ヘボやんの独り言
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2014/02/27 [Thu] 14:05:51 » E d i t
 中国で、あの戦争の最中に日本によって強制連行され、労働を強いられた人とその遺族が日本企業に賠償を求めて集団提訴を行った。これが受理されるかどうかは中国政府の判断によるが、注視したい。

 日本政府は中国人の強制連行による賠償問題について、72年の日中共同声明で中国が日本への請求権を放棄したことによって、「政府間の交渉により問題は解決済み」としている。それを受ける形で、日本の裁判所は被害中国人の請求を却下している。

 しかし、これは国と国の間の問題であり、個人と企業の間では何一つ解決はしていないのである。ここはぜひ履き違えないでほしい。強制連行された個人が日本企業を相手に賠償責任を求めることは十分成り立つ。日本の裁判所は(時効論を組み立てたケースもあるが)、政府間の確認と個人と企業間の問題を混在させているのだ。

 尖閣問題などもあり中国政府の対応が待たれるが、裁判を行ってほしい。そして、なぜあのような非人道的なことが行われたのか、歴史を検証してほしい。「安倍暴走」はあの時代への逆戻りを企図しており、それを止めるためにも。以下、産経ウェブから。

                         ◇=◇=◇
「強制連行」中国でも日本企業を集団提訴へ 国交正常化後で初
産経ニュース 2014.2.26 07:51


 【北京=矢板明夫】第二次大戦中、「強制連行」され日本国内の炭鉱などで働いた中国人元労働者や遺族らが26日にも、複数の日本企業を相手に損害賠償を求め北京市内の裁判所に提訴する。複数の関係者が明らかにした。提訴が受理された場合、1972年の日中国交正常化以降、中国国内で日本に民間賠償を迫る初の本格的な集団訴訟となる。

 関係者によれば、提訴するのは北京市出身の趙宗仁氏ら元労働者と遺族代表ら30人以上で、原告団はさらに増える予定。対象は、三菱マテリアルなど旧財閥系を中心とした日本企業で、対象企業も最大35社程度となる可能性があるという。

 提訴に先立ち、中国の法曹関係者や元政府高官、日本専門家で構成する「顧問団」が、連名で全国人民代表大会(全人代=国会に相当)に対し、対日民間賠償への支援を求める請願を提出した。請願は「日本企業の行為は国際的な人道に反する」「わが国は元労働者の人権を守らなければならない」などの内容。

 戦時賠償をめぐっては、72年の日中共同声明で中国が日本への請求権を放棄したことを受け、日本政府は「政府間の交渉により問題は解決済み」との立場をとっている。

 しかし中国では、個人が企業を相手取る個人賠償は別の問題だとの主張が強く、中国政府は事実上介入しない立場を取ってきた。元労働者らは90年代以降、日本の裁判所で日本企業を提訴。中国国内でも提訴の動きをみせてきたが、中国側はこれまで、日中関係への配慮などから提訴を受理してこなかった。

 韓国での元徴用工による日本企業提訴の流れを受け、今回の集団提訴で中国側がどのような対応をみせるのかが注目される。
                         ◇=◇=◇

★脈絡のないきょうの一行
3月9日に反原発大集会(日比谷野音、国会周辺)。いのちを守るたたかいだ。

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2014/02/26 [Wed] 13:08:11 » E d i t
 もう誰の目にも明らかである。この交渉、撤退しかない。それが日本の取るべき措置であるにもかかわらず、アメリカの金魚のフンよろしくしがみつこうとしている。この姿は滑稽ですらある。以下、少し長くなるが毎日新聞ウェブから。

                         ◇=◇=◇
<TPP>「漂流」の危機…合意、また先送り
毎日新聞 2月25日(火)21時59分配信

 【シンガポール宇田川恵、ワシントン平地修】環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉の閣僚会合は25日、「最終合意に向け、さらに前進した」とする共同声明を採択し、交渉を終えた。難航している関税分野などは協議を継続し、通商などのルールの大枠を示す「実質合意」は見送りとなった。甘利明TPP担当相は会合後の記者会見で「決裂でも漂流でもない」と述べ、今後の交渉に望みをつないだが、昨年12月に続く2回目の妥結先送りで、TPP交渉は針路を見失いかねない状態だ。

 ◇米、妥協姿勢なく

 「米国は交渉をまとめたいと考えている。ただ、そのために妥協しようという姿勢が見られない」。日本の担当者はため息をつく。他の参加国の関係者も「米国は相手を屈服させることしか考えていない」と不満の声を漏らした。4日間の交渉で浮き彫りとなったのは、まとめ役であるはずの米国がこわもての姿勢を崩さず、交渉の求心力が低下しているという現実だった。

 12月に開いた前回会合以降、年末年始の休暇などで事務レベルの協議はいったんストップ。知的財産権や国有企業改革では、マレーシアなどの新興国と米国の対立が容易に解ける状態ではなかった。何より停止状態にあったのが日米関税交渉だ。日本がコメや牛・豚肉など重要5項目の関税維持を主張し、米国は関税全廃を要求する構図が変わらない。甘利氏が閣僚会合直前に急きょ訪米、米通商代表部(USTR)のフロマン代表と会談したが、相互不信はぬぐえず、閣僚会合の地ならしとなる事務折衝では、譲歩案を交換するような状況ではなかった。

