ヘボやんの独り言
12« 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31.»02
11151 「一行」編77 
2015/01/28 [Wed] 10:30:42 » E d i t
  「イスラム国」人質問題、新たな展開をみせているが、心配だ。一行編のつづきです。

14/12/01
「円安株高」がじわじわと進行。その一方でくらしは下がる一方。さて。

14/12/03
菅原文太さん逝く。高倉健さんにつづく訃報は、力が萎える。

14/12/08
選挙中盤の世論調査も与党有利。これをひっくり返すのは投票率を上げることだけ。さて。

14/12/11
与党、3分2を超す勢い(朝日)。この隔靴掻痒感、困ったものだ。

14/12/15
原発立地の14選挙区中、11選挙区で自民候補当選。だからと言って原発が認められたわけではない。

14/12/17
爆弾低気圧が北海道を襲っている。知床半島でホワイト・アウトを経験したことあるが凄い。事件・事故のないことを祈りたい。

14/12/22
首都高で逆走自転車とトラックが衝突し死亡。確かに出口に人はいないもんなー……。

14/12/27
生活保護費削減の動き。どこまで国民をコケにする気だろう。

14/12/28
千代田区の内田茂都議が、ビール券配布で書類送検。事実だったら、辞職すべし。

14/12/30
年末年始、冬登山の季節。事故のないことを祈りたい。

★脈絡のないきょうの一行
安倍首相「新辺野古基地推進は民主主義に反しない」――。民意に沿うことが民主主義じゃないのか?

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2015/01/26 [Mon] 10:54:28 » E d i t
 1億2702万分の1。「イスラム国」によって殺害された湯川遥菜さんもその大きな数のなかの小さな一人。そのいのちを、いかなる理由があろうとも断ってしまう権利は、あの人たちにはない。そのいのちを奪った彼らに、行き場のない憤りが駆け巡る。

 もう一人のジャーナリスト・後藤健二さん。母親の心底からの訴えは、心揺さぶられた。それは「人間」の叫びでもあったからだ。「自分のいのちと交換してでも救ってほしい」という、当たり前の母の愛に何一つ応えられない、涙するだけの自分がうらめしい。

 今回の身代金要求事件の引き金となったのは、安倍晋三首相の2億㌦支援発言。「人道的立場から」と説明すればするほど、私には虚しく聞こえる。本当にそうなのかと。

 今年の1月17日は阪神淡路大震災20年目の節目だった。そのとき、彼は日本にいなかった。すでに中東入りしていたのだ。人道的に一番気を遣わなければならない、自国の震災被災者を放置して、チャラチャラと外国へ。そこで「人道的支援に2億ドル」とバラマキ演説。

 この日、天皇・皇后夫妻は高齢をおして被災地を訪ねた。20年を経て、未だに傷癒えぬ被災者がいる。その人たちがどれだけ励まされたことか。誤解を恐れずにいえば、私は象徴であっても「天皇制」に反対だ。しかし平成天皇・皇后の、苦しむ国民へ差し伸べる温かい手は、無条件で支持する。

 片方は国民を無視して、海外旅行。もう一方は国民のなかに入り込んで苦楽をともにしようとする。その「人間性」は天と地ほどの違いがある。その延長線で、首相の言う「人道的支援」なるものの本質はいかほどか、しっかり見極める必要がある。

 生活保護費の切り下げ、介護保険報酬の2.27%削減、医療費の個人負担増、災害被災者への遅々とした支援、原発被災者への冷たい仕打ち、沖縄県への交付税削減、生涯ハケンの労働法制改悪――。枚挙にいとまのないこれらは、どう贔屓目に見ても非人道的である。

 〝暴論〟を承知で言わせていただけば、2億㌦があればどれだけの被災者が救われ、どれだけの被介護者が安心できるか。この国の首相は明らかに目の向け方が間違っている。自国民への人道的支援こそが急がれているのに、だ。外ヅラは人道支援、身内には痛みの押しつけ。これはもう本末転倒政治である。

 敢えて申し上げておくが、私は中東諸国の難民をはじめ苦しんでいる人々への支援は必要ない、と言っているのではない。真の意味の人間性・人道的立場からおおいに行うべきだと考える。しかし、その前に国内でやるべきことがあるのではないか、そう言いたいのである。これは日本の人口1億2720万人の一人としての意見である。

★脈絡のないきょうの一行
オール沖縄の国会議員も参加して辺野古に新基地はつくらせない――昨日、国会前に7000人。政府は真摯に声を聞け。

政治問題 *  TB: 0  *  CM: 0  * top △ 
2015/01/24 [Sat] 03:14:09 » E d i t
 もし、「イスラム国」による人質事件がなければ、こちらのほうが国際問題として批判にさらされた可能性がある。昨日、東京電力が福島第一原発の汚染水処理について、「処理にあたって年内の目標を達成できない」ことを明らかにした問題だ。この事態は国際社会に対して安倍首相がウソを公言したことになるからだ。

 多くの日本国民がある意味、予測したことであった。一昨年9月、毎日新聞社が実施した世論調査を再録しよう。

 「14、15両日に行った毎日新聞の全国世論調査で、安倍晋三首相が7日の国際オリンピック委員会(IOC)総会のプレゼンテーションで東京電力福島第1原発の汚染水について『完全にブロックされている』と発言したことについて尋ねたところ、『そうは思わなかった』との回答が66%に上った。政府は『放射性物質の影響は発電所の港湾内にとどまっている』(菅義偉官房長官)などと発言の正当性を強調しているが、十分に浸透していない。」(毎日新聞2013年9月15日ウェブ ※詳細は同年9月15日小ブログ)

