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ヘボやんの独り言
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11173 あれから4年② 
2015/03/12 [Thu] 07:55:49 » E d i t
 信号機のないところを歩こう、ということで有楽町から地下道を使った。地下鉄・大手町駅には帰れない多くの人が座り込んでいた。神保町の事務所に戻ると、さいわいなことにエレベーターは動いていた。室内は棚から資料などが落ちてきて、散乱状態であった。

 きょうはここに泊まり込むしかないということになり、食料買い出しにコンビニに走ったが時すでに遅く、残り物はなかった。
【11/03/11/20:30頃 コンビニの食料品棚はからっぽ】
食料品棚はカラに

 交通網は遮断されており、帰るに帰れない。このとき知り合いの若夫婦は、デパートで自転車を買って松戸の自宅まで二人乗りで帰ったという。この判断、なかなかしゃれている。もっとも若いからできたことであろう。

 事務所の前の通りは帰宅する人たちで埋まっていた。いわゆる帰宅困難者である。この通りをこんなに多くの人が歩いているのを見たのは初めて。車も渋滞しピクリともしない。実は当初、宣伝カーで自宅まで帰ろうと思っていたのだが、そうしなくて良かった。電車が動いてくれるかどうか、地震の被害状況はどうか、テレビにくぎ付けである。

 私が住んでいる練馬まで、都営地下鉄が動き出したという情報が流れた。仲間たちに別れを告げて事務所をあとにした。22時半ころであった。しかし、わが家に着いたのは午前2時半を回っていた。4時間かかったことになる。

 翌12日朝、動いている都営地下鉄に乗って「大門」駅で下車、モノレールに乗り換えた。羽田空港に行くためだ。この日私は、九州・新燃岳の噴火災害の調査に行くことになっていたのである。実に、何の抵抗もなく予定通り、宮崎空港に着いた。

 ところがなんと、東京から参加することになっていた15人のうち、宮崎に行けたのは私一人だけだったのである。前日から準備のため〝先乗り〟していた2人と合わせて参加者は3人になった。案内してくれる人は5人いて、実に〝贅沢〟な調査となった。

 新燃岳噴火災害は、降灰と噴石による損傷が主である。昨年の御嶽山噴火のとき話題になったが、噴石の威力はすごい。まともに当たれば死に至る。降灰を利用した、人の知恵のすごさに感服した。降灰で焼き物をつくっているところがあったのである。

【11/03/12/降灰の重みで崩れかけた牛舎の屋根/宮崎県都城市】
110312新燃岳の麓
【11/03/12/噴石で穴の開いたトタン屋根/都城市】
噴石で穴の開いた屋根

 現地調査をしながら、地震の被害を受けたであろう仙台の仲間たちのところへ、宮崎から電話を試みた。しかし繋がらない。移動の車のラジオから、宮崎県も津波警報が流れっぱなしだった。大地震の影響である。(次回につづく)

★脈絡のないきょうの一行
土星の衛星の一つに生物が生息できる環境であることが発見された。ワクワクするね。

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