると言い出したのだ。実に質の悪いイヤガラセである。私の知り合いのなかにもこういう人がいる。自分の知らないところで決められてことについて、いいか悪いかは別にして、とにかく反対するのである。その幼稚さに辟易したものだが、同じ手法と言える。

 「言うことを聞かないモノは問答無用で切り捨てる」というこの方式、ファッショそのものである。国内において強行採決を繰り返し、ファッショ政治ではないかと批判がつよまっているが、そのキバは国外にも向けられた形である。実にアブナイ。

 もう一つの不服審査請求問題。この制度は国民が政府や地方公共団体の行政決定が不服な場合、取りうる方式である。つまり政府という最高権者が振りかざすべき制度ではないはずだ。しかも請求先は、国交省すなわち政府の出先機関である。〝身内〟でコトの解決を図ろうというのだから、結果は知れている。

 この件について沖縄県の翁長知事は14日、「取り消しの翌日に審査請求を行うことは、政府の強硬姿勢を端的に示すもので誠に残念。『辺野古が唯一』という政府の方針が明確にされている中、同じ内閣の一員である国交相に審査請求を行うことは不当で、行政不服審査法の運用上あしき前例になる」とのコメントを発表したという(毎日新聞ウェブ)。

 確かにそうだ。同じ内閣の一員に事の是非を判断させるということは、前述のとおり〝できレース〟となることは明らかだからだ。こんな出鱈目な審査請求は許されない。

 今回の辺野古問題と、南京大虐殺記憶遺産登録問題の対応は安倍暴走政治をさらに加速させる気配を強くした。世界の笑いものにならないためにも、早期修正をはかるべきだ。

★脈絡のないきょうの一行
麻生財務大臣「低減税率導入はメンドクサイ」。だったら10%もやめてしまえよ。

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2015/10/14 [Wed] 11:35:01 » E d i t
 現地調査最後の行動は、常総市長との懇談である。ところがこの日ちょうど、国土交通省の石井啓一大臣が常総市の被災状況について視察に訪れていた。この大臣視察に市長が同行、われわれとの懇談に参加する予定だったが、塩畑実副市長が対応した。

 【副市長との懇談、右側手前から3人目】
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 副市長はわれわれの質問に真摯に答えてくれた。現調で問題になった「水位が1メートルを超えないと住宅が半壊扱いにならない」という点についてただした。住宅の災害補償は「一部損壊」「半壊」「全壊」の区分がされ、その金額が違う。水害の場合はその水位によって規定されており、1メートル以下でも床上まで来た場合、家財や畳は使えなくなる場合があり、事実上「半壊」、あるいは「全壊」に相当する。

 ところが今の規定は、床上浸水しても1メートルを超えないと半壊扱いにならず、補償金は低くなり不公平が生じている。この問題について副市長は、「国の基準がそうなっており、それを適用させてもらっている。しかし言われるように不平等感はあり、検討の対象にしたい」と応えた。

 義援金の集まり具合について到達状況を訊ねた。「ふるさと納税、見舞金、義援金の三種類に別れて納入されており、それを正確に処理している最中だが、2億円程度は集まっている」とした。現調参加者は一日も早く被災者に渡して欲しい、と要請した。

 副市長との懇談後、参加者は現調の感想や今後の運動の在り方について、感想を出し合った。「実際に見て良かった。水害の状況がよく分かった」、「生活の立て直しには時間がかかるだろう。それを成し遂げるために精神的にも経済的にも支える必要があることを痛感した」、「今後も続くたたかいのために、茨城県に災対連のような組織づくりを検討すべきではないか」、「ペットはどういう扱いになったのか。被災から免れたのだろうか」などの意見や質問が出された。

 ペットについては、避難所からすでに自由に持ち込まれて、元気に動き回っている様子などが報告された。これからボランティアが必要となる。床上浸水した家屋は、畳を取り換えるなどしなければならないが、畳は水を吸うと重くなり年寄家庭では対応できない。アスベスト対策も必要となる。それらの取り組みに協力していくことを確認して、調査活動を終わった。

 なおこの調査には、全国災対連の事務局、世話人など県外から9人、茨城県内からは常総市議、県労連、農民連など11人、赤旗記者2人が参加した。市議の一人は、国公法弾圧ビラまき事件で闘った堀越明男さんのお兄さんで、久しぶりにお会いした。

★脈絡のないきょうの一行
共産党吉良良子参議院議員に、第一子誕生――の報がスポーツ紙に。共産党も大衆的になったねー。

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2015/10/13 [Tue] 10:08:25 » E d i t
 【樹木の汚れで水位が分かる】
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 農家の住宅の手前に植木があった。まずこれをご覧いただきたい。少し分かりづらいかもしれないが、下の部分が汚れている。ここまで濁流の水位があがったということである。対象物がなくて高さもわかりにくいが、1メートルは超えている。