 毎日新聞は、「十分に浸透していない」とやや遠慮がちであるが、浸透していないどころか安倍首相発言は真っ赤なウソだったのだ。2020年に東京でオリンピック開催が決まったのは、福島第一原発事故処理問題のクリアが前提だった。今回の東電の発表は、それができなくなる可能性が生じたことを示唆している。

 さて、世界にウソを発信した安倍さん、どう取り繕うのか。現地では未だに放射線物質が漏れつづけているという。コントロールどころかブロックさえままならない。時計の針を2013年9月6日にもどすべきではないのか。

 それにつけても、「イスラム国」による日本人人質事件の大騒動の最中に、このような重要問題を発表する東電と政府の姑息さにムカつく。国民をナメてるのか! 以下、時事通信ウェブから。

                              ◇=◇=◇
首相意向重視、無理な工程=「後退目標」も達成できず―遠い汚染水の浄化・福島第1
時事通信 1月23日(金)16時40分配信


 東京電力の広瀬直己社長が23日、福島第1原発の放射能汚染水の浄化について、目標の達成断念を表明した。安倍晋三首相の意向を受け、3月末までの全量浄化を約束していたが、汚染水対策が困難を極める中、そもそも無理な工程となっていた。

 広瀬社長は、達成が5月にずれ込むとの見通しを示したが、放射性物質を大幅に減らす装置「ALPS」(アルプス)で未処理の汚染水はある程度残るのは確実で、浄化完了はさらに先になりそうだ。

 目標設定のきっかけは東京五輪の招致活動だった。安倍首相は2013年9月、福島第1原発事故の影響への懸念を払拭(ふっしょく)するため、「状況はコントロールされている」と発言。現実には汚染水漏れなどトラブルが相次ぎ、強い批判を浴びた首相は東電に対し、タンクなどにたまった汚染水の浄化処理の加速を求めた。 
                               ◇=◇=◇

★脈絡のないきょうの一行
兵庫県西宮市長、〝偏向報道〟に取材拒否を表明(神戸新聞)。それも偏向かどうかは市が決める、と。えっ!?

原発問題 *  TB: 0  *  CM: 0  * top △ 
11148 「一行」編76 
2015/01/23 [Fri] 12:37:46 » E d i t
14/11/01
公明党が派遣法改訂問題で修正案を提出。審議前の、しかも与党からの修正案は異例。これも是々非々かなー。

14/11/02
サンゴの中国密漁船団、伊豆諸島沖に移動(朝日新聞デジタル)。被害は拡大している。

14/11/10
「消費税を10%に引き上げられる状況ではない=71%」(朝日新聞世論調査)。国民の実感である。

14/11/11
にわかに衆議院解散モード。消費税10%を先送りし、点数稼ぎが見え隠れしているが。さて。

14/11/12
7割の人が来年の消費税増税に反対という意思表示をしている最中に、実施先送りをして総選挙? 何それ?

14/11/13
沖縄知事選、最終盤へ。解散風で注目度がぼんやりに。風に意図ありと見た。

14/11/14
総選挙投票日は12月14日か21日と取り沙汰。個人の予定的には14日の方がいいなー。

14/11/16
「イスラム国」で戦闘でとらえられた兵士がさらし首になっているという(時事通信)。これはひどい。

14/11/17
選挙違反の「小渕ワイン」、有権者にも聴取。ジワジワと司直の手が伸びる。

14/11/19
高倉健さん逝く。「あなたへ」は今でも心に残っている。愛と夢をありがとう。

14/11/21
国会、きょう解散。あの人たちはまた、意味の分からない「万歳」やるのかな。

14/11/24
恒例の〝解散万歳〟を2度やるという前代未聞の国会。笑えるね。

14/11/26
小渕優子議員の政治資金、時間とともに疑惑深まる。それでも立候補するのかねー。

14/11/28
朝日新聞で「吉田調書」にかかわった社員6人を処分するという。釈然としない。

14/11/29
自民党の政治献金43%増(毎日新聞)。政党助成金導入のとき、企業・団体献金はやめるはずではなかったのか?

★脈絡のないきょうの一行
「イスラム国」は、即刻、二人の日本人を解放せよ!!
11147 「一行」編75 
2015/01/22 [Thu] 10:12:37 » E d i t
14/10/01
御嶽山捜索が難航している。大変な作業だが、関係者の2次災害が起こらぬことを祈りたい。

14/10/14
台風一過で御嶽山噴火被害者の捜索が始まる。雪が降る前に残った人たちを見つけてほしい。切なる願いである。

14/10/20
日本の薬がエボラ出血熱に効果があるのではないか、という一報。事実であれば、活用してほしい。

14/10/27
宮沢洋一・新経産大臣、政治資金で「SMバー」出入りが発覚。風俗店で政治談議、嗤えるね。

14/10/28
大事には至らなかったようだが、日本でもエボラ出血熱〝患者〟の疑いが。対策のため今こそ人間の英知を。

14/10/29
神奈川県警の電車内の痴漢捜査官が、駐輪場で女子大生の尻を触って逮捕。世も末だね。

14/10/30
沖縄県知事選挙が告示された。県民の期待を裏切り、公約を踏みにじった現職も立候補。沖縄の心はどう動くか。

14/10/31
小笠原諸島で中国船によるサンゴの密漁が横行しているという。これはひどい。

★脈絡のないきょうの一行
「イスラム国」身代金要求事件、制限時間まで24時間。日本政府の交渉力に期待したい。

11146 「一行」編74 
2015/01/21 [Wed] 13:01:52 » E d i t
 「きょうの一行」まとめ編です。しばしおつきあいを。

14/09/01
高校の軟式野球大会、延長50回でやっとケリ。よくやったね、若さだね。

14/09/03
安倍改造内閣、今回も新味のないお友だちばかりだね。一致しているのは「改憲」か?

