ヘボやんの独り言
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2015/03/28 [Sat] 08:49:40 » E d i t
 これはひどい。とりあえず以下。

                            ◇=◇=◇
辺野古移設作業停止指示、無効とする方向で調整 農水相
朝日新聞デジタル 3月27日(金)20時27分配信


 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設問題で、県が沖縄防衛局に出した作業停止指示について、林芳正農林水産相は30日に執行停止を決め、指示を無効とする方向で調整に入った。執行停止は、防衛局が指示への対抗措置として申し立てたもの。翁長雄志知事は27日、「申し立ては不適法で却下されるべきだ」とする意見書を農水相に送った。

 防衛局は作業停止指示の取り消しを求めて農水相に行政不服審査法に基づく審査請求をし、あわせて執行停止も申し立てていた。執行停止が認められれば、県の指示はいったん効力を失うため、国が作業を停止する必要はなくなる。

 県庁で記者会見した翁長氏は、申し立て自体が「成立し得ない」と指摘。理由に、(1)県の指示は行政処分でなく行政指導で、申し立ての対象外(2)制度は国民が不服を申し立てるためのもので、国が申し立てることは予定されていない――などを挙げた。その上で「日米関係が悪化するから(県の)許可を得ずに作業を続けていいというなら、主権を持つ独立国家の行動ではない」と国を批判した。
                            ◇=◇=◇

 この〝方式〟が慣例化したら、国は「何でもあり、何でもできる」ことになる。たとえば昨年、福島第一原発の汚染土など放射線物質を含む指定廃棄物の最終処分場として、栃木県の塩谷町が候補にあがったことがある。これは町長をはじめ住民の猛反対で葬り去られた。

 ところが今回の辺野古への国の対応が許されるならば、住民の反対があっても塩谷町に最終処分場を建設することが可能になってしまう。そんなことがあっていいのか。住民(国民)の意思は無視されてしまうことになるではないか。

 辺野古新基地は、2つの問題をかかえている。①普天間基地の代替地として「少なくとも県外」という方針に違背する②新基地は未曽有の自然環境破壊を引き起こす――という点だ。沖縄県民はその立場から、普天間基地の撤去を求めてきたのである。これは塩谷町の住民とも共通する「譲れない」問題である。

 沖縄県民のそういう思いを知りながら、新基地建設を強行したのは誰だったのか。その是非を問う沖縄県知事選挙とそのあとの総選挙の結果はどうだったのか。国民無視、民意無視のこの暴挙、断じて許してはならない。主権在民が泣いている。

★脈絡ないきょうの一行
独機墜落、無傷の遺体ない(時事通信)。そのすさまじさは推して知るべし。

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2015/03/27 [Fri] 08:54:19 » E d i t
 わが軍と 言っていいのは 巨人だけ(TBSラジオ・川柳コーナーの秀逸句)――。

 日本に軍法はない。なぜなら日本は軍隊を持てない国であり、自衛隊は軍隊ではないからだ。したがって自衛隊員は国民と同じように、一般の国内法が適用される。それを「わが軍」と意図的とも思える表現をした安倍首相。

 きょうの毎日新聞の社説は厳しく批判している。軍と自衛隊の違いを解説的に指摘していて、分かりやすい教材ともなっている。以下、その一部を紹介しよう。

                           ◇=◇=◇
社説:「わが軍」発言 おざなりな認識は困る
毎日新聞 2015年03月27日 02時40分


 専守防衛を目的にした自衛隊は通常の軍隊とは異なる、というのが政府の一貫した見解である。

 これは「陸海空軍その他の戦力は保持しない」と定めた憲法9条2項の制約があるためだ。すなわち自衛隊の合憲性は、軍とは異なるという位置づけから導き出されている。

 具体的にどう違うのか。

 専守防衛というのは、相手から攻撃を受けた時に初めて応戦でき、しかも必要最小限度の武力行使にとどめる考え方だ。

 このため、自衛隊は攻撃型の空母や攻撃用のミサイル、爆撃機などは保持できないとされている。また一般に駆逐艦と呼ばれる艦船を、自衛隊は護衛艦、攻撃機を支援戦闘機と言い換えてもいる。

 自衛官の階級呼称が「大佐」や「中佐」ではなく、「1佐」「2佐」などと定められているのも、軍との違いを意識したものだ。

 最も決定的な違いは、自衛隊には軍隊に不可欠な「軍法会議」が存在しないことだろう。

 武力攻撃を目的とする他国の軍隊には通常、特別の法体系として軍法がある。しかし、憲法76条は最高裁を頂点とする司法制度以外のものを認めていない。このため、自衛隊にも一般の国内法が適用される。

 このように自衛隊と軍隊を明確に区別することを目的として、数々の配慮が積み重ねられてきた。その理由は、歴代の政権が自衛隊と憲法9条との強い緊張関係を自覚していたからにほかならない。

 国際法上、軍隊に当たるというのは、捕虜などに関するジュネーブ条約が自衛隊員にも適用されることを指している。しかし、この点だけで自衛隊を軍と呼んでも差し支えないと主張するのは無理がある。

 国民が自衛隊に信頼を寄せるのは、軍隊とは異なる存在だからでもあろう。自衛隊と軍との区別がおざなりなままでは、安全保障法制の議論が粗雑になってしまう。
                           ◇=◇=◇

 5月の連休明けから、集団的自衛権行使のための安保法制の議論が始まる。始まる前から、その本質が知れた。語るに落ちる、安倍内閣。それにつけても、憲法違反法を自民党と一緒に推進しようとする公明党、度し難い。

★脈絡のないきょうの一行
ドイツ機の墜落、副操縦士の自殺説浮上。事実だとしたら、言葉が見つからない。


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2015/03/25 [Wed] 11:42:18 » E d i t
 人は持っている本質がちょっとした拍子に表面化することがある。1987年に起きた大韓航空機爆破事件の犯人とされた金賢姫は、日本人を装い容疑を否認し続けたが、女性捜査員と一緒に風呂に入ったとき熱湯を浴びせられ、朝鮮語で「熱い」と叫び身元が明らかになったという。