 関係者によると、22日の甘利氏とフロマン氏の会談は、言い分を応酬するだけの「けんか別れ」の状態で、疲れ切った甘利氏は食事も残すほどだった。24日の再会談も笑顔で対面するのが精いっぱい。本題の議論にさえ入れず、関税交渉で妥協点を引き出す余裕などなかった。

 米国も新興国に対し一定の譲歩を見せ、知的財産分野で100超あった課題が残り10前後まで片付くなど、一定の前進はあったものの、「すべてが整理されたわけではない」(甘利氏)。最も難題とされる関税交渉は日米以外も決着せず、今後の2国間協議に委ねる。いつまでに「実質合意」にこぎつけるかの目標も示せなかった。日本は、重要5項目の関税維持にこだわる姿勢を批判されないか恐れていたが、「強引な米国への不満の方が大きかった」(交渉関係者)という。

 米国が強硬姿勢を崩さないのは、国内の賛否両論のはざまで板挟みとなり、身動きが取れないからだ。

 米議会上院の超党派議員18人は21日、「日本が農業分野で関税を撤廃することなしにTPP交渉を終結することのないよう求める」との書簡をフロマン氏に送り、妥協しないよう迫った。輸出を増やしたい農業団体や産業界は「すべての関税撤廃を主張すべきだ」(全米豚肉生産者協会)と圧力をかけている。一方で、与党民主党の支持母体の労働組合は、関税撤廃で日本車などとの競争が激しくなるのを嫌がり、TPP慎重論も広がりを見せている。

 このため、通商交渉の権限を大統領に一任するための貿易促進権限(TPA)の審議が進まず、民主党首脳部から反対意見が出る始末だ。TPAを取得できないと、TPP交渉が妥結しても、米議会が内容の修正を求める恐れがあり、他国の疑心暗鬼を招いている。

 次の節目は、4月の日米首脳会談だ。フロマン氏は「TPPは重要議題の一つ」と述べ、首脳が強い意思を示せば、夏までの妥結に弾みが付く可能性もある。しかし、閣僚会合で難航したテーマを、今後の事務折衝で打開に導く保証はない。米国は11月の中間選挙が近づくにつれ、調整がより難しくなる。関係閣僚が集まる5月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易相会合までに進展がなければ、TPP交渉は空中分解の瀬戸際に追い込まれる。
                         ◇=◇=◇

 アメリカが歩み寄りを見せない背景に、同国経済の危機が潜んでいるのではないかと思う。重要5項目に限ってみれば、関税撤廃を日本側は譲ることができない。しかしアメリカ側は〝国益〟すなわち、経済の現況を考えれば撤廃は譲れない関係にあるのだ。言い方を変えるとアメリカ経済は、にっちもさっちも行かない状態に陥っているのではなかろうか。

 アメリカの労働組合の中に慎重論が出始めているのは面白い。遅すぎるという気がしないわけではないが、車業界で競争が激化することは当然だ。その競争にアメリカが勝てばいいが、予断できない。日本側は、労働法制の改悪によって安い賃金導入で競争に勝とうという姿が透けて見える。TPP参加を想定した労働行政が始まろうとしていることを見逃してはならない。

★脈絡のないきょうの一行
ソチ五輪で金メダルを取った羽生結弦(ゆづる)くん、報奨金を東日本大震災の被災者支援にあてるという。その優しさが嬉しい。

経済問題 *  TB: 0  *  CM: 0  * top △ 
2014/02/24 [Mon] 10:09:27 » E d i t
 「アンネの日記」などアンネ・フランクの書物が破損された事件は、海外にも波紋を広げている。オランダ・アムステルダムにある博物館『アンネ・フランクの家』の館長は、「ショックを受けた」としながら「なぜこうしたことが起きるのか、容疑者はこうした破壊行為を通じて何を成し遂げようと考えているのか、ぜひ知りたい」と語っている(23日しんぶん赤旗)。

 さらにアメリカのユダヤ系団体も、以下のようなコメントを出している。

                         ◇=◇=◇
<「アンネ」関連本破損>加害者特定を…米ユダヤ系団体声明
毎日新聞 2月22日(土)0時54分配信


 【ロサンゼルス堀山明子】東京都内の複数の図書館で「アンネの日記」の関連図書が破られた器物損壊事件で、米ロサンゼルスに本部を置くユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は20日、日本当局に加害者を特定し対処するよう求める声明を発表した。

 エイブラハム・クーパー副所長は声明で、ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の犠牲になった著者のユダヤ人少女、アンネ・フランクが日本で親しまれていることに理解を示し、事件は「偏見と憎悪に満ちた」一部人間の行為と指摘。そのうえで「(アンネは)ホロコーストで犠牲になったユダヤ人の子供150万人の中で最も知られた代表であり、その記憶を侮辱する組織的計画だ」と述べた。

 ニューヨークに本部を置くユダヤ系のインターネットニュース「タブレット・マガジン」もアンネの写真入りで事件を報道した。
                         ◇=◇=◇

 この事件は器物損壊にあたるという。法律的には「器物損壊等罪」(刑法第261条)が適用され「3年以下の懲役または30万円以下の罰金若しくは科料」が課されることになる。しかしこの事件は罰金だけでは済まされない問題をはらんでいる。なぜなら民主主義への冒涜だからだ。