14/09/05
広がっているデング熱、新宿西口公園にも? これってヤバクない?

14/09/08
スリランカで外国訪問は歴代首相最多の49ヶ国(TBS)。海外バラマキの記録も最多か。国民は消費税増税であえいでいるのに。

14/09/09
テニス全米オープン、錦織圭が準優勝に終わった。優勝逃したが、歴史に刻んだ功績は大きい。

14/09/10
5兆5000億円余のムダ金をつぎ込むリニア新幹線、10月着工へ動き出す。やるべきことがほかにあるのでは。

14/09/11
北海道地方に大雨洪水警報。札幌市内だけで70万人を超える避難勧告。犠牲者は出さないでほしい。

14/09/12
へぇー、今度は政府調達の入札で女性を積極的に登用する企業を優遇する制度の導入だってね、安倍さん。人気取りに余念がないね。国民生活にもそのくらい気を遣ってほしいね。

14/09/17
横浜市の18図書館で、年間2万冊の本が行方不明になっているという(産経新聞ウェブ)。これは窃盗事件だ。

14/09/17
プロ野球DeNAに女性オーナー誕生へ。プロ野球で女性オーナーは初めてだってね。

14/09/18
円安ドル高傾向つづき、株価も16000円台に回復。新たなバブルでなければいいが。

14/09/22
アジア大会バトミントン男子で、日本側だけに風が吹いてきたんだってね。実に分かりやすいミステリー。

14/09/23
米中央軍、シリアへの空爆実施。あの爆撃の下で苦しんでいる市民は何人いることか。報復も怖い。

14/09/24
昨日の亀戸公園で開かれた反原発集会に1万6000人。「川内原発再稼働反対」の声が響きわたった。

14/09/25
神戸の幼女殺害事件、一転、容疑者逮捕。この非道、いったい何があったのか……。言葉がない。

14/09/26
米・ロスアンゼルス、男性警官による黒人女性殴打事件で、和解金1億6000万円(時事通信)。金額の多寡もさることながら、人権侵害への代償としては当然。

14/09/29
大相撲に新星・逸ノ城。おもしろくなるね。

★脈絡のないきょうの一行
「イスラム国」で日本人人質となり身代金要求。アラブ圏のテロ組織がついに日本を対象に。さて、安倍政権どうする。

2015/01/20 [Tue] 11:48:36 » E d i t
 阪神・淡路大震災20年に神戸を訪ねた。20年つきあえばもういいだろう、今回を区切りにしよう、そんな思いを持って出かけたがとんでもない思い違いだった。20年を経た今もなお、震災時と同じような生活を強いられている人々がいるのである。

 私はその国の政治の良し悪しは、4つの階層への扱いがどうなっているかを見れば分かる、と常々言ってきた。①お年寄り②子ども③障がい者④災害被災者――がそれである。ひとくくりでいえば、『社会的弱者』ということになる。

 災害被災者のそれは苛烈である。「災害は貧しい人ほど被害が大きく、もとにもどるのに長引く」という。これもまた真実である。前回紹介したように、震災前、新しいマンションに住んでいた人たちは小さな被害で済んだ。しかし、密集した集合住宅の被災者の被害は大きかった。

 長田区を歩いた。あちこちに空地が散見された。戻って来れない人たちのそれである。商店街はかつての活気はないという。人が帰ってこないからだ。人が住んでこその商店街だ。学校の数も減ったという。子どもたちが帰ってこないからだ。

 一方で、高層ビルの建築が進んでいる。アンバランスの復興に寒気が走る。あのとき、神戸空港の建設計画があり、震災復興が先だと議論になった。伊丹空港、関西空港があり同じエリアに3つ目の空港は不要だった。

 しかし為政者は「創造的復興」というまやかしの政策で1999年に空港建設に強行着工した。被災4年目、被災者が立ち直れない事態のなかだった。いま、その空港は収入予定が3分の1しか得られず、経営危機に喘いでいる。

 創造的復興なるものが何であったか、はっきりした。東日本大震災で「復興特区」が叫ばれその施策が実施されつつある。これも阪神・淡路大震災のときの「創造的復興」と同じように、被災者不在のまますすめられようとしているのだ。同じ過ちを繰り返そうとしていることに危ぐを抱かざるをえない。

 神戸市街地を見下ろすことのできる諏訪山に行った。ここで被災20年の追悼集会が開かれた。寒かった。17日午前5時46分、松平晃さんのトランペットが響き渡った。読経の声が闇夜に高く低くうねっていく。3度目の諏訪山だが、身の引き締まる思いである。

 火山列島・日本。しかも台風の通り道。災害は避けて通れない。しかし、被害を少なくすることはできるはずだ。欧米諸国の「減災」の取り組みがそれだ。人間の知恵は、その取り組みを実現できるはずだ。人間本位の政治がある限り。

 以下、写真を紹介したい。

【トランペットは市街地に響いた】
松平晃さんのトランペット

【諏訪山の追悼集会】
明け方の追悼集会

【あちこちにこのような空地が残る】
あちこちにまだ空地が

【ポートタワーから。ビルが建設さているが……】
ポートタワーからの夜景

【真の復興は人間性の回復】
人間復興こそ

★脈絡のないきょうの一行
政党助成金、15年度分総額320億円。共産党を除くすべての政党が受け取りへ。自分の税金が自民党に行くことを考えるとハラが立つ。

災害問題 *  TB: 0  *  CM: 0  * top △ 
2015/01/19 [Mon] 16:09:14 » E d i t
 実に清々しいおわびだ。低次元の喧嘩はしない。意図すべきものは意図して、「貶める」ことはなく、ジョークとして受け止めてほしい――と。「世の中に起きている様々な問題を憂慮し、平和を願う純粋な気持ちを込めました。」これ、いいじゃないか。どこかの国の首相の訳のわからない「積極的平和主義」よりはるかに分かりやすい。