 これと同じようなことが、国会で起きたのだ。大好きな自衛隊に関する質問に得々と答えていたのだろう、つい、ポロリである。以下。

                            ◇=◇=◇
安倍首相、自衛隊を「我が軍」 参院予算委で述べる
朝日新聞デジタル 3月23日(月)19時57分配信


 安倍晋三首相は20日の参院予算委員会で、自衛隊と他国との訓練について説明する中で、自衛隊を「我が軍」と述べた。政府の公式見解では、自衛隊を「通常の観念で考えられる軍隊とは異なる」としている。

 維新の党の真山勇一氏が訓練の目的を尋ねたのに対し、首相は「我が軍の透明性を上げていくことにおいては、大きな成果を上げている」と語り、直後は「自衛隊は規律がしっかりしている、ということが多くの国々によく理解されているのではないか」と続けた。

 憲法9条は「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」と定める。2006年の第1次安倍内閣の答弁書で「自衛隊は我が国を防衛するための必要最小限度の実力組織で、『陸海空軍その他の戦力』には当たらない」とした。一方、自民党が12年に発表した憲法改正草案には「国防軍」の創設が盛り込まれている。
                            ◇=◇=◇

 これは笑い話しで終わらせてはならない。何故なら、公務員の憲法遵守義務を謳った憲法第99条に違反するからだ。99条は「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」と明記している。安倍首相の発言は、うっかりでは済まされない、重大な憲法違反である。

 この発言は欧米だったら、間違いなく辞任に発展する問題である。にもかかわらずこの国の〝寛容さ〟は、どうにも歯がゆい。度を越している。私たちはもっと声を上げなければならないと思う。こういう小さい姑息さの積み重ねが、大きな過ちに発展していくからだ。

 この「我が軍」発言、ついポロリであると同時に、計算された発言と私はみる。あの人にとって、自衛隊は『軍隊』でなければならないからだ。『自衛隊』では、専守防衛のイメージがまとわりつき、海外に出掛けて行って戦争できないからだ。見方によっては巧妙に仕組まれたものともいえる。

 5月に入ったら本格的な海外派兵自由化法案(戦争する国法案)の議論が始まるし、来年の参議院選挙後には「改憲」を発動するという。堤防の穴は小さいうちに防がないと、大洪水になってからでは手が付けられなくなる。

★脈絡のないきょうの一行
我が家への迷惑メール24時間で265通。新記録だが困ったもんだ。
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2015/03/23 [Mon] 10:45:05 » E d i t
 先週土曜日の毎日新聞。ちょっといい記事をみつけた。政治部長の署名記事だ。「戦争」という熟語を一つも使わずに、戦争の危険性に警鐘を鳴らす。この手法、私は好きだ。少し長いが以下。

                            ◇=◇=◇
安保法制:自公合意 覚悟なき危うさ=政治部長・末次省三
毎日新聞 2015年03月21日 東京朝刊


 過去に何度か記事にも引用してきた幹部自衛官の言葉がある。

 「純粋に法的側面から言うなら、われわれは『調査・研究』と『武器等防護』で大概のことができると考えている」

 16年前の発言だ。国会では日米防衛協力指針(ガイドライン)関連法の審議が行われており、どこまで対米支援が可能かが焦点となっていた。

 防衛省設置法は4条で33の所掌事務を規定、18番目には「所掌事務の遂行に必要な調査及び研究を行うこと」とあり、調査・研究名目での部隊移動などができる。自衛隊法95条は、武器、船舶、航空機、通信設備などを守るための必要最小限度の武器使用を認めている。

 幹部自衛官は、この二つを組み合わせて拡大解釈をすれば、地球の裏側でも自衛隊はかなりのことができると指摘したのだが、一方で「天下の暴論ではある」とも語っていた。与党が新たな安全保障法制の合意をした今、法の拡大解釈ではなく法整備という体裁を取る形によってではあるものの、現実が「天下の暴論」に近づいた。

 端的に言えば、自衛隊が「普通の軍隊」に近づく。自衛官が海外で命を失ったり、外国人の命を奪ったりする可能性が高まる。戦後一度も経験したことのない事態だ。果たして、その覚悟が今の日本国民にできているだろうか。

 毎日新聞が14、15両日に実施した世論調査では、安全保障法制を今国会で成立させることに対し、反対が52%で、賛成の34%を大きく上回った。個々の自衛官にも「あなたはどう考えていますか」と問いかけてみたい。国民の意向を踏まえない政治決定を簡単に認めるわけにはいかない。

 そもそも「国際社会の平和と安全」「日米関係の安定」に向け、日本が何をすべきかを考えた時、今回の法整備に最優先で取り組まなければならないのだろうか。「日本の果たすべき別の道」を探るような議論なく、結論ありきかのように進んでしまったことに危うさを覚える。

 与党からは「安全保障論に基づく法的な検討は十分にやった」との声が聞かれる。仮にそうだとしても、やはり「拙速に『国のかたち』を変えてはならない」という思いは消えない。
                             ◇=◇=◇

★脈絡のないきょうの一行
公明党、改憲試案から「環境権」削除を検討(毎日新聞)。経済への支障が理由らしい。えっ!?