 コミック「はだしのゲン」が閲覧制限をされた事件(13年7、8月)は記憶に新しい。松江市で起きたものだが、教育委員会はこれを撤回し正常化された。その発端は一市民からの陳情によるものだったが、理不尽な陳情に右往左往した行政のミスは明らかだった。

 今回のアンネ・フランクに関する図書館の蔵書破損と「はだしのゲン」閲覧制限事件は、民主主義を破壊する行為として、根っこは一つ、と言える。放置してはならない。堤防の一穴と同じで、大洪水を起こさせないために。

★脈絡のないきょうの一行
きのうの東京マラソンで、森喜朗さんブーイングを浴びせられたんだってね。当然だね。

2014/02/22 [Sat] 09:04:10 » E d i t
 ある事件というのは、私の娘の小学校卒業式(1987年3月)のことである。このとき会場(体育館)に学校始まって以来、初めて日の丸が掲げられたのである。これに抗議して担任の教師らが卒業式をボイコットした。その式典に父兄として参加していた私は、当然、背景取材に走った。

 教師と校長の間には、「教師と校長の意見が整わないかぎり日の丸は掲げない」という合意があった。しかし、そのときの校長は強引に卒業式会場に日の丸を掲げたのだ。教師たちは反対したがそれを無視して、校長は強行したのである。教師たちは抗議の意味を込めてその卒業式をボイコットしたが、担任教師のいないまま卒業式は強行された。

 ところが、その〝式典〟が終わって、もう一度卒業式が行われたのだ。今度は担任の教師たちが参加して。もちろんそのとき日の丸は外されていた。卒業する子どもたちは改めて名前を読み上げられ、一人ひとりにカーネーションが手渡された。手渡されたカーネーションを持って会場を出る子どもたちの顔は、最初のときのそれよりも生き生きと輝いていた。

 この事件により、卒業式をボイコットした担任の教師らは処分を受けた。が、私の記憶では校長には何らの処罰もなかった。事件から2週間ほど経って緊急のPTA総会が開かれ、私も参加した。

 学校側からの説明のあと、討論となった。父兄の意見はボイコット教師を批判するものが多く、意外であった。教師の発言のなかに「私は日の丸の形はデザイン的にも優れていると思うし好きです。しかしそれが歴史に果たした役割を考えると、どうしても容認できない」というものがあり、説得力を感じた。

 私は、まったく別の角度から発言した。「教師と校長の間にあった合意を、校長が無視したところに今回の問題はあるのではないか。この事件は、上に立つ人は意見が違っても〝なんでもやっていい〟という印象を子どもたちに植え付けたのではないか。それは民主主義を否定するものであり、教育現場であってはならないものではなかったのか」と。そのとき、発言した私が驚くほどの大きな拍手が沸き起こった。

 「国旗・国歌」の法制化は、その卒業式から12年後の1999年8月である。そのはるか前に開かれた娘の卒業式は、見事なまでに仕組まれていたのである。

 この娘の卒業式事件を思い出したのは、今の〝安倍ファッショ〟とオーバーラップするからだ。NHK会長や同経営委員、首相補佐官らの恥ずかしいほどの発言とそれを擁護する政府。それらはすべて〝安倍ファッショ〟の反映、すなわち選挙で勝てば何でもできるという驕りと誤謬による反映ではないかと。

 「なんでもできる」という傲慢の延長線上に、今回のアンネ・フランクに関する〝焚書事件〟があるのではないかと思えて仕方がない。秘密保護法の強行採決を例に出すまでもなく、この国は暗黒へ向かっていると言えよう。その警鐘が隣国の韓国や中国にとどまらず、友好国であるアメリカからも発せられていることは、傾聴に値する。

★脈絡のないきょうの一行
きょうは戦前の軍機保護法による犠牲者、元北大生・宮澤弘幸さんの命日。菩提寺・常圓寺で妹の秋間美江子さんも参加して集会を開く。

2014/02/21 [Fri] 23:07:25 » E d i t
 怒髪天を衝く――。

 許しがたい暴挙である。東京都内の図書館で、アンネ・フランクに関する伝記や著作の「アンネの日記」の本が破られるなどの被害に遭った。その数は7区・282冊に上っているという(21日の夕方・NHKニュース)。

 事件を起こした動機はあるのだろう。気になるのは短時日に7つの区で、280冊を超える本に暴挙を加えたという点。これは一人ではできない行為だと思えるからだ。組織的に動いたのではないか、という推測は無理のないところ。だとしたら事の本質は深刻である。

 実は、平和や民主主義を守らなければならない、という私の今の思想形成は「アンネの日記」と、「共産党宣言」に依っている。「アンネの日記」は中学生のときに初めて手にした。その内容に衝撃を覚えたことは忘れられない。人種差別というカテゴリーだけでなく、ヒトが無抵抗の、しかも子どもも含めて人を殺すという行為に、底知れない恐怖と怒りを覚えたからだ。

 「共産党宣言」を読んだのは高校生になってからであった。恥ずかしながらこの本を読むまで私は、マルクスとエンゲルスは「マルクス・エンゲルス」という同一人物として認識していた。カルチャーショックを覚えたのはいうまでもないが、その内容は「アンネの日記」以上の衝撃であった。読みながら、人間社会に『階級』が存在することを同意するに、時間はかからなかった。