 表現者としてのサザンオールスターズの人気が分かった。遅ればせながら、私もファンになることにした。昨年末のライブとNHK紅白歌合戦で歌った内容について、「お詫び」が発表された。受け止め方にいろいろあるかもしれないが、以下、スポーツ報知のウェブから。

                            ◇=◇=◇
スポーツ報知 1月15日(木)18時24分配信

昨年末に行われたサザンオールスターズの年越ライブでの一部演出が問題視されている件で、桑田佳祐は15日、謝罪文を発表した。全文は以下の通り。

サザンオールスターズ年越ライブ2014に関するお詫び


 いつもサザンオールスターズを応援いただき、誠にありがとうございます。

 この度、2014年12月に横浜アリーナにて行われた、サザンオールスターズ年越ライブ2014「ひつじだよ!全員集合!」の一部内容について、お詫びとご説明を申し上げます。

 このライブに関しましては、メンバー、スタッフ一同一丸となって、お客様に満足していただける最高のエンタテインメントを作り上げるべく、全力を尽くしてまいりました。そして、その中に、世の中に起きている様々な問題を憂慮し、平和を願う純粋な気持ちを込めました。また昨年秋、桑田佳祐が、紫綬褒章を賜るという栄誉に浴することができましたことから、ファンの方々に多数お集まりいただけるライブの場をお借りして、紫綬褒章をお披露目させていただき、いつも応援して下さっている皆様への感謝の気持ちをお伝えする場面も作らせていただきました。その際、感謝の表現方法に充分な配慮が足りず、ジョークを織り込み、紫綬褒章の取り扱いにも不備があった為、不快な思いをされた方もいらっしゃいました。深く反省すると共に、ここに謹んでお詫び申し上げます。

 また、紅白歌合戦に出演させて頂いた折のつけ髭は、お客様に楽しんで頂ければという意図であり、他意は全くございません。

 また、一昨年のライブで演出の為に使用されたデモなどのニュース映像の内容は、緊張が高まる世界の現状を憂い、平和を希望する意図で使用したものです。

 以上、ライブの内容に関しまして、特定の団体や思想等に賛同、反対、あるいは貶めるなどといった意図は全くございません。

 毎回、最高のライブを作るよう全力を尽くしておりますが、時として内容や運営に不備もあるかと思います。すべてのお客様にご満足いただき、楽しんでいただけるエンタテインメントを目指して、今後もメンバー、スタッフ一同、たゆまぬ努力をして参る所存です。

 今後ともサザンオールスターズを何卒よろしくお願い申し上げます。

株式会社アミューズ

桑田佳祐(サザンオールスターズ)
                            ◇=◇=◇

★脈絡のないきょうの一行
25年度に介護職員が30万人不足(厚労省)。団塊世代を直撃。どうする。

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11143 あれから20年② 
2015/01/16 [Fri] 03:56:04 » E d i t
 新しいと思われるマンションはしっかり建っているが、周辺の平屋は全壊しているという風景に出くわした。建物の耐震力とでもいうのだろうか、その違いがくっきりと分かる。これほどまでに違うのか、目を疑ったものである。

 ちょうどお昼時、三宮駅前では炊き出しの前に行列ができていた。ボランティアの人たちだろう、「頑張ってください」とひとり一人に声をかけ食事の入った器を手渡していた。新長田駅近くの焼け落ちたアーケード街は、骨組みだけが残っていた。

【新しいと思われるマンションと周辺の全壊した家屋】
被災地01

【供えられた花】
被災地03

【三宮の炊き出し現場】
炊き出しに並ぶ人

【焼け落ちたアーケード街】
アーケード街

 この大震災のとき、全国から被災者支援の手が差し伸べられたのはご承知のとおりである。しかし、このころは被災者への住宅支援の道は閉ざされていた。「自助」が原則であり、公的支援はしないというのがそれであった。

 前出の雲仙普賢岳被害救済を中心にしていた東京の「ネットワーク」は、災害時の公的支援も行わせるべきだ、ということになりそのための運動体をつくろうということになった。かつて総評時代には伊勢湾台風(1959年9月)の被災者支援のときにできた、「民災対」という組織がありそれと同じようなものができないかという模索が始まった。その母体となるのは、ナショナルセンターとしての全労連だろうということで、早速オルグがはじまった。

 その中心に、民災対の経験をもつ大屋鐘吾さん(故人)が座った。全労連をはじめ、自治労連など主要単産、そして全商連や新婦人など民主団体にも要請して回った。大屋さんは高齢をおして歩いてくれた。そして、4年後の1999年に「災害被災者支援と災害対策改善を求める全国連絡会」(全国災対連)が結成され、運動の広がりによって住宅への公的支援を実現したのである。それは、阪神・淡路大震災の被災者には間に合わなかったものの、東日本大震災には適用された。

 被災者支援は住宅だけにとどまらず、災害弔慰金、小中学生の修学援助金、雇用保険の扱いなど被災者支援は多岐にわたっている。しかし、それはまだまだ不十分であり、改善が求められる。災対連は各地にもつくられた。直近では広島で土石流災害の被災者支援をするために結成されている。

 阪神・淡路大震災から20年、あす、神戸でさまざまなイベントが開かれる。全国災対連が主催するそれに、私も参加する予定である。

★脈絡のないきょうの一行
岡山、鳥インフレで20万羽処分。数もすごいが広がらなければいいが。
災害問題 *  TB: 0  *  CM: 0  * top △ 
11142 あれから20年① 
2015/01/15 [Thu] 12:35:41 » E d i t
 時の移ろいは早い。あさってで、阪神・淡路大震災から20年になる。あの日の朝、カミさんの「関西方面で大地震があったらしいよ」という声でたたき起こされた。あわててテレビを見てみると、神戸上空からのヘリの映像は、燃え上がる市街地をとらえていた。