2015/03/21 [Sat] 13:02:57 » E d i t
【チラシから】
漂泊

 きのう(20日)から吉祥寺シアターで始まった芝居、「漂泊」を観てきた。動機は、女優の市毛良枝さんが20数年ぶりに舞台に立つ、という報道に接したことだ。全編、笑いの中で優しい真綿にくるまれつつも、見えないトゲがチクリ、ちくりと肌を刺す。

 娘と母親、弁護士の父親、隣の青年と来客のナゾの男、近所に住んでいる高齢の男性――6人が繰り広げる物語。家族を必至に守ってきた母親役が市毛さん。ゲリラ豪雨が近づく緊張の中で行われるやりとり。

 「私は家族を守るために一生懸命がんばってきた……」母親のその言葉に誰も反論できない。そのとおり、その通りなのだが、どこか違う。自己中心のワガママな母親に見えるが、そうではない。どこにでもいるフツーの母親。

 カメラマンだという来客の男から「大丈夫ですか」と問われ、一瞬、固まる母親。もしかしたら自分は〝大丈夫〟ではなかったのではないか、と疑問を持ち始めた母親はますます頑なになっていく。ゲリラ豪雨は激しくなり避難の声がかかる。しかし逃げようとしない母親。一方で一枚一枚、はがれていくベール。

 市毛良枝さんが好演だった。テレビや映画の「山小屋のおばさん」とは思えない立ち居振る舞い。俳優さんてすごいと思った。舞台は終盤でサプライズが待っている。

 私は芝居や映画を観るとき、①創造性②進歩性③芸術性④大衆(娯楽)性――を基準にしている。それらと照らし合わせたとき、この芝居は及第点であった。おすすめである。会場は300席くらいで芝居を観るには手ごろ。

 3月20日から30日まで、吉祥寺シアター(吉祥寺駅から5分)、座席の予約は0422-54-2011、座席指定で5800円。

★脈絡のないきょうの一行
安保法制で自民、公明が基本合意。戦争する国づくりに公明党が加担。平和の党はどうした。

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2015/03/18 [Wed] 10:53:54 » E d i t
 やはり私の想定どおりだった。「朝日」が詳しく伝えている。自宅の渋谷から小金井のゴルフ場までの往復を、NHKが契約しているハイヤーを使ったという。なかなか豪勢である。

 どこかの大企業の社長じゃあるまいし、自分で努力して得たカネを使うのであれば許容範囲だが、単に首相の〝お友だち〟として選ばれたNHK会長の椅子。それもいつかは離れる運命のその椅子。言葉は悪いが、成り上がり的会長の立場で、よくもまあ、ハイヤーなど使ったものだ。

 おそらく、費用は弁済したからいいじゃないかと強弁することだろう。これは違法献金がばれて、『返済したからいい』というどこかの政治屋(政治家)と同じ論法だ。重ねて言う。NHKが契約しているハイヤーを使ったことが一つめの公私混同。その代金を後から個人として支払うという約束をしていたことを百歩譲っても、NHKがいったんその代金を支払ったことは二つ目の公私混同。

 今回の二重の公私混同事件、どう取り繕っても弁解できない。ごまめの歯ぎしりに過ぎないが、私が怒っているのはその費用が国民の受信料で賄われているからだ。

 NHKに勤めて頑張っている友人がいる。NHKの労働者の賃金は受信料で賄われている。そのことを考えてこういう不祥事があっても、私は受信料拒否をしないできた。しかし今回はどうしても納得できない。

 NHKの労働者(労働組合)のみなさんに訴えたい。自らの生活を守るために、メディアの本来の姿を取り戻すために、籾井会長の辞任を求めてスト権を行使してほしい。私の切なる願いだ。NHK職員にストを行わせる前に、籾井勝人さん、あなたは辞任すべきだ。

                            ◇=◇=◇
籾井会長の私用ハイヤー代、業務伝票で経理処理 NHK
朝日新聞デジタル 3月18日(水)5時30分配信


 NHKの籾井勝人会長が私用のゴルフで使ったハイヤー代がNHKに請求されていた問題で、役員が業務の際に使用する乗車伝票が作成され、会長の業務に伴う支出として経理処理されていたことが17日、分かった。料金は4万9585円で、籾井会長は9日に支払った。NHK監査委員会が経緯を詳しく調べており、今週中にも経営委員会に報告する方針。

 内部資料や関係者によると、籾井会長は今年1月2日、東京都渋谷区の自宅と小平市の小金井カントリー倶楽部(くらぶ)をハイヤーで往復。車両は午前7時に出庫し、約12時間利用した。伝票上は業務内容として「外部対応業務」と記され、籾井会長名のサインもあった。

 NHK関係者によると、籾井会長は今月6日に監査委員から事情を聴かれ、請求書が届いた9日に秘書室を通じて代金を支払った。籾井会長は16日の参院予算委員会で、「去年の暮れに秘書に対して、公用車ではなくハイヤーの配車を依頼して、代金は自分で払うことを伝えておりました」と答弁している。

 NHK幹部は「職員が業務用の伝票を誤って作成したため会長に請求書が届くのが遅れ、結果的に監査委員会の調査後の支払いになった」と説明。NHKが普段利用する会社のハイヤーになった点については、「緊急事態への備えや安全上の配慮から別の会社にはできなかった」としている。
                            ◇=◇=◇

★脈絡のないきょうの一行
原発廃炉の流れは当然だが、放射性廃棄物の処理場が未定。これは深刻だ。

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11177 二重の公私混同 
2015/03/17 [Tue] 11:00:50 » E d i t
 もともとこの人には、「公」と「私」の区別がないのだから、当たり前といえば当たり前の出来事。「政府が右と言えば右」という発言に代表されるように、自分の立ち位置についてさえ理解していない人だから。

 今度は不祥事、公私混同問題。ゴルフにハイヤーで行って、その代金をNHKが支払い、それがバレたら慌ててその代金を返すという、コソ泥まがいの行為。これは表面化したからいいようなものの、そうでなかったら〝知らぬ半兵衛〟を決め込んでいたに違いない。

 コトの発端は今年1月2日、籾井NHK会長がゴルフに行ったとき利用したハイヤー代の請求書がNHKに届き、(明言は避けているものの)一時NHKが立て替え、それを3月に入って籾井氏本人がNHKに返したらしい、というもの。16日参院予算委員会で民主党・小川敏夫議員が質問したもの。