 アンネ・フランクに関する書物が傷つけられた今回の事件、その本に影響された私にとっては自分が殴られたような感覚である。ナチスが起こした人権侵害、それも極限ともいえるホロコーストを、死を賭して告発したアンネに対する冒涜以外のなにものでもないからだ。断じて許し難い。

 このような暴挙が(夜中に図書館に忍び込んで行ったとは思えないから)白昼堂々と行われた背景があると私は思う。お気づきの向きもあろうが〝安倍流ファッショ〟が下敷きにあるように思われるからだ。つまり、政権を取れば何でもできるという驕りが後景に見えるからだ。

 今回のこの事件で、ある事件を思い出した。(次回につづく)

★脈絡のないきょうの一行
「大事なときに転んだ」のは森喜朗さん、あなたではなかったのか? 全力あげてたたかうアスリートへの言葉とは思えない。下の下の下。

2014/02/19 [Wed] 11:37:16 » E d i t
 やはり、である。この人、どこが悪かったのか全く理解していない。以下。

                         ◇=◇=◇
籾井NHK会長「発言、どこが悪いのか」 経営委で
朝日新聞デジタル 2月19日(水)7時9分配信


 就任会見での従軍慰安婦問題や特定秘密保護法などをめぐる発言が問題になった籾井勝人NHK会長が今月12日の経営委員会で、「取り消しているし、どこが悪いのか。素直に読めば理解できるはずだ」という趣旨の発言をしていたことが18日わかった。経営委内部では「反省していない」との声があがっている。

 12日の経営委では作家の百田尚樹氏、埼玉大名誉教授の長谷川三千子氏の両委員の言動などを審議し、経営委員は「一定の節度を持って行動していく」とする見解をまとめた。

 複数の関係者によると、委員会の最後に、ある女性委員が会長発言の影響について「受信料不払いなどのリスクにどう対処するのか」と質問。籾井会長は「営業が頑張る」と答えたのに対し、具体案を尋ねられた後、「(発言の)どこがおかしいのか」「会見の記録全体を見てもらえればわかる」という旨の持論を述べた。別の委員から「そういう物言いはおかしい」と反発する声があがり、浜田健一郎委員長がぶぜんとして「終わります」と委員会を打ち切ったという。

 会議終了後、委員からは「浜田委員長が注意した意味がない」と懸念する声が出た。1月28日の経営委で籾井会長は「個人的な見解を発言したのは不適切だった」と反省を表明、委員長が「自身の立場を理解いただきたい」と会長に注意していた。

 今回の発言について、NHK上層部の幹部は「就任会見では記者がしつこく聞くので致し方なかったと言いたいのだろうが、自分は悪くないという趣旨に受け止められても仕方ない」と指摘した。

 約半月後に公開される経営委の議事録の表現については調整中という。(編集委員・川本裕司)
                         ◇=◇=◇

 徹頭徹尾、そういう人なのである。間違いなく「自分は悪くない」と思っている人である。こういう人をNHKの会長に据えておくのはいかがなものか。安倍首相の任命責任が問われる。この問題をきちんと批判できるかどうか、日本のジャーナリズムも問われている。

★脈絡のないきょうの一行
JR中央線、5日ぶりに全面運転再開。復旧に時間かかったが、農作物のハウス全壊など被害が心配。

2014/02/18 [Tue] 10:54:14 » E d i t
 先週の大雪の影響はまだ続いている。孤立集落もあり、まるで土砂崩れと同じだが、雪害の深刻さがこれほどとは驚きである。昨日のつづき。

 国道137号線で動かなくなって30分ほど経ったであろうか、様子を見るため(降雪のなかを)車を降りて前のほうに行ってみる。除雪用だろうショベルカーがあるが動いていない。その運転手らしき人に聞いてみると「この先は動けないようだ。きょう一日ダメかもしれませんよ」という。

 さて、どうするか。このままそこで夜明かしするわけにはいかず、もう少し動いてみようということになり、途中のコンビニで若干の食料を買い込み、20号線に戻った。しかし先ほどと同じ場所までは行けるがそれ以上は進めない。

 翌日の仕事のことを聞いてみると二人が午前から、一人は午後からだという。それでは何とかして帰らなければ、と、電車利用を決断、JR中央本線・塩山駅に向かった。駅に着いたのは午後7時過ぎ。駅員に聞いてみると、「今止まっている電車は午後4時からそのまま」だという。

 万事休すである。9回ウラ、ツーアウトで「バッター、アウト!」を宣告された気分である。それでもあきらめず、運転担当のYクンと地図を出して相談。青梅街道で青梅に抜けることを考えたが、20号線より高地を走る関係で無理だろうと判断。結論は、比較的平地を走る国道52号線を使い、静岡県富士宮から通行止めになっていない東名高速道路に出ることであった。

 早速、その方針で動き出す。国道20号を甲府方面に若干もどり、国道140号線に乗り換え、52号に出た。しばらく走ったものの、ここも動かなくなった。それではやむを得ないと、若干Uターンして富士川を渡り県道9号から国道300号、再度9号に戻り、それにつながっている10号を南下する。雪は止むことはなく、途中、JR身延駅前を通過。

 登り坂があり、スリップしないために止まらずに進むのも大変だ。対向車線からときたま大型トラックがやってきて、気をもむ。やっとの思いで東名高速の「富士川SA」に到着。時間は9日午前2時半。塩山駅を出て、7時間である。ここにはETC専用のゲートがあり、一般道から高速道路に直接入ることができた。