 1995年1月17日午前5時46分、明石海峡を震源地としてM7.3の地震が発生。淡路島と神戸市を中心に甚大な被害が発生した。死者6,434名、行方不明者3名、負傷者43,792名、全壊104,906棟、半壊144,274棟、全半壊合計249,180棟(約46万世帯)、一部損壊390,506棟、全焼7,036棟、焼損棟数7,574棟、罹災世帯8,969世帯(Wikipedia)――などである。

 当時私は、91年6月に発生した雲仙普賢岳火砕流被害問題に取り組んでいた。大火砕流による死者・行方不明者は43名にのぼりそのうち16人が報道関係者だったこと、私自身が長崎県出身であったことから東京で『雲仙普賢岳被災者支援ネットワーク』をつくり、被災者支援の活動を行っていた。

 その関係もあり、関西の大地震発生による被災者支援をどうするか、ネットワークの仲間たちと相談が始まり、街頭で義援金募金などをやった。実際の現場がどうなっているか、調査も必要であるということで、2月26日に現地を訪ねた。

 前日は大阪に泊まり、大阪港から神戸に渡った。三宮駅から兵庫駅に乗り継ぎ、新長田駅まで歩いた。被災から1ヵ月を過ぎていたにもかかわらず、被災地は想像を絶するもので、ただ息をのんだ。一面、焼野原である。ところどころに花が供えてあった。その場で亡くなった人への手向けであろう。避難先の連絡場所が建て札になっていたり、救出に対するお礼の言葉もあった。

【貼り紙】
見物来るな

【1フロアが押し潰された水道局のビル】
水道局2

 テレビでしか見なかった水道局ビルの1フロアが押しつぶされている様子には、都市型地震の恐怖を感じた。「ガンバッテルから震災見物くるな!」という、駅前の歩道の欄干の貼り紙に心痛んだ。

【〝焦土化〟した被災地】
被災地2

【銭湯のエントツは残った】
被災地08

 途中、テントを張ってコーヒーを売っている女性を目にした。コーヒーを飲みながら聞いてみると、その場所でスナックを経営していたという。「自宅は少し高台のところにあり、そこから見ると火が燃え移っていく様子がよく分かった。店がどうなるか心配で、電話をかけてみた。17日の午後10時ころまでは呼び出し音がしていたが、それ以降は音がしなくなった。それで、店が燃えたなと諦めた」――。(次回につづく)

★脈絡のないきょうの一行
フランス、イスラム国攻撃に空母派遣へ(時事通信)。暴力の連鎖はやめてくれ!

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2015/01/14 [Wed] 10:48:19 » E d i t
 早ければいいというものではないが、第三次(大惨事)安倍内閣に「打倒」を突きつけたい。メディア界には「ハネムーンルール」とか「100日ルール」などと言われる、新しい政権ができてしばらくは批判を控えるという暗黙の了解があるが、今回は第三次であるし、新年に入ってからの矢継ぎ早の国民いじめ政策に我慢がならないからだ。

 とにかくひどい。沖縄への地方交付税削減と、軍事施設づくりの予算増。介護報酬の2.27%もの引き下げ、75歳以上の保険料「特例軽減」の廃止。入院患者の食費1食200円増、生活保護の住宅扶助と冬季加算の引き下げ――など弱い者いじめは、目を覆いたくなるような惨事である。

 なかでも介護報酬の引き下げはひどい。これによって、何が起きるか。介護職員の賃金引き下げ-職員の人員削減-サービス低下-入所者の負担増――という悪循環が垣間見える。若い人たちの間には「自分たちの時代には年金はもらえないかもしれない」という不安が広がっているが、中高年層には「老人ホームに入れなくなる」という現実が目の前に迫っており、すでにその兆候は始まっている。先週のものだが以下、朝日新聞ウェブから。

                            ◇=◇=◇
大都市の介護施設、求人難深刻 職員定数割れで閉鎖も
朝日新聞デジタル 1月5日(月)7時28分配信


 特別養護老人ホーム(特養)などの介護施設の職員不足が大都市を中心に深刻になっている。東京では職員が定数に満たない特養が続出し、新たな入居者の受け入れをやめたり部屋を一部閉鎖したりするところが出始めた。介護職員の有効求人倍率は全国平均で2倍を超えており、東京都が4・34倍、愛知県が3・96倍、大阪府が2・77倍など大都市を中心に高い。施設が職員を募ってもなり手が少ないという状況が広がりつつある。

 東京都内で特養などを運営する社会福祉法人でつくる東京都高齢者福祉施設協議会は昨年12月、加盟法人が運営する特養445施設に職員の状況などを尋ねた。都内の特養の多くが対象になっている。

 回答があった305施設のうち、それぞれが定めている職員の定数に満たないところが半数近い145施設あった。このなかには、国の基準で最低限必要とされる職員数にも満たないところも9施設あった。
                            ◇=◇=◇

 何気ない報道だが、原因ははっきりしている。低賃金である。さらに人出不足による労働強化が、〝辞める人が後を絶たない〟状況を助長しているといえる。ここに介護報酬引き下げが加わればどうなるか。火を見るより明らかだ。安倍内閣は、年寄りに「死ね」と言っているに等しい。ハネムーンルールなど無視して、早期退陣を求めたい。いのちを守るために。

★脈絡のないきょうの一行
96兆3420億円の15年度予算案を決定。借金まみれで相変わらず軍事費は聖域。国民不在。

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2015/01/12 [Mon] 10:47:33 » E d i t
 きのう、今年初めての山登りをした。気の置けない仲間たちと娘が一緒だ。富士山の雄姿を見ようということで、山頂から遮蔽物の一切ない山を選んだ。河口湖をはじめ富士五湖を見下ろすことのできる足和田山だ。写真を紹介しょう。

