ヘボやんの独り言
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2012/11/29 [Thu] 13:27:14 » E d i t
 きょう、東京都知事選挙が告示されました。石原都政の継承を許さないために、宇都宮けんじ候補の勝利を勝ち取りたいものです。

 前回からのつづきですが、総選挙の争点の5番目は、最近メディアが触れなくなった沖縄問題です。本土でも大騒ぎとなったオスプレイの配備問題は、沖縄のメディアを除いて出てこなくなりました。これは争点隠しの意図的対応としか思えません。そもそも民主党政権のつまずきは、沖縄の普天間基地移転問題にありました。

 最初に首相になった鳩山由紀夫さんは普天間基地について、「海外、最低でも県外」を移転先として表明しましたが、アメリカと財界の攻撃に屈し、退陣せざるを得ませんでした。その後、普天間の移転先は種子島など変転しましたが、沖縄の辺野古案が有力視され、沖縄県民が大反発したのは記憶に新しいところです。

 そして、今年に入って問題となったのはオスプレイの配備です。「未亡人製造機」とまで批判される大型ヘリ・オスプレイは、アメリカ国内では住民の反対で飛ぶことができません。しかし日本、とりわけ沖縄ならいいだろうという発想が「沖縄配備」につながったものと思われます。

 そういうふうに日本を卑下視したものが、米兵による犯罪なのではないでしょうか。「日本なら何をやっても大丈夫」「日本は抵抗しない」「日本は植民地」という許しがたい意識があの人たちには蔓延しているのではないでしょうか。それが、夜間外出禁止令が出ても遵守されない実態となって表れていると断言できます。

 沖縄問題は、沖縄県民の被害を食い止めるということと同時に、日本の主権が真に国民にあるのかを問いかける問題でもあります。日本は戦後一貫してアメリカ従属の政治をすすめてきました。そろそろ、終わりにしてもいい頃です。

 争点の6番目は、尖閣諸島と竹島問題です。尖閣諸島問題は都知事だった石原慎太郎さんが「買い取る」発言をしたことがきっかけでした。中国・台湾両政府の対応に日本政府は「尖閣諸島にいわゆる領土問題は存在しない」と突っぱね、何らの説明も対策も講じませんでした。それが、問題をこじらせた原因となっています。竹島問題は、国際的な戦後処理から〝漏れた〟もので、じっくり検証する必要があります。

 これらの問題は、実生活・経済に影響を及ぼしており軽視できません。中国との貿易は減っていますし観光客も激減です。スポーツにも波及しています。一日も早い解決が求められており、そのための政策は重要課題となっています。

 以上、述べてきましたが今度の総選挙の争点を改めてまとめてみましょう。①脱原発問題②憲法問題③消費税問題④TPP問題⑤沖縄問題⑥尖閣諸島・竹島問題――ということになります。これらについて、どの党がどういう政策を持っているのか、どういう主張をしているのか、じっくり見極めたいものです。

★脈絡のないきょうの一行
「日本未来の党」に合流させ、当選すれば、みどりの風に復党(朝日デジタル)。確かに、選挙互助会だねこりゃ。

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2012/11/27 [Tue] 10:31:44 » E d i t
 今度の総選挙の争点の第3は、消費税増税問題です。民主党はマニフェストを投げ捨てて消費税増税を強行しました。それに手を貸したのが自民党と公明党です。自公両党とも同罪です。

 なぜこれが争点かといえば、本来なら国民に「消費税増税」をしてもいいかどうかの信を問い、そのあとに法案を出すなどするべきだったからです。それを抜き打ち的に民主党が突っ走り、密室協議でそれを自公が支えた、というのが筋書でした。

 そのことに審判を下すのが今度の選挙です。民主党が過半数を取れなかったら、成立した消費税増税法は無効にすべきで、永久に凍結か増税廃止の新たな法律をつくるべきです。危険なのは、本来ならば共同共謀正犯的な自公両党の役割が薄められていることです。そこを見逃さず、しっかり見極めたいものです。