 やっと東名にたどり着いた、と思ったのも束の間。今度は高速道路上での渋滞である。このころになると雪は止んでいた。高速道路の上で運転を代わる。が、動かない。沼津ICまではなんとかノロノロだが、そのあとがいけない。「沼津で降りればよかった」と思ったものの後のまつり。次のインターの「裾野」まで6時間かかったのである。

 裾野ICを過ぎたあたりでやっと動き出したが、道路は凍結しておりスピードは出せない。最初の「駒門PA」で一休み。駐車場は雪に覆われておりシャーベット状態となっていた。その中を歩き、朝食を済ませ必要な連絡を取って気を入れ直して前進である。

 東京ICを降りたのは午前10時半、ここからわが家まで1時間。前日、下山してから実に26時間であった。都知事選挙の投票に間に合ったことはいうまでもない。

 この動きを振り返ってみるとかなりの無駄はあったが、その場その場で最善の判断をしていると思う。結果的に26時間を費やし、当日の午前中から仕事だった仲間には申し訳ないことになったが、「気象条件と泣く子には敵わない」こともよく理解できた。

 今回も雪に閉ざされ動けなくなった人が多数出て、排ガスが車内に充満し酸欠で亡くなった人もいるが、軽井沢あたりでは沿道の人々が食料を提供するという心温まる報道もあった。雪を甘く見てはいけない、という天の啓示として受け止めたいものである。

★脈絡のないきょうの一行
バリ島で行方不明のダイバー5人、3日ぶりに発見。良かったが残ったあとの2人が心配。

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2014/02/17 [Mon] 23:49:20 » E d i t
 2週間前と同じように、バレンタインデーの先週金曜日(14日)から関東甲信越地方を襲った雪の影響は、きょうに至るも解消していない。孤立した地域があり、一部では車が動けない状も続いているという。交通機関はきょうになって正常化したようだが、首都圏がいかに雪に弱いか、この2週つづけての経験はそこに住む人たちに否応なく刷り込んだ。

 私自身も〝被害者〟である。15日・土曜日は、午後からの会議に参加する予定だった。電車が動いていることは確認したが、バスが動いているか分からずバス停まで行ってみた。普段はバス停まで5分程度だが、溶け始めた雪で道路は冠水状態となっており、倍以上の時を費やした。なんとかバス停に着いたものの、やはりというか、全面運休となっていた。

 歩いて駅まで行く方法はある。しかし、帰りは夜になることを考えると足がすくみ、「バックだ」と決断するに時間はかからなかった。結局バスは終日運休であった。

 その前の週にも〝被害〟に遭った。8、9日だ。7日・金曜日、娘(の友だちも含めて4人)との冬山登山の約束で、朝早く車で北八ヶ岳に向かった。曇り空だったが、時折青空も見せてくれ風もなく、登山日和である。ピラタスロープウェイで山頂駅から歩き出し、茶臼山、縞枯山を経て縞枯山荘に泊まった。茶臼山からの八ヶ岳の展望は立派であった。
坪庭入口
【いよいよスタート】

茶臼山から八ヶ岳
【茶臼山から八ヶ岳】

茶臼山の「エビのしっぽ」
【茶臼山の〝エビのしっぽ〟】

 翌8日。泊まった山小屋で雪が激しくなるという情報を得て、北横岳に登る予定をキャンセルし一番早いロープウェイで下山。舞い散る雪の中で帰り支度を整え、先を急ぐことにして温泉に入るのもやめて、一路東京へ。午前9時40分ころのこの時点で、カーラジオから「中央道は中津川ICから小淵沢ICまで通行止め」の情報が流れ、国道20号線を走ることにした。

 とりあえず甲府をめざすが、雪はどんどん降ってくる。ガソリンスタンドが見えたところで、万一の場合に備えてガソリンを満タンに。長野県内のこの時点で中央道の全面通行止めは、高井戸までと長くなった。車の運転をY君と交代。山梨県に入り、20号線の勝沼ICに近づいたところで、車はびくともしない。ラジオからは「国道20号線は雪の影響で、笹子トンネルあたりで通行止め」が流れてくる。

 それを感知したのだろう、車のナビはルートを変更し国道137号線で河口湖方面に出ることを指示する。それに従うことにしたが、車は渋滞したまま動かず中央分離帯が邪魔をして、Uターンすらできない。小一時間ほどで、やっと信号の切れ目に出て、ナビに従って国道137号線に出た。

 その時点でまだ雪は降り続けていた。この道は別名「御坂みち」と言われ、何回も利用したことがある。この道も御坂トンネルまではかなり急な部分もあり、動くだろうかと心配したが、それは的中した。137号も途中で動けなくなったのだ。(次回に続く)

★脈絡のないきょうの一行
ソチ冬季五輪で若者と中高年が大活躍。日本のスポーツも幅が広がったネ。

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2014/02/14 [Fri] 08:37:33 » E d i t
 きょうはバレンタインデー。あの震災がなければ、平穏な日を迎えたであろう家族はたくさんある。来月で3年になろうとする今も、潜水士になって家族を探しつづける、という人がいる。その姿は涙を誘う。以下、河北新報ウェブから。