【河口湖から富士と足和田山】
河口湖から富士と足和田山

【足和田山頂から富士山】
足和田山からの富士

 それはそれとして、今年もたくさんの年賀状をいただいた。10日到着の4枚が最後だったようだが、その1枚、1枚にさまざまな思いが込められていて読み応えがある。「今年の統一地方選挙で立候補するため、とりあえず介護の仕事をやめました」「総選挙の結果でこの国の未来が心配です」「アベのミス、アベコベミクスにならぬことを願うばかりです」「クラス会、開いてください」などなど、はがきの小さなスペースから溢れるほどのメッセージがつづく。

 昨年末の小ブログで紹介したが、鬼籍に入った仲間たちからのそれはない。当然のことだが、寂しい。一方で、脳こうそくで倒れ闘病生活を余儀なくされている先輩からのそれは、年を追うごとに文字がかつての達筆にもどりつつある。その精神力に励まされる。

 「孫がもう一人できました」という書き込みも嬉しい。「完全に仕事をリタイア、夫婦で九寨溝に旅行しました」という写真つきに心なごむ。以下、我が家のそれを紹介しよう。

                            ◇=◇=◇
明けまして おめでとうございます
くち開けて おこぼれ待って 干からびて
(トリクルダウン経済に寄せて)

 目先のエサで誤魔化そうとしている自公政権よ、国民は白紙委任した訳ではない。今年も脱原発、平和憲法守ろう、と声を上げていきます。

 (私)山キチが娘メェーにも乗り移り、時々一緒に山登りをするようになりました。

 (妻)母が特養ホームに入所し、介護メェー人たちの心のこもった対応に感謝の日々です。

今年もよろしくお願いいたします。  2015年元旦
                            ◇=◇=◇

 今年も名無しの年賀状が舞い込んだ。それも2通。年賀はがきには消印がないので、どこからか特定できない。いつもは文面から推測してご当人を割り出すのだが、今年はどうしても分からなかった。お心当たりの方、何気に教えていただけると嬉しいです。

【ウォンテッド】
ウォンテッド

★脈絡のないきょうの一行
フランス全土でテロ行為への抗議デモ、370万人に(時事通信)。いのちの尊さの主張に人種も宗教もない。

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2015/01/10 [Sat] 09:01:13 » E d i t
 労働組合の影響力がなぜ低下したか。その原因もはっきりしている。①たたかうナショナルセンターを標榜する全労連は別として、大手企業労組を組織している連合がたたかわなくなったこと②組織率が低下したこと――があげられよう。

 誤解を恐れずに申し上げれば、大企業の内部留保の増大を許し労働者の賃金低下を放置してきたのは、労働組合がたたかわなくなったからだ。最新の統計による推定組織率は17.7%と年々低下しているが、これは労働者の非正規化がすすんだことが大きな原因の一つである。非正規労働者の増大も、労働組合の抵抗が弱かったことの反映にほかならない。

 そういう私が所属するローカルセンターとしての千代田区労協も例外ではない。組合員が減るだけにとどまらず、組合員がゼロになり組合そのものが消滅しているのである。これは深刻だ。労働組合の力量が質的にも量的にも低下したことは、正面から見ておく必要がある。影響力以前の問題といえよう。

 そうは言っても、嘆いているだけでは解決にはならない。いのちや民主主義を守るたたかいを止める訳にはいかないからだ。労働組合としてできる限りの取り組みはしなければならない。同時に運動の拠りどころとなっている「市民の力」との共闘をどう作り上げるのかも大事な課題となる。

 今年のたたかいの主要な柱は、改憲問題だと私は考えている。ぜひ自民党のホームページを開いていただきたいが、同党の綱領のトップは「改憲」である。もともと自民党は改憲をかかげて生まれた政党であることを考えれば当然といえる。

 そのドンたる安倍首相は、この1年余に改憲のための3つのアイテムを手に入れた。①特定秘密保護法②改訂国民投票法③集団的自衛権行使容認の閣議決定――がそれだ。モノ言えぬ公務員・モノ言わぬメディアと国民をつくり、すぐにでも国民投票ができる体制をつくり、解釈改憲で戦争する国づくりにして国民意識の〝地ならし〟するという図式が透けて見える。

 改憲阻止のたたかいをどう構築するか、今のうちから考えておかなければならない。そのたたかいの拠りどころとなるのは、前述の『市民力』だと私は思う。労働組合の力量が低下したいま、市民運動を発展させていくことこそが、当面する改憲阻止闘争のカナメになると考える。その運動の典型が「九条の会」である。

 憲法九条を守るという一点で、この会は組織されている。労働組合とは関係なく、もちろん政党とも関係なく地域・職場に全国で7500組織が出来ているという。これは大きい。沖縄で辺野古新基地反対で「オール沖縄」が力を発揮したように、九条の会も期待されるものとなっている。

 今年の中心課題としての憲法を守るたたかいは、市民運動を軸に展開し前進させたい。それに後れを取らないために、労働組合が「憲法九条を守るためのスト権」を確立するくらいの運動が高まるこに期待したい。

★脈絡のないきょうの一行
介護報酬2.27%削減(毎日新聞)。賃金上げと真正面から矛盾。ウソにウソを重ねる安倍政権。
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2015/01/08 [Thu] 13:52:09 » E d i t
 運動の広がり状況について、よく引き合いに出されるのが「60年安保のようにたたかおう」である。そのころ私は小学6年生だったが、かすかな記憶がある。寒い冬、「アンポはんたい」などと言いながら「押しくらまんじゅう」をしたことを覚えている。その程度であるが、子どもたちの遊びのなかにも浸透していたのかもしれない。