 実はこの「1メートル」、ある重要な意味があるのだが、それは後述しよう。視察団が農家のご主人から話しを聞いている間、家の裏側にまわってみた。もちろんそこも水没したところだ。田んぼの稲はことごとく倒れ、泥をかぶっていた。ビニールハウスも潰れたままだ。人的被害も厳しいが、せっかく作った農作物が失われるのもやるせない。

 【潰れたビニールハウスと汚れた田んぼ】
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 【泥をかぶったイネ】
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 つづいて、水没したという鉄工場を訪ねた。最低限の操業はできるようになったというが、そのための設備投資も必要で、借金をして新しい機械を導入したという。なるほどと思ったのはコンピュータを使った機械は、水没で全てだめになったがそうでないものは時間をかければ修理ができたという話し。アナログは強いのである。
 【1メートル80センチ近い水位】
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 【とりあえず最低限の仕事はできるが】
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 【泥にまみれた手つかずのままの材料】
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 調査団は常総市役所に足を運んだ。ここの市役所は建て直して1年経たない。が、1階部分が水に浸かったのである。市はやむなく、水浸しになった業務を外に仮設庁舎をつくりそこで行っている。

 さらに困ったことに、庁舎すべてのエレベータが止まったままだという。制御室が地下にあり、それが水没したため復旧に時間がかかるというのだ。ここでもコンピュータ=デジタルの弱さを見た思いである。市役所では、副市長との懇談を行った。(次回につづく)
 【市役所の庭につくられた仮庁舎】
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★脈絡のないきょうの一行
辺野古埋め立て承認取り消しへ。沖縄をそこまで追い込んだのはどこの政府だ!!

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2015/10/12 [Mon] 12:47:24 » E d i t
 テレビに映し出されたヘリコプターから救出される様子を、多くの人たちが固唾をのんで見つめていた。鬼怒川の決壊現場からの濁流は、恐怖心を覚えさせた。流される車の中から自力で出てきた人の映像には、正直ほっとした。あれから1か月――。

 10月10日、全国災対連(災害被災者支援と災害対策改善を求める全国連絡会)が呼びかけによる、鬼怒川決壊による茨城県常総市の被災地調査に参加させてもらった。午前10時に常総市役所近くの「水海道駅」に集合。ところが、常磐道が事故発生によって通行止めとなり、かなり手前の「流山」インターチェンジで降りて一般道を走った。

 そのため現地到着時間が大幅に遅れ、避難場所の一つ総合体育館へ直行。管理者の説明によるとここには88人(うち外国人は13人)が暮らしているという。体育館のなかは段ボールで間仕切りされ、1スペースに1所帯が入る様式になっている。

 寝る場所は床に直接だと固すぎるし寒さもあり、段ボール箱の上に畳を置いた場所となっている。床の上に直接寝たり、間仕切りすらなかった中越沖地震の避難場所より〝進化〟しているのかもしれない。

 【間仕切りされた体育館内】
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 【さまざまな情報が館内入口に貼ってあった】
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 体育館に別れを告げて、コンビニで昼食用の食料を調達して「サポートセンター」へ。ここは地元の茨城労連や農民連のみなさんが共同してつくり、ボランティアの受け入れなどを行い被災者の支援をしているところ。センターといっても建物がある訳ではなく、空き地にプレハブとテントが張ってあるだけ。ここから被災者へ支援の手が届けられるのだ。

 【サポートセンターのテント】
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 つづいて被災農家を訪ねた。農家の入り口に建てられていたビニールハウスが水害によって壊滅状態となっていることがショックだった。このビニールハウスはイチゴを栽培している。その棚に使ったワラが全て水に浮き、一部流されている。もちろん全滅である。冬のクリスマスの季節を控えて、大打撃である。(次回につづく)
 【壊れたビニールハウス】
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★脈絡のないきょうの一行
ラグビーワールドカップ、日本3勝。決勝には行けなかったががんばったね。

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2015/10/08 [Thu] 16:51:14 » E d i t
 第3次安倍内閣が発足した。暴走政治を〝支える〟陣容は辟易にとどまらず吐き気さえ催す。目玉として打ち出された「1億総活躍」という活字を見た途端、私は戦前の「国家総動員法」とオーバーラップした。法律によって国民を縛り、戦争への途を突き進んだ希代の悪法である。

 国家総動員法(こっかそうどういんほう)は、1938年(昭和13年)に制定された法律だが、同法によって国家統制の対象とされたものは、以下の6点に大別できるとされる。