                          ◇=◇=◇
不明の妻、必ず連れ帰る 女川の男性、潜水士の資格取り捜索
河北新報 2月12日(水)6時10分配信 最終更新:2月12日(水)8時41分


 東日本大震災の津波にのまれ、今も行方不明の妻を捜すため、宮城県女川町のバス運転手高松康雄さん(57)が潜水士の国家資格を取得した。潜水士は海中での捜索活動などに従事できる。プロのダイバーらに協力してもらいながら、高松さんは妻の姿を捜し求めて女川の海に潜る。

 試験は筆記のみで、1月末に受験した。7日に合格の知らせを受け、高松さんは「捜索の条件をクリアできた」とほっとした表情を見せた。震災から2年11カ月を迎えた11日は、宮城県石巻市の蛤浜で海に入った。同市のダイビングショップ「宮城ダイビングサービス・ハイブリッジ」代表の高橋正祥さん(34)が指導。重りを含め25キロの装備を身に着け、海中探索などの練習をした。

 高松さんの妻祐子さん=不明当時(47)=は行員ら12人が死亡・行方不明になった七十七銀行女川支店に派遣社員として勤めていた。支店長の指示で支店屋上に避難し、津波にのまれた。

 震災直後から祐子さんを捜し続け、休日は他の行員が発見された場所に通った。宮城海上保安部の潜水士らによる捜索活動を見守るうち、昨年夏ごろから「人任せではなく自分で海に潜って捜したい」と考えるようになった。

 女川町でダイビング教室を開いているハイブリッジの門をたたき、技術を学んだ。初めて海に潜った時は「怖かった。とても周囲を見る余裕などなかった」と振り返る。

 月1回のペースで海に入り、徐々に恐怖心は薄れてきた。資格を得たとはいえ単独で捜索するのは危険で、当面は高橋さんらのがれき撤去ボランティアなどに同行し、技術向上を目指す。

 今は仙台市で暮らす2人の子どもは、心配しながらも応援してくれているという。

 「津波にのまれる直前に妻から届いた最後のメールには『帰りたい』とあった」と高松さん。「何としても捜し出し、家に連れて帰ってあげたい」と固く決意している。
                          ◇=◇=◇

★脈絡のないきょうの一行
労働法制改悪=「雇用改革」による賃金減額は42兆円(労働総研)になるという。賃上げが無意味に。

災害問題 *  TB: 0  *  CM: 0  * top △ 
2014/02/13 [Thu] 10:22:33 » E d i t
 1月31日、大阪都構想が事実上破綻した。大阪都構想の制度設計案を協議する府市法定協議会で、維新提案の「特別区区割り案」が維新以外の公明、自民、民主、共産が反対し、暗礁に乗り上げたからだ。東京都知事選挙の最中というところに、この問題のとん挫を予感させる〝因縁〟を感じる。

 この否決を受けた橋本大阪市長は、烈火のごとく怒りだし公明党批判に乗り出した。一部メディアによると、「公明は条件付きでOKを出すのではないか」という情報もあったといい、それゆえの怒りだったのかもしれないが。その上で市長職を辞職するという、「出直し市長選挙」の暴挙に至った。

 この特別区区割り問題は非常に難しいといわれている。選挙区割りのように単純にはいかないからだ。現在の自治体はそれぞれ歴史があり、独特の文化を育んできている。それを上から目線で割り振られては立つ瀬がない。そこに住む人たちの反撃は目に見えているからだ。橋下徹さんに寄り添ってきた公明党も、さすがにノーというしかなかったのだ。

 都構想実現には「府市法定協議会」の場以外に、住民投票というもう一つのハードルが待ち受けている。そのリハーサルみたいなものが、昨年9月29日に行われた堺市長選挙だ。都構想反対の現職・竹山おさみ氏が198,431票、維新の会・西林克敏氏は140,569票と大差で現職が勝った。実はこれで勝負あった、と思っていたのだがあの人はしぶとい。

 市長辞職を表明して1週間たった10日、橋下市長は「都構想の方向性を決める選挙で維新が勝ったのだから、法定協の過半数は維新が持たないとおかしい。論理的に反論できる余地はない」(産経ウェブ)と語ったという。しかし、大阪市議会で維新は過半数に達していない。「過半数を維新で占める」という意見こそおかしい。

 出直し市長選挙について、自民・民主・公明は「不戦敗」方針で臨むようだ。無投票にすることによって、無駄な支出を防ごうという試みのようだ。一方、共産側では「市政を変えるチャンスではないか」ということで、対抗馬を出すべきだという議論があるという。

 この判断、なかなか難しい。対抗馬を出さなければ橋下市長は「自分の考えを各党は認めたことになる」と言い出すだろうし、(候補者を)出して橋下氏が勝てば、金科玉条を与えることになるからだ。一番いいのは対抗馬を出して勝利し、都構想の息の根を止めることであるが、それに対応できる候補者がいるかどうかだ。

 とはいえ、はっきりしているのは堺市長選挙の結果と法定協の採決によって、「都構想は破たんした」ということである。そこに目をつぶりつづける橋下徹市長の姿は、醜悪でしかない。

★脈絡のないきょうの一行
函館市が対岸の「大間原発」建設の差し止め訴訟へ。自治体としては初めてで、歓迎したい。

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2014/02/12 [Wed] 14:25:43 » E d i t
 橋下徹大阪市長の市政投げ出しによって、市長選挙が行われることになるが、問題となっている「大阪都構想」とは何かを改めて見てみよう。いろいろ調べてみたが、ウキペディアが簡潔にまとめている。以下。