 支払った時期は明言していないものの、3月に入ってからという報道が流れている。通常この種の取引は、「月末締めの翌月払い」である。1月の事案だから、NHKは2月に支払い、それが問題となり3月に入って籾井氏が慌てて返済した、と考えるのが順当。

 ご本人には理解できないだろうが、これは明らかな公私混同である。ハイヤーそのものはNHKが契約していたものを使ったのだろう。そうだとしたらこれ自体がすでに公私混同であり、あまつさえ(一時期とはいえ)料金をいったんNHKが払ったとしたら二重の公私混同である。

  「開いた口が塞がらない」という言葉があるが、〝閉じた口が開かない〟絶句的醜態。代金を返せばいいという問題ではない。行為そのものが社会的にみて批判されるべきもので、ましてやNHK会長という公職にある人が行ったことに問題がある。

 誤解を恐れずに言おう。籾井勝人さん、これ以上恥をかかないためにも、あなたはNHK会長を辞任すべきだ。

★脈絡のないきょうの一行
出たー!「八紘一宇」(はっこういちう)。死語だと思っていたけど、やはり自民党議員から。安倍暴走政治と符丁が合う。

11176 語るに落ちる 
2015/03/16 [Mon] 09:58:48 » E d i t
                            ◇=◇=◇
独首相の「和解が重要」発言、民主・岡田代表「紛れもない事実」
TBS系(JNN) 3月14日(土)8時45分配信


 ドイツのメルケル首相が民主党の岡田代表との会談で従軍慰安婦問題の解決を促したとする報道に関連して、菅官房長官は、ドイツ政府が否定してきたと説明しました。一方で、民主党は「紛れもない事実だ」と主張していて見解が分かれています。

 この問題は、メルケル首相が10日に岡田代表と会談した際、従軍慰安婦問題をめぐり「日韓関係は非常に重要」であり、「和解することが重要だ」と述べたと報道されたものです。

 「ドイツ側から、岡田代表との間でメルケル氏は過去の問題について日本政府はどうすべきだったというような発言を行った事実はないという説明を、ドイツ側から受けていたということです」(菅義偉 官房長官)

 菅官房長官はこのように、ドイツ政府が「そうした発言の事実はない」と伝えてきたことを明らかにしました。

 一方、菅長官の記者会見の後、岡田代表は記者団に対して「ドイツ大使館から民主党に対して何も問い合わせはない」とした上で、メルケル首相が慰安婦問題に言及したのは紛れもない事実だと改めて主張しています。

 「少なくとも私が慰安婦問題についてまったく触れていない中で、メルケル首相が慰安婦問題を取り上げたことは紛れもない事実。問題を解決した方がいいというお話があったということですね」(民主党 岡田克也代表)

 このように、双方の主張は真っ向から分かれています。(13日22:46)
最終更新:3月14日(土)13時17分
                              ◇=◇=◇

 なぜこのように従軍慰安婦問題に政府はこだわるのか。民主党代表とドイツ首相間の会話など、干渉すべき問題ではないはずだ。それを敢えて〝事実かどうか〟を相手国に問い合わせるなど、信じられない。低俗な覗き見主義である。

 こういう事態がなぜ起きるのか。政府(安倍首相)は、戦後70談話で、よからぬことを考えているからだと思う。この間首相自らが言っているように、「村山談話を踏襲する」のであれば、ドイツ政府に首相発言の内容を聞き質す必要もないことだ。

 語るに落ちる、典型である。

★脈絡のないきょうの一行
進入禁止の鳥取砂丘に車乗り入れ。行ったことあるが、あんな大きな看板を見落とすとは運転資格はない。

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11175 あれから4年④ 
2015/03/14 [Sat] 02:56:03 » E d i t
 仲間たちが驚いたのはいうまでもない。そして喜んでくれた。支援の物資を渡して、その足で河北新報の労働組合へ義援金を届けに。停電によってエレベーターが動いておらず、5階(だったと思うが)まで歩いた。次は、宮城県労連へ行きここでも義援金を渡して、帰路につくことにした。

 帰り際、少し被害状況を見てみようということになったが、ガソリンが心配で市内の一部を見るにとどめた。波打つ道路、倒れたスーパーマーケットの壁、剥がれ落ちたマンションのタイルなど、爪痕は激しかった。

【11/03/18/17:00頃 壊れたスーパーの壁/仙台市太白区】
110318壊れたスーパーマーケットの壁
【11/03/18/17:00頃 波打つ道路/仙台市太白区】
110318波打つ道路(太白区長町駅近く)

 夕闇が迫る仙台市内は暗かった。電気が復旧していなかったからだ。あのにぎやかな街がどうしてこうなったのか、わが目を疑った。しかし、それが現実なのであった。帰路は往路の逆コースを走ることにし、作並街道を抜けて天童のビジネスホテルでさらに1泊した。その頃、雪はやっと止んでいた。東京への帰り道、新潟市内でガソリンを満タンにしたのはいうまでもない。

 地震から10日ほど経った頃から、宅配便も活動するようになった。すると九州から大きな荷物が届いた。なんと、カップ麺である。一緒に卓上コンロも入っていた。前年に就職したばかりの従姉妹の娘が、熊本から送ってくれたものだ。嬉しかった。即刻、仙台に転送したのはいうまでもない。

 さらに震災から1ヵ月ほどした4月16日、東北自動車道が開通し、ガソリンの供給状態もよくなったことから実態を調査しようということになり、大型のレンタカーを借りて、宮城県石巻市から亘理町までを走った。

 被災から1ヵ月。まだ生活はもとに戻っていなかった。流された車や家屋はそのままの状態であり、海にあるべき船が陸に乗り上げたままだった。道路も通行止めがかなりあり、遺体収容作業だろうか、自衛隊員が集団で作業をしていた。