 ①労働問題一般――国民の産業への徴用、総動員業務への服務協力、雇用・解雇・賃金等の労働条件、労働争議の予防あるいは解消
 ②物資統制――物資の生産、配給、使用、消費、所持、移動
 ③金融・資本統制――会社の合併・分割、資本政策一般(増減資・配当)、社債募集、企業経理、金融機関の余資運用
 ④カルテル――協定の締結、産業団体・同業組合の結成、組合への強制加入
 ⑤価格一般――商品価格、運賃、賃貸料、保険料率
 ⑥言論出版――新聞・出版物の掲載制限

 さてみなさん。目を皿にして、もう一度ご覧いただきたい。これらの統制がすでに始まっているものもあれば、これから押し寄せてくると思われるものもある。始まっているものの一つは、言論出版の掲載制限だ。

 特定秘密保護法が掲載制限を強制する法律となるわけだが、こういう〝使い方〟があったのだ。1億国民の活躍を促すために、秘密を守りよけいな報道はするな、というわけだ。労働問題もしかり。派遣法の改悪=生涯ハケン=は、働かせやすい労働者をつくり、労働争議を未然に防ごうというものだったのだ。

 「活躍」を促すために、マイナンバー制度を利用してくるのは間違いない。個人情報を筒抜け状態にしておいて、「おカミはお前のことをよく知っているぞ。さあ働け」というわけだ。これから導入が始まる制度だが、「1億総活躍」などと言われるとそう思えて仕方がない。決してごまめの歯ぎしりではない。

 福山雅治の結婚が決まった時、菅官房長官は「この結婚を機に、ママさんたちがいっしょに子供を産みたいという形で国家に貢献してくれればいいなと思っている」と語り、批判を浴びた。戦前の国家総動員法時代は、「産めよ、増やせよ」の号令で、国家への貢献を国民に強制したが、それと同じような趣旨の発言を菅官房長官はしたのである。

 いや、角度を変えてみてみよう。この官房長官の発言は福山雅治というタレントの人気に乗じて、今回打ち出した「1億総活躍」を意識した発言ではなかったのか。うがち過ぎだろうか。

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京都で散歩道に猛毒キノコ。触るだけでも具合が悪くなるほどだというから、これは怖い。
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11244 対照的な二つ 
2015/10/06 [Tue] 16:07:27 » E d i t
 きょうの各新聞の1面は、北里大特別栄誉教授大村智さんの「ノーベル医学生理学賞受賞」と、「TPP大筋合意」が飾っている。手元には日経新聞と毎日新聞しかないが、「毎日」はノーベル賞がトップで、「日経」はさすがと言おうかトップはTPPである。

 この二つの報道は「明・暗」対照的である。明るいほうはいうまでもなくノーベル賞受賞で、TPP大筋合意は暗い事象である。何故TPP大筋合意を暗いニュースに分類したか、以下、考えてみよう。

 この間の動きを思い出してみよう。TPPが合意できない背景に、農産物に限ってみるなら、重要5品目(コメ、麦、牛・豚肉、乳製品、砂糖)の扱いがあった。ところが今回の「大筋合意」にはその問題が何一つ明らかになっていない。これはひどい。「お前ら庶民はおかみの言うことを聞け」といわんばかりで、秘密主義がまかり通っている。

 コメでいえば日本の農業(農家)は死活問題である。にもかかわらず、当事者のみなさんは合意の内容も知らされず、上意下達で決められようとしているのだ。上意下達方式は確かに安倍首相の言う『世界で一番企業が活躍しやすい国づくり』の一環であろう。しかし、働く人たちにとっては「働きにくい国」となってしまうのははっきりしている。

 知的財産権問題も目が離せない。たとえば、著作権でいえば日本は50年だがアメリカは70年となっている。この間の水面下の交渉でアメリカは自国のそれを押し付けてきていたという。もしアメリカ並みになれば、日本の著作物に〝変化〟が起きる。

 その一つが教科書だ。いま使われている教科書は、著作権をクリアしたものとなっているがそれは「50年」で設定されている。にもかかわらず、70年になった場合、全面見直しが必要となるのは必至だ。これは厄介。

 先ごろ派遣法が改悪され、〝生涯ハケン〟労働者が大量に産みだされることになる。この派遣法改悪、TPPを先取りして安い賃金で雇える外国人労働者の受け入れ準備の一環ではないのか、わたしはそう見ている。

 対照的な二つの報道に接して、改めてTPPの怖さというか問題点を考える必要がある。同時に、13年10月7日の小ブログでも書いたが、国の形を変えてしまうTPP参加の是非について、国民に信を問うべきである。改めてそのことを強調したい。

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米カリフォルニア州で「死ぬ権利」法が成立。その権利で人間の尊厳が守れるのか、疑問だ。

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