 あの闘いについて、数えきれないほどの文献が残っている。私の周辺の先輩たちの中に、その運動に直接かかわった人もあり、話を聞く機会もあった。確かにあの闘いは国を揺るがすうねりが生まれた。安倍首相の祖父・岸信介内閣は総辞職に追い込まれた。60年安保は樺美智子さんのような犠牲者を出したが、政治を動かす大闘争に発展したのである。

 この時の原動力は何だったか。大きくは二つあったと私は考えている。一つは総評を軸にした労働組合であり、もう一つは学生だったのではないかと。

 いわゆる55年体制は、自民党と社会党を軸にしているが、その支持母体は農民・(中小も含む)経営者VS労働組合という図式として単純化できる。60年安保はその労働組合と学生運動が結合して展開された。その結果、あの大闘争を生み出したと言える。

 それから10年後の70年安保闘争は、私たちの年齢がある意味〝主役〟であった。23歳で血気盛んなころである。もう時効だから活字にしてもいいだろう、フランスデモをやった。国会前からアメリカ大使館を通り、新橋の土橋までがデモコースの定番で、今では国会前を宣伝カーからシュプレヒコールをおこなったり、組合旗を掲げることは禁止されているが、当時は自由だったのである。

 この土橋に向かう大通りに出たところで、フランスデモをやった。事前打ち合わせをしておき、ホイッスルと同時に両手を広げるのである。それはJR新橋駅近くのガード下から虎の門までつながり圧巻であった。もちろん、車は通れない。しかし、現在のようにクラクションを鳴らす運転手はいなかった。それは主要地点に運転手への「お詫び」部隊を配置した成果でもある。

 最近の象徴的なたたかいは、秘密保護法反対、そのあとの集団的自衛権行使容認撤回を求めるたたかいをあげることができる。この運動には、保守も革新もない。民主主義を守ろう、戦争する国づくりをやめさせようという「思い」がネットワークされていった。その先頭に、弁護士会が立っていたことは特筆すべきことといえる。若干遅れたが、若者たちも結集してきた。

 この運動の原動力は何だっただろうか。労働組合が中心だった60年安保、70年安保と違って市民が力になったのではないかと私は考えている。ナショナルセンターとしての「連合」は、明らかに運動の後景にあった。「全労連」もはっきり言って、主導的役割を発揮し得なかった。市民が常に隊列の前にいた。

 沖縄もそうであったが、市民が軸となった運動が構築されたと言える。これは、「統一戦線」づくりにあたって今までと違う新しい形態が生まれたといえる。(次回に続く)

★脈絡のないきょうの一行
イスラムの風刺を続けているフランスの週刊紙が、イスラム過激派と思われる集団に襲われ12人が死亡。言論への攻撃であり断じて許されない。
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2015/01/06 [Tue] 18:08:37 » E d i t
 沖縄知事選にあたってメディアは「保守分裂」という表現をした。これは一部正しいが、一部当たっていない。確かに翁長雄志さんは元自民党県連の幹部だったし、自民党公認の那覇市長を長年務めた。2010年の知事選挙では仲井真前知事を応援して当選させた。その経過を見ればそのご当人が立候補した訳だから確かに「保守派」である。

 一方で今回、翁長さんを擁立した勢力は辺野古新基地建設反対を支持する保守派の人たちとともに、共産党、社民党、生活の党、沖縄社会大衆党、県民ネットなど革新派と言われる人たちも入っている。その人たちを従来の仕分けで分類すれば、「革新派」ということになる。

 ということは、翁長さんは保守派であり革新派でもある。これは何を意味するかというと、今までのモノサシで政治的立場を計れなくなってきているということだ。この事実はしっかりおさえておく必要がある。

 そういう動きは、前出の秘密保護法反対の運動にも見られたし、九条改憲の動きに反対する運動でもみられた。かつて自民党の重鎮と言われた古賀誠元幹事長や野中広務元幹事長のように、96条改定を正面から批判する人も出てきている。改憲を唱える学者の中からも、96条改定に反対する声があがり、この策略は沈静化した。

 さらに「右翼」と言われる人たちのなかにも、スクラムを組める部分がある。私も直接話したことがあるが、一水会の前会長の鈴木邦男さんはその一人だ。お会いしたとき、ちょうどヘイトスピーチが問題になりかけた頃で、鈴木さんは「あのやり方はおかしい。在特会というのは在日の特権を許さないことを目的にしているが、日本国内で一番特権を振りかざしているのはアメリカであり、これこそ批判の対象にするべきだ」と語っていた。

 まさにそのとおりである。最近、矢部宏治さんの『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』という本が話題になっている。日本は日米安保条約によってアメリカのいうままに動かなければならない〝仕組み〟になっている。日米安保条約は、単なる政治的な縛りだけでなく、経済的にも政治的にも日本をがんじがらめにしているのである。

 そのアメリカこそを批判すべきであって、在日韓国人(朝鮮人)を批判するのは的外れである、というのが鈴木邦男さんの意見で、これはうなずける。

 このように、日本国内の〝政治地図〟は、『保守』、『革新』という枠組みでは仕分けできない到達状況を迎えているといえる。その枠組みにとらわれることなく、幅広い運動をどう構築するかが、問われていると言えよう。(次回に続く)

★脈絡のないきょうの一行
登山者の位置をGPSで特定できるシステムが開発されたという(読売新聞)。喜んでいいのか、冒険の意味が薄れるのか……。

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2015/01/05 [Mon] 23:15:12 » E d i t
 特定秘密保護法が成立して1年を経過し、昨年の12月10日に安倍政権は同法の施行を強行した。しかし、同法の廃止を求める運動は止まらない。その典型といえるのが、全国の反対運動を結びつけた「秘密法に反対する全国ネット」だ。北海道から宮崎まで62団体(14年12月現在)が参加している。