 以下、そのときの写真と、震災後間もないころ友人が撮影してくれたものを掲載したい。

【11/03/28/名取市閖上(ゆりあげ)の日和山/住宅の屋根が流れ着いていた】
110328日和山に流れ着いた家屋(名取市閖上)
【11/03/28/名取市閖上の現場】
110328名取市閖上地区
【11/04/16石巻市内、倒れた家屋】
110416石巻市内
【11/04/16陸にあがった大型船/石巻港】
110416石巻港
【11/04/16/すさまじい爪痕、東松島市】
すさまじい爪痕・東松島市
【11/04/16/寝具もむきだしのままだった/亘理町漁港近く】
110416亘理町

 私たちは、東日本大震災を忘れない。

★脈絡のないきょうの一行
インドで豚インフルエンザによって1500人死亡の報。軽視できない。

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11174 あれから4年③ 
2015/03/13 [Fri] 10:24:55 » E d i t
 仙台と電話がつながったのは、宮崎から東京にもどった14日であった。連絡の相手は、河北新報を配達している「河北新報仙台販売労組」の仲間たち。仲間たちに犠牲者がいなかったことは何よりだった。しかし、親戚関係者や友人の中に津波に飲み込まれた人がいた、という話しは身につまされた。

 被災地に何らかの形で物資を届けようと、千代田区労協内で話しが持ち上がった。しかし、それをどうやって運ぶかである。車で運ぶには都内でガソリンを調達できなかった。「新潟は売っているらしい」という情報が入った。早速、新潟に住んでいる友人に連絡してみると、通常通り販売している、という。

 問題は、新潟までのガソリンがないことである。もしかすると、と思いつき甲府の友人に電話してみた。これがビンゴだったのだ。山梨県内ではガソリンスタンドは営業しているという。それが分かればあとは物資の調達だ。

 仙台に連絡し必要なものを聞いてみると、卓上コンロとカップ麺が欲しいという。カップ麺は簡単に食事がとれることから完全に品不足だという。都内で探してみたがすでに店頭から姿を消していた。それでもあきらめない。卓上コンロは自宅にあるものを供出してもらい、カップ麺は「まだこちらには残っている」という甲府の友人に頼んだ。遠く長崎に住んでいる従姉妹にも手配を頼んだ。

 17日朝、車いっぱいの荷物を積んで甲府をめざし勝沼インター近くのガソリンスタンドで満タンにした。甲府の友人がコンビニなどで買い占めてくれたカップ麺を預かり、中央道から長野道、さらに北陸道に乗り換えて新潟県新発田市のビジネスホテルに到着したのは、暗くなってからであった。ここで改めてガソリンを満タンにしたのはいうまでもない。

 翌18日朝、雪の降る中を日本海に沿って北上、山形県鶴岡市から最上峡、尾花沢、天童を経て作並街道から仙台市に入った。雪は降り続き、途中でガマンできなくなりチェーンを装填した。作並街道のガソリンスタンドはいつ来るか分からないタンクローリーを待つ車の列ができていた。

 このとき、私たちと同じように支援物資を積み込んで、大阪を出発した新聞労連の車も新潟から仙台をめざしていたが、湯殿山のコースを選んだものの雪に阻まれ、私たちの車と同じ日に仙台に到着している。

 仙台市内に着いたのは午後2時を回っていた。新聞労連の車は河北新報労働組合へ、私たちの車は河北新報仙台販売労働組合に行くことにしてあり、そちらへ直行。社屋は閑散としており人の気配さえしなかった。しかし組合事務所のドアをノックするといつもの顔が出てくれた。(次回につづく)

★脈絡のないきょうの一行
大相撲春場所。調子が上がっている遠藤がケガ。残念。ちょっと寂しい。

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11173 あれから4年② 
2015/03/12 [Thu] 07:55:49 » E d i t
 信号機のないところを歩こう、ということで有楽町から地下道を使った。地下鉄・大手町駅には帰れない多くの人が座り込んでいた。神保町の事務所に戻ると、さいわいなことにエレベーターは動いていた。室内は棚から資料などが落ちてきて、散乱状態であった。

 きょうはここに泊まり込むしかないということになり、食料買い出しにコンビニに走ったが時すでに遅く、残り物はなかった。
【11/03/11/20:30頃 コンビニの食料品棚はからっぽ】
食料品棚はカラに

 交通網は遮断されており、帰るに帰れない。このとき知り合いの若夫婦は、デパートで自転車を買って松戸の自宅まで二人乗りで帰ったという。この判断、なかなかしゃれている。もっとも若いからできたことであろう。

 事務所の前の通りは帰宅する人たちで埋まっていた。いわゆる帰宅困難者である。この通りをこんなに多くの人が歩いているのを見たのは初めて。車も渋滞しピクリともしない。実は当初、宣伝カーで自宅まで帰ろうと思っていたのだが、そうしなくて良かった。電車が動いてくれるかどうか、地震の被害状況はどうか、テレビにくぎ付けである。

 私が住んでいる練馬まで、都営地下鉄が動き出したという情報が流れた。仲間たちに別れを告げて事務所をあとにした。22時半ころであった。しかし、わが家に着いたのは午前2時半を回っていた。4時間かかったことになる。

 翌12日朝、動いている都営地下鉄に乗って「大門」駅で下車、モノレールに乗り換えた。羽田空港に行くためだ。この日私は、九州・新燃岳の噴火災害の調査に行くことになっていたのである。実に、何の抵抗もなく予定通り、宮崎空港に着いた。

 ところがなんと、東京から参加することになっていた15人のうち、宮崎に行けたのは私一人だけだったのである。前日から準備のため〝先乗り〟していた2人と合わせて参加者は3人になった。案内してくれる人は5人いて、実に〝贅沢〟な調査となった。

 新燃岳噴火災害は、降灰と噴石による損傷が主である。昨年の御嶽山噴火のとき話題になったが、噴石の威力はすごい。まともに当たれば死に至る。降灰を利用した、人の知恵のすごさに感服した。降灰で焼き物をつくっているところがあったのである。

