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ヘボやんの独り言
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11130 戦い終わって② 
2014/12/17 [Wed] 11:58:49 » E d i t
 選挙制度の矛盾がまたしても露わになった。自民党の小選挙区の総得票率は24.5%しかなかったものの、議席は75.6%をかすめ取っている。これはひどい。私たちは、小選挙区制度は民意をゆがめるとして、反対してきたがそのとおりである。

 この制度は廃止すべきであるが、続けるとしたらせめて、得票数が過半数に届かなかった場合は、上位2者で再投票をやるくらいは必要だろう。そういう制度をとっている国は少なくない。それが民主主義というものだ。

 死票は深刻である。たとえば共産党をみてみよう。同党は沖縄の統一候候補を除いてすべての小選挙区に候補者をたてた。結果、704万票(13.3%)を得たが、オール沖縄で統一候補となった赤嶺さんは当選したものの、その余はいわゆる死票となった。700万の民意はどうしてくれる、と言いたい。

 投票率の低さは衝撃であった。史上最低となった前回12年のときは59.32%であったが、今回はさらに下回り52.66%となった。政治不信極まれり、という事態であるがこの問題も深刻である。ざっくり言ってしまえば「5割政治」ということになる。さらに、自民党の絶対得票率は小選挙区で、13%程度であり、その党が政権を担うというのはどう考えても理不尽である。

 開票後、メディアは「与党圧勝」を伝えたが、ここも変である。なぜなら選挙前と比べると、公明党は4議席増やしたが自民党は4議席減らしているのである。与党の枠内でみれば前回選挙と同じであり、「圧勝」とはいえない。むしろ「与党横ばい」が正確なのではなかろうか。

 今回選挙の特徴は、①沖縄の選挙区で自民党がゼロになったこと②共産党が議席を2.5倍化したこと③民主党は少なかったが11議席伸ばしたこと――ではなかろうか。辺野古新基地ノーの意思を、沖縄県民は11月の県知事選挙に続いて再び示したことになる。この民意こそ、政府は汲み取るべきである。

 共産党の8議席から21議席への前進は、見出しにあたいする。自民党の暴走政治への批判の受け皿になっているからだ。同時に同党は議案提案権も手にした。この意味は小さくない。

 民主党が11議席伸ばしたことは、これも共産党同様に自民批判票だったといえる。民主党は政権奪還のために必要な候補者数を擁立できず、「やる気がないじゃないか」と批判を買ったが、それでも11議席伸ばしている。自民党との差が大きすぎるゆえに目立たないが、民意の動きとして注目していいのではなかろうか。

 この選挙における安倍首相の狙いは、自民党単独3分の2議席確保だったのではないかと、私はにらんでいる。その野望を投票率は低かったが、日本国民はある意味阻止したといえる。まだ大丈夫だ。アベノミクスなどに誤魔化されず、暴走政治ノーの声を上げ続けたいものである。

★脈絡のないきょうの一行
爆弾低気圧が北海道を襲っている。知床半島でホワイト・アウトを経験したことあるが凄い。事件・事故のないことを祈りたい。

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