 この団体、おもしろい。どこかに事務局的指導部があるわけではない。秘密保護法反対で活動した団体が集まって、情報交換をやるだけだ。しかし、秘密保護法が強行成立されて以降、昨年は名古屋と大阪、そして東京で交流会を開いている。

 私はこの組織のなかの二つの団体にかかわっている。一つは「stop秘密保護法 共同行動」だ。この組織は民主党が法律を画策し、自民党がそれを引き継いだかたちで「秘密保全法」という呼称を使いだしたころから、マスコミ労働者(日本MIC)、日本ジャーナリスト会議(JCJ)、弁護士(自由法曹団)、民主法律家協会、婦人有権者同盟、国民救援会、そして労働組合のナショナルセンターである全労連などが参加しており、この参加組織のひとつとして私が所属している千代田区労協も名を連ねている。

 もうひとつは「元北大生・宮澤弘幸『スパイ冤罪事件』の真相を広める会」だ。少々長いネーミングだが、これは小ブログでも紹介したことがある。あの戦争が始まった1941年12月8日、北海道帝国大学(現・北海道大学)の学生であった宮澤弘幸さんが軍機保護法違反のスパイ容疑でアメリカ人教師のレーン夫妻とともに検挙され、本人否定のまま大審院(現在の最高裁)で懲役15年の有罪判決を受けたもの。

 宮澤さんは網走刑務所に送られ、戦後釈放されたものの獄中で結核を患い27歳の若さで亡くなった。この事件の真相を広げるために「会」をつくり、北大が教え子を救出しなかった問題追及とともに、秘密保護法反対の取り組みを強めてきた。この会は、宮澤さんが検挙された12月8日と命日の2月22日を軸に、集会などを開き「秘密保護法は宮澤弘幸と同じ道を歩む」という警鐘を鳴らしてきた。詳細はホームページをぜひご覧ください。(http://miyazawa-lane.com/introduction.html)

 このように、全国で秘密保護法反対の運動をすすめてきた組織が、連絡しあっているのが「秘密法に反対する全国ネット」。つまり、「秘密保護法廃止」の一点で集まり、行動している組織なのである。その意味では、「反秘密法統一戦線」といえる。

 昨年、沖縄は辺野古への新基地建設反対で、保守と言われる人たちと革新と言われる人たちが一致して県知事選挙で翁長雄志さんを担ぎ勝利した。ひきつづく総選挙でも「オール沖縄」として4つの選挙区で自民候補を駆逐した。これはすごいことだ。この沖縄のこと、もう少し細かくみてみたい。(次回につづく)

★脈絡のないきょうの一行
箱根駅伝、結局全部(テレビで)見てしまった。若者たちががむしゃらに走るその姿に、哲学を感じるからだ。

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2015/01/03 [Sat] 18:23:26 » E d i t
 新しい年が始まった。このブログを書きはじめてから、その年の最初に何を書いたか改めてチェックしてみた。以下、その冒頭部分である。

 ▼09年/新しい年が始まりました。が、「めでたさも 中くらいなり おらが春」(小林一茶)という気分を通り越して、この国の未来への暗雲に気が重くなります。昨日の今年最初の記者会見で、麻生首相は「安心活力」と色紙にしたためましたが、国民の目にはその暗雲を象徴するかのように「不安無力」と映ったのではないでしょうか。

 ▼10年/新しい年が始まりました。元旦になると条件反射的に「今年はどんな年になるのだろう」と、ついつい考えてしまいます。考えるに当たってのヒントは、わが家にとどく300通を超える年賀状です。そこにはさまざまなメッセージが込められ、新聞各社の元旦社説を凌駕しています。多くの友人たちに、毎年感謝です。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

▼11年/いつの間にか、21世紀も10年を過ぎました。月日の流れの早さに驚くばかりですが、みなさんはどんな思いを持ちながら新年をお迎えでしょうか。昨年のこのコーナーは①貧困②沖縄普天間基地移設と日米安保③核兵器廃絶④環境――をテーマにしました。今年は平和と民主主義の問題について考えてみることにしました。

 ▼12年/めでたさも中くらい、の新年気分ですが今年もよろしくお願いいたします。年末行事の一つ、「今年の文字」を逆バージョンで年頭に考えてみました。「興」「希」「前」「笑」「喜」などが浮かんでは消え、悩みましたが、結局は最初に考えた『憂』(ゆう、うれい)にしました。

 ▼13年/新しい年が始まりました。私自身、労働運動を続けてきて今年は49年目となりますが、率直に言ってこんな暗澹たる気分で新年を迎えたのは初めてです。少々、いや、かなり戸惑っています。元来、楽天主義者であるはずの私が落ち込みを禁じえないのです。その原因はいうまでもなく、昨年末の総選挙の結果です。

 ▼14年/新しい年です。世間的にはきょうから仕事はじめですが、政治状況はきな臭さを禁じえません。それを許すのも阻止するのも市民。死語になってしまった観のある、平和と民主主義を守る「統一戦線」がいまこそ求められているように思います。それを作るのもやはり市民です。

 我田引水だが、意外とその1年間を象徴する文脈になっている。14年などはその典型。沖縄県知事選挙に代表されるように、「統一戦線」がいかに大事か、力を発揮するかが証明された。共産党は遠慮がちに「一点共闘」という表現をするが、これは間違いなく「反米軍基地統一戦線」である。この運動から学ぶものは小さくない。(次回につづく)

★脈絡のないきょうの一行
昨年末に心配した天候不良による山の遭難が続発。無事に生還することを祈るだけだ。

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