                         ◇=◇=◇
 2010年(平成22年)3月、橋下知事(当時)を代表とする「大阪維新の会」が発表した行政構想。大阪府全域を「大阪都」とし、大阪市・堺市の政令指定都市を解消させ大阪府と一体化させる大阪都構想を提唱し2015年までの実現を目指している。

 東京都の東京23区のように「大阪都20区」を設置。東京都23区に例えると20区内の固定資産税・法人税の税金などの収入を都の財源とし、20区内の水道・消防・公営交通などの大規模事業を都が行い、住民サービスやその他の事業は20区の独自性に任せる事を目的とする。

 【大阪20都区】
 現在の大阪市24の行政区を合併し8都区、堺市は7つの行政区を3都区に再編し周辺9市を特別区として大阪都20区に設置する。大阪都20区の首長は区長を設置し、区議会議員による区議会を設置。区長と区議会議員は選挙で選出する方式とする。
                         ◇=◇=◇

 前述にもあるとおり大阪府を都にすることによるメリットは、財政効率を高めようというところにある。ところが、デメリットが大きい。構想が実現すると大阪府に自治体が現在より増えることになる。現在は大阪市は1、堺市も1で2自治体だが、これが11自治体となる(周辺の既存の市を含めると20自治体)。9つも増えるのだ。これはあの「平成の大合併」の方針に反することになる。

 20都区に再編されれば当然、地方議員の数も増える。数が増えれば、議員報酬総額がはね上がるのは道理。橋下さんは「議員報酬をやめればいい」というが、地方自治法は支払を定めており、これもないものねだり。そればかりか、報酬がなくなればお金持ちしか議員になれず、地方自治がその人たちの私物化するおそれがある。

 税金の再配分のやり方によっては、財源不足の「区」が生まれる恐れがある。その結果は見えている。地域格差が生まれ、行政サービスが低下するのだ。行政区の独自性に任せるとしているが、任されても財源が不足するのでは都構想の根幹が崩れてしまう。
(次回につづく)

★脈絡のないきょうの一行
国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団(本部パリ)」の「報道の自由度に関するランキング」で日本は59位に順位下げ。秘密保護法が影響。

政治問題 *  TB: 0  *  CM: 0  * top △ 
2014/02/11 [Tue] 10:55:18 » E d i t
 またしても東電の放射能隠し。しかもこれが都知事選挙の争点の一つであった脱原発に影響することを〝考慮〟してか、開票後に公表されるという怪しさ。高笑いしているのは誰だ。以下、時事通信のウェブから。

                          ◇=◇=◇
東電、昨夏把握も公表せず=500万ベクレル―福島第1の高濃度汚染地下水・規制委
時事通信 2月11日(火)2時31分配信


 東京電力福島第1原発で昨年7月に採取された地下水から1リットル当たり500万ベクレルのストロンチウム90が検出された問題で、東電がこの数値を同月中に把握していたことが10日、原子力規制委員会への取材で分かった。東電はこの値を今月まで公表していなかった。規制委へ報告した際にも、判明したのは最近と説明したが、その後把握した時期を訂正したという。

 東電の説明が変遷したことで、同原発の汚染水濃度に関する不信感がさらに高まるのは必至。規制委は近く、東電から改めて詳しい説明を求める。 
                          ◇=◇=◇

 この事件は氷山の一角なのではなかろうか。原発事故現場に一般市民も、メディアさえも入れない状況のなかで、東電の発表するものしか現実を知る手がかりのない国民。時事通信社のみならず、東電への不信感は高まるばかりだ。いや、放射線量情報の公表は操作されているのではないかと思いたくもなる。

 その一つが先述の都知事選挙である。東京から脱原発を発信することの意味は小さくない。もし、投票日前にこの情報が出ておれば、都民の投票行動に影響を与えたであろうことは容易に想像できる。はっきり言って「隠した」としかいいようがない。

 もう一つは、500万ベクレルという高濃度の放射線が検出された昨年7月の政治情勢だ。記憶に新しいが、このとき、7月4日公示、同21日投開票で参議院議員選挙が実施されているのである。前年(12年)12月の総選挙で政権を取り戻した自民党が、この選挙でも勝利し国会で安定多数を形成した。

 この参議院選挙が、「安倍暴走政治」のスタートになっていることは知られているとおり。高濃度の放射線が検出された時点で「情報隠し」が行われたであろうことも、想像に難くない。見方によっては、東電が隠したのではなく、政権が隠したとも考えられる。

 であったとするならば、特定秘密保護法の強行成立も〝納得〟がいく。東京電力福島第一原子力発電所の事故に関するもろもろの情報は、遅からず「特定秘密の範囲」に指定されるのではなかろうか。原発再稼働と原発輸出推進の口実のもとに。

★脈絡のないきょうの一行
青森地方法務局で、人権相談の電話が6ヶ月間不通に。電話線が抜けた状態だったというが、笑えない。

原発問題 *  TB: 0  *  CM: 0  * top △ 
2014/02/10 [Mon] 11:25:22 » E d i t
 14年都知事選挙が終わった。大雪の影響もあり投票率は前回より下がったが、われわれが応援した宇都宮健児候補は98万2,594票を獲得、前回の96万8,960票を上回った。舛添要一都知事が誕生したが、この都知事選挙は後日改めて触れたいと思う。