【11/03/12/降灰の重みで崩れかけた牛舎の屋根/宮崎県都城市】
110312新燃岳の麓
【11/03/12/噴石で穴の開いたトタン屋根/都城市】
噴石で穴の開いた屋根

 現地調査をしながら、地震の被害を受けたであろう仙台の仲間たちのところへ、宮崎から電話を試みた。しかし繋がらない。移動の車のラジオから、宮崎県も津波警報が流れっぱなしだった。大地震の影響である。(次回につづく)

★脈絡のないきょうの一行
土星の衛星の一つに生物が生息できる環境であることが発見された。ワクワクするね。

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11172 あれから4年① 
2015/03/11 [Wed] 14:14:23 » E d i t
 阪神淡路大震災から今年で20年になり、早い、と感じたものだが、東日本大震災もきょうで4年。こちらも昨日のことのようである。死者・行方不明者1万8000人、関連死を含めると2万人を超える犠牲者を出したこの大震災、決して忘れてはならない。そのためにもあの時のことを改めて振り返っておきたい。

 14時46分過ぎ、私は厚労省に入るところだった。千代田総行動の一環で、年金問題の要請をするためだ。突然の揺れで足元がふらつき、自分が脳梗塞にでも襲われたのではないかという感覚であった。一緒に歩いていた人も同じことを考えたという。

 同行者にケイタイで、この地震の震源地がどこか分かるか聞いてみるが、すでに繋がらない。15分ほどした頃だろうか、「震源地は東北の太平洋側だ」という話しが流れてきた。官庁街のビルから次々と労働者が出てきて、避難先の日比谷公園に向かう。われわれもそれについて歩く。

 【11/03/11/15:00過ぎ・避難者であふれる日比谷公園】
日比谷公園
110311日比谷公園

 その間何回か強い揺れがきて、どよめきが起きる。余震だ。少し落ち着いたところで、千代田総行動の次の行動場所、有楽町に向かう。有楽町ではマリオン前でJAL闘争支援の宣伝行動を行うことになっていたからだ。

 案の定、宣伝行動は中止という連絡が入る。この時間になると街角のビル側面に備え付けられたテレビ画面から、津波の様子が流れてきた。それを見ながら私は『犠牲者は5ケタになるぞ』と叫んでいた。目を覆いたくなる気分であった。

【11/03/11/16:00頃の有楽町。新幹線は止まっていた】
110311有楽町駅近く新幹線は止まっている

 自宅の被害状況も心配になり、公衆電話に走る。ケイタイが繋がらず、公衆電話しか通信手段がないことから、長蛇の列である。こういうとき、普段、ケイタイ電話を持たない私はテレカや10円玉があり〝有利〟だ。公衆電話でカードしか使えない機種もあり、戸惑う人もいた。我が家の被害は、テレビが倒れた程度だった。

 有楽町に集まったのは5、6人だっただろうか。もちろん電車は動いておらず、動くまで時間つぶしをしよう、ということになり、つい先日改築のため閉鎖された「ニュー東京」でビールを傾けながら談笑にふけった。が、交通機関は動く気配はなく、とりあえず事務所にもどろうということになり、神保町に向けて歩き出した。(次回につづく)

★脈絡のないきょうの一行
安倍内閣の支持率が下がってきた。当然である。

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2015/03/09 [Mon] 11:15:32 » E d i t
 ちょっといいニュースである。いのちの尊厳を考えると、お金では推し測れない問題もあるが、家族には亡くなったこどもが〝残してくれた〟大事な宝物になったのではなかろうか。心あたたまる措置である。

                           ◇=◇=◇
おぼれた女児を助けようと…死亡の6歳男児遺族に給付金
朝日新聞デジタル 3月7日(土)13時51分配信


 昨年4月、福島県郡山市の川で流された女児を助けようとした男児が亡くなった事故で、県警は6日までに、男児が警察官の職務に協力したとして、男児の遺族に遺族給付金を支払う方針を決めた。2月補正予算案に計上しており、開会中の県議会で可決後、支給される。

 事故は昨年4月16日夕、同市小原田の阿武隈川で起きた。近くの女児(当時3)が川に落ち、一緒に遊んでいた近くの小学1年の辰田真翔(まなと)君(同6)が小学3年の姉と助けようと川へ入り、3人とも流された。辰田君が亡くなり、意識不明の重体となった女児もその後、死亡した。辰田君の姉は救助されて助かった。

 給付は「警察官の職務に協力援助した者の災害給付に関する法律(協力援助法)」に基づく。犯人逮捕や人命救助で警察官の職務に協力し、けがを負ったり、死亡したりするなどした場合に支払われる。

 辰田君の遺族には、遺族給付一時金など計約938万円が支払われる見通しだ。県警厚生課は「男児が自らの危険を顧みず人命の救助に当たった」と支給を決めた理由を説明した。(小島泰生)
                           ◇=◇=◇

 4月の事件だから、小学校に入学したばかりのピカピカだったのだ。「幼い」という形容が残るその子が、流された子を助けようと川に入ったのだろう。怖い、とか、寒いという感覚はきっとなかったのだろう。ただ、ただ無我夢中で女の子を助けようとしたのだろう。その勇気は称賛に値する。

 わが身を顧みないその勇気に対する「ご褒美」として贈られたのである。これは金銭の多寡でなく、いのち尊厳への表彰である。税金がこういう形で活かされるのであれは、大いに賛成したい。辰田真翔くんのご冥福を心から祈りたい。

★脈絡のないきょうの一行
きのう、反原発行動に延べ23000人。国会周辺は人であふれた。それでも報道しないメディアって何?