 今回は、お騒がせNHK経営委員問題。安倍晋三首相がチョイスした人だから当然といえばそれまでだが、それにつけてもお粗末。経営委員は放送内容をチェックすることが仕事の一つだが、ご当人がチェックされてしまっては洒落にならない。

 問題点を少し整理してみよう。まず、会長の籾井(もみい)勝人さんは就任の記者会見で言ってしまった。「慰安婦の問題はどこの国にもあった」、「政府が右と言うことを左と言うわけにはいかない」――と。『個人的な見解だ』とあわてて打ち消そうとしたが、口から出たものは簡単に消せない。

 確かにこの発言は個人的見解だろうが、彼は今でもそう考えていることは間違いない。この人の歴史認識はどうなっているのだろうか。この人は政府が戦争を始めると言い出したら、それに従うのだろうか。安倍晋三さんが選んだ人だからそういうことなのだろうが、それにしてもひどい。

 二人目は作家の百田尚樹氏。「南京大虐殺はなかった」、「東京裁判は米軍が大虐殺をごまかすためだった」。この発言、都知事選に立候補した元航空自衛隊幕僚長の田母神敏雄さんの応援演説でのこと。南京大虐殺は事実であったことは、歴史的に決着のついている問題のはず。それをあえて持ち出したところにこの人の〝確信犯〟性がうかがえる。

 三人目は、長谷川三千子埼玉大学教授。この人はもっとすごい。1993年10月20日、朝日新聞東京本社に押し込み、前年の参議院選挙の報道に抗議して自殺した右翼の野村秋介「大悲会」会長について「神にその死をささげた」として持ち上げている。

 内容的には「長谷川氏は元幹部の没後20年を機に発行された追悼文集に『人間が自らの命をもつて神と対話することができるなどといふことを露ほども信じてゐない連中の目の前で、野村秋介は神にその死をささげたのである』と礼賛。」(2月5日、毎日新聞ウェブ)というもの。

 これが凄いのは、新聞社に抗議して銃をもって押し入ったことも含めて評価している点である。野村氏の行為は新聞社への明らかな(自民党石破幹事長のいうモノとは違って)テロ行為であった。

 「慰安婦はどこの国でもあった」「南京大虐殺はなかった」という歴史認識に疑問符を打たざるを得ない人物。そして、テロ行為に対して「神にその死をささげた」という認識。これはもう明らかな〝常軌逸失〟である。そういう人たちが、NHKの経営委員に選ばれているこの国、海外から批判されるのは当然である。

 疲れることこの上ないが、NHK経営委員をしっかり監視する必要ありだ。

★脈絡のないきょうの一行
都知事選挙でデビ夫人、メルマガに候補者名を入れて投票呼びかけ、警視庁から選挙違反の警告。この人もよく分からん人。

2014/02/03 [Mon] 12:20:29 » E d i t
 きょうの読売新聞のウェブから興味あるものを見つけた。なんと、地球の「核」付近に水を含んだ鉱石があることが発見されたというのです。なんだかSF小説の世界のようで、少しドキドキ。以下。

                         ◇=◇=◇
マントル・核の境界に「水」存在の可能性
読売新聞2月3日(月)7時53分配信


 地球内部のマントル(深さ30~2900キロ・メートル)と核(深さ2900~6400キロ・メートル)の境界付近に、水を含んだ鉱物のある可能性が高いことがわかったと、愛媛大地球深部ダイナミクス研究センター(松山市)などの研究グループが発表した。

 これまでは1250キロ・メートルより深くなると、水は圧力と温度の上昇によって分解され、存在できないと考えられていた。科学誌ネイチャー・ジオサイエンス電子版に3日、論文が掲載される。

 グループは、地球深部における鉱物の安定性や構造変化を計算。1250キロ・メートルより深い領域でも、鉱物は新たな構造変化を起こすため、内部に水を含んだまま存在し得ると予測した。超高圧装置で深さ1400キロ・メートル(50万気圧)の地下環境を再現し、鉱物の構造変化を観察したところ、予測通りの変化を確認。さらに、鉱物は地球深部に多く存在するアルミニウムを取り込むことで構造が安定し、マントルと核の境界付近(130万気圧)の深さまでは水を含んだままでいられることもわかった。
                         ◇=◇=◇

 地球のマグマ状態の深部でも鉱物が水を含んだまま存在できるのではないか、という想定を立てたこともすごいが、実験のために地上で50万気圧状態をつくることができる、というのはもっとすごい。ここまで進歩している科学を、ニュートンやアインシュタインが生きていればどう受け止めただろうか。

 マントルと核の境界付近の深さまで鉱物が水を含んだままで存在できることが発見されたことによって、先週発表された新万能細胞「STAP細胞(刺激惹起<じゃっき>性多能性獲得細胞)」の発見ほどではないが、われわれの生活にどう影響するのかということについて明確ではない。しかし、夢があるではないか。「空を飛びたい」と思う気持ちが飛行機を産んだように、ロマンを持ち続けたいものである。

★脈絡のないきょうの一行
またワガママかい橋下徹さん。大阪都構想が否定されて、出直し市長選挙だってね。その選挙に出馬しないのなら分かるけどさ。

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