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2015/03/06 [Fri] 08:02:55 » E d i t
 この問題、どうしても座りが悪くきのうの続編を許していただきたい。やはり変である。法律、なかでもこれは刑事に属する問題であるにもかかわらず、『知らなかった』でおとがめなし、はないだろう。政治家に甘いこんな法律、変えるべきだが、その法律はその人たちが作る訳だから無いものねだりとなり始末が悪い。

 「知らなかった」で済むのだったら、ケイサツはいらない。

 そこで逆もまた真なりの提案だが、政治献金をする企業には補助金を打ち切るというのはどうだろうか。献金が発覚したら、その間の補助金を全額返してもらえばいいのだ。政治家が襟を正すことはどうせ不可能だろうから、企業の側に制裁を科すことによって、補助金という名の税金を政治献金に回すことを阻止すればいいのだ。

 これに限らず、政党助成金の扱いも変だ。共産党は受け取りを拒否しているが、この分はどうなっているかというと、他の政党が議席割で山分けしているのである。本来、共産党が受け取るものを、自民党以下各党が〝おこぼれ〟を受け取っているのだ。

 兄弟姉妹でケーキを分けて、一番上のお兄ちゃんが「ボクはいらない」といえば、その分はみんなで分けていいだろう。ところが、政党助成金は税金なのである。共産党が「ボクはいらない」と言えば、それは国庫に返すべき性質のものだ。ところが政治の世界では、いじきたないというか、そうならないらしい。ケーキみたいに他の政党が食べちゃうのだ。

 法律がそうなっている、といえばそれまでだが、だったら法律を変えろよといいたい。私は、政党助成金は廃止すべきだと思うが、現状では少なくとも共産党以外の政党は、「その分はいただけません」と辞退すべきだ。そうなれば税金として残るのである。

 共産党が辞退した助成金をハイエナみたいに食いちぎる、この現実は実に嘆かわしいし、〝政治の貧すれば鈍する〟状態としか言いようがない。「身を切る政治」といいながら実は税金をもらい、企業から献金を受け、肥え太っているのである。政党助成金という形で身を切っているのは、国会や議員ではなく実は国民なのである。

 このブログを書いている最中に、政党助成金の廃止法案を提出している共産党が、今度は企業・団体献金全面禁止の法案を提出すると発表した。大賛成である。そもそも政党とは「共通の政治的主義・主張をもつ者によって組織され、一定の政治的利益や政策の実現のために活動し、政権獲得をめざす集団。」(デジタル大辞泉)である。『共通の政治的主義・主張』を実現するために税金をつかうなど、本来あってはならない。

★脈絡のないきょうの一行
選挙権にも18歳以上に付与法案。背景に改憲国民投票が透けてみえるが……。

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2015/03/05 [Thu] 10:15:41 » E d i t
 毎日新聞の編集専門委員・与良正男さんが、昨日(4日)の同紙夕刊で興味深い記事を書いている。共産党だけが違憲であるとして受け取りを拒否している「政党交付金」について、この制度導入のとき同時に団体・企業献金を禁止することを決めていたという。

 私もそう記憶している。この交付金制度は悪名高い小選挙区制度と同時に成立した。小ブログでも紹介したが、小選挙区制は政治腐敗を正す意味から「政治改革」という名の鳴物入りで成立した。その議論のなかで団体・企業献金禁止論が浮上し、各党ともこれを了承したはずだ。

 ところが現実は〝すっぽ抜け〟に終わり、あまつさえ国からの補助金を得ている企業からの政治献金禁止もなきもの状態となっている。それが、安倍首相が該当5社から政治献金を受けていたという問題だ。これはもう明らかな法違反であり、責任は追及されてしかるべきだ。団体・企業献金禁止問題で、以下のようないい加減な〝取り決め〟があったことに、改めてハラが立つ。

 与良氏が指摘するように、私も団体・企業献金は全面的に禁止すべきだと思う。

                            ◇=◇=◇
熱血!与良政談:抜け道を用意する罪=与良正男
毎日新聞 2015年03月04日 東京夕刊


 先週も触れた「与野党は1994年、政党交付金の導入を決めた際、5年後に政治家への企業・団体献金を廃止すると約束していた」という話に今一度こだわりたい。
 合意したのは当時、非自民連立政権のトップだった細川護熙首相と野党・自民党の河野洋平総裁だ。2人には衆院法制局の見解として、こんな助言がもたらされていた。
 「献金を『5年に限り認める』というのと、『5年後に廃止する』とは違います。5年限りであれば、今回法律で定めれば放っておいても5年後に禁止となるが、5年後廃止だと、その時にまた新たな廃止法を作らなければ効果は生じない」
 分かりにくい理屈だけれど、法律とはそういうものらしい。そこで2人は「ならば『5年限り』でかまわない」と合意した。ところが各党の担当者が具体策を協議するうちに、いつの間にか「5年後廃止」と言葉が書き直されていた――。
 以上は細川氏の秘書官を務めていた成田憲彦氏が後に明らかにした話だ。実際、99年に政治資金規正法が改正された際、政治家個人への企業・団体献金は確かに禁止されたが、政治家が代表を務める政党支部への献金は認める形で今も実質的に生き残ることになった。当初から巧妙に抜け道を用意していた政治家がいたということであり、それに気づかなかった私も恥じるばかりだ。
 今焦点になっている補助金受給企業の献金問題も同じことが言える。規正法は補助金の交付決定を受けた企業や団体に1年間、献金を禁じる一方、政治家側に対しては補助金の交付を「知りつつ」献金を受けてはならないと定めている。つまり知らなければ違反にならないというわけだ。安倍晋三首相らがそろって「知らなかったから違法でない」と釈明しているのはそのためだ。
 でも世間の常識で考えればおかしい。補助金を受けているかどうか、政治家側も調査は決して不可能ではないと思う。いや、これでは「知る」と違反になるから、「知ろうとせず、調査もしない」方が得だと規定しているようなものではないか。
 政治家に都合がいいような抜け道ができないよう、ここは補助金等々に関係なく企業・団体献金は全面的に禁止するのが不信解消の道だと再度、言っておく。(専門編集委員)
                            ◇=◇=◇

★脈絡のないきょうの一行
一部週刊誌で、川崎の中学生殺害事件の未成年容疑者の実名報道の報。メディア、ますます劣化。いやいや、週刊誌はメディアじゃない?

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2015/03/04 [Wed] 14:30:53 » E d i t
 とりあえず、以下のウェブから。

                           ◇=◇=◇
コアラ686頭「間引き」=地方政府が極秘に―豪
時事通信 3月4日(水)10時34分配信


 【シドニー時事】オーストラリア南東部ビクトリア州政府が、増え過ぎたコアラを「間引き」するため、686頭を致死注射で殺処分していたことが分かった。オーストラリアン紙が4日報じた。全国的には絶滅も危ぶまれており、州政府の判断に批判の声が上がっている。

 間引きはケープオトウエイ地域で、2013年9月から14年3月にかけて3回に分けて行われた。8000頭ものコアラが過密状態で生息し、エサとなるユーカリの葉が減少。関係者は同紙に「餓死を回避するため、安楽死以外に選択肢がなかった」と証言した。 
                           ◇=◇=◇

 増えすぎたコアラを〝間引き〟したのだ。この問題はしっかり考える必要がある。確かに放置しておいたらコアラが増えすぎて、エサ不足で騒ぎも起きるであろうし弱い者は死んでいく。さらに人間への被害が広がる恐れもある。それを未然に防ごうという試みなのだろう。

 相手が愛らしいコアラであるだけに関心が高まる。これが北海道のエゾシカなら、やむを得ないという意見が出てくる。現に北海道ではエゾシカが増えすぎて、一定の数の猟は認められ、シカの肉料理が広がっているという。こちらはまだ食料となるから役立つが、コアラはそうはいかない。

 コアラに限らず、イヌやネコも保健所では殺処分の対象になる。そのほとんどは捨てられたものだが、飼い主の無責任さにハラが立つ。捨てるのなら飼うなよといいたい。昨年暮れには大量のイヌが生きたまま捨てられ社会問題になったことがある。

 その解決策の一つとして台湾の国会で今年1月、動物の殺処分を禁止する法律が成立している。「(台北 25日 中央社)立法院(国会)で23日、動物保護法の一部改正案が可決された。改正2年後から動物収容所での動物の殺処分が禁止される。」(中央通訊社)

 これは学ぶべき立法だ。予算は必要とするが、「まず殺さない」ことから始めるところに意義がある。動物愛護団体は殺処分禁止を求めている。「ペットレスキュー」として捨てられた動物の里親探しをしている人もいる。「動物との共生フォーラム」/http://doubutsu-forum.com/satushobun.htmlでは対策などについて問題を提起している。

 これは動物の問題であるとともに、人間の問題でもある。

★脈絡のないきょうの一行
中国の国防予算が10%増へ(毎日新聞)。それはないぜ、歴史の逆行ではないのか。

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2015/03/02 [Mon] 10:35:24 » E d i t
 先週土曜日は、久しぶりに高尾山に登った。天気は曇りがちでいつものようにスカイツリーを目視することはできなかったが、富士山は見せてくれた。行きがけの車の中でラジオを聞いていたら、評論家の大宅映子氏が登場して、川崎市の中学1年の少年が殺害された事件の報道について「違和感がある」と強調していた。めずらしく彼女の意見と一致した。

 少年の殺害が発覚したのは2月20日未明。容疑者が逮捕されたのは、27日。その1週間の間に、テレビニュースのトップはこの事件がほとんどだったからだ。捜査の進展もなく、新たな情報かと思えば、少年が殺害された現場や衣類が焼かれたと思われるトイレの映像がえんえんと流された。違和感とはこの部分だ。

 あれは一体何だったのだろう。警察と検察の動きも不可解だった。ほとんど容疑者が明らかになっているにもかかわらず、逮捕に踏み切るまで1週間もかかっている。容疑者が未成年であり、捜査に慎重を期したことは理解できるが、それにつけても逮捕までの時間がかかり過ぎている。

 ネットでは、未成年であるにもかかわらず容疑者と思われる人物の名前や、顔写真が逮捕前に流れていた。最近はかなり削除されているが、これが事実だとしたら、明らかに少年法違反だし、表現の自由の範疇を逸脱している。「ネット社会」の弊害が噴出したといえる。

 過剰と思われる報道がつづくとき、別の「何か」を国民の目から遠ざけているのではないか、と考えてしまうのが私の〝習性〟だが、今回もあった。政界である。23日、西川農水大臣が国から補助金を受け取っている企業から献金を受けたとして、辞任している。

 この問題、新聞の1面記事にはなったが中学生殺害事件の陰に隠された感は否めない。国会はこの問題で1日だけ空転したが、真相究明にいたっていない。国から補助金を受けている企業からの献金は禁止されている。政党助成金を合わせると税金からの「二重取り」になるからだ。

 明らかな犯罪だが、大臣を辞任しただけで済まされる問題なのか。この問題につづいて、下村文科大臣、望月環境大臣、川上法務大臣らの政治資金規正法、企業献金違反の疑いが浮上している。このような「政治不始末」が、中学生殺害事件の陰であいまいに、いや、不問にされつつあるのではないか、危惧を禁じ得ない。

 もう一つ、この事件が起きる前はワイドショーなどで必ず取り上げられていた、ISテロ組織による後藤健二さんらの殺害問題が、潮が引くように消えた。本来なら、政府による交渉経過などの検証が行われなければならないはずだが、それも消えた。

 それにつけてもあの少年を救うことが出来なかったのか、残念でならない。学校を休み、殺されるかもしれないというシグナルを出し、殴られて傷を負っていたにもかかわらず大人たちは救いの手を差し伸べなかった。殺され方がISテロ組織と似ていて猟奇的であることを強調するメディアもあるが、そんな問題ではなかろう。今回の事件を通じても、メディアの劣化をより一層感じざるを得ない。

 もう3月。三寒四温のこの季節、温かい日が待ち遠しい。

★脈絡のないきょうの一行
ここのところ、北海道は荒天つづき。お見舞い申し上げるとともに、ご注意を。