 消費税増税は国民のくらしを直撃するだけでなく、日本経済をも狂わせます。詳細は紙数の関係で割愛しますが、世界的な不況が強まるなかで、消費税が上がれば日本から「恐慌」が生まれる恐れがあります。それを避けるためにも消費税増税はストップさせなければなりません。

 争点の第4は、TPP(環太平洋経済連携協定)参加問題です。民主党はこの問題で反対する人の公認はしない、と言いだし、これが原因で鳩山由紀夫元首相は政界を引退することになりました。鳩山さんの引退はどうでもいいのですが、TPP参加は危険です。

 コメなど日本にとって重要なものは対象から外す、と野田首相は言っていますがそれは無理。日本だけが特定品目を例外にすることは不可能で、選挙対策としかいいようがありません。農業団体は「断固阻止」を崩していませんし、地方組織では支持政党に変化も出ています。

 TPP参加問題は、農業だけにとどまらず国民生活全般に大きな影響をもたらします。なかでも食の安全は極端に脅かされることになります。関税が撤廃されると、大量の農産物が入って来ることになり、今の体制では対応できないといいます。防疫体制の弱体化は国民の健康問題に直結します。

 加えて、あまり問題になっていないのですが港湾労働者から国際犯罪の温床になりかねないという指摘もあります。大量に入って来る輸入品を処理するため、伝票だけの審査になりかねず、麻薬や銃刀などがノーチェックで国内に持ち込まれる恐れが高いというのです。これは無視できないことです。

 さらに雇用の国際流動化や、医療制度、保険制度へも大きな打撃を被ります。TPPは開国どころか、「壊国」と言われるゆえんです。(次回につづく)

★脈絡のないきょうの一行
原発動かしても電気代値上げの関電。原発再稼動に関係なく、最初からそう仕組まれていたのでは。

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2012/11/26 [Mon] 14:42:13 » E d i t
 きのうの日曜日、私が住んでいるところの一番近い駅で、朝から夕方まで〝第三極〟といわれる某政党の予定候補者が宣伝行動をやっていました。もちろん支援者も一緒ですが、その力の入れようは評価したいものです。しかし大事なことは、どういう政策を持つのかということです。

 そこで今度の総選挙における視点というか、争点というか、以下、考えてみました。

 まず第1は、都知事選挙でも重要な争点になっている「原発」問題です。東京電力福島第一原発事故の恐怖は、今でも続いていますし収束していません。いうまでもなく私たちの要求は脱原発ですが、対案をどうするかが問題です。

 それは「再生可能エネルギー」ということになり、対象は風、水、地熱、太陽光の四つになるでしょうか。すでに四つとも活用されています。これらをどう政策化するかが問題ですが、すでにドイツでは太陽光を中心に進んでいます。大胆にドイツから吸収する、そんな政策を持ってほしいものです。原発に使う(予定の)予算を再生可能エネルギーの研究費に当てれば、大きな期待が持てると思うのは私だけでしょうか。

 第2の争点は、憲法です。自民党・安倍総裁は、しきりにそのことを強調しています。もともと自民党設立の目標軸は「改憲」でしたから、当然といえば当然です。安倍総裁は本性をむき出しにして自衛隊の名前を変えて、「国防軍」の表記を選挙公約に入れました。

 これに対して橋下維新代表は、「名前を変えることは反対だ」と述べていますが、この動き、自衛隊問題を矮小化される恐れがあり危険です。すでに自衛隊そのものが違憲状態であることは明らかなところへ、名前をどうするかという論議は「違憲」を認めることが前提になるからです。

 憲法問題は、「改憲」に賛成か反対かではなく、現憲法を活かすのかどうかを争点にすべきだと私は思います。小ブログでも書きましたが、日本国憲法が誕生して65年になりますが、これまで活かされたことがあったでしょうか。活かされたとすれば制定直後のほんの一時期だったのではないでしょうか。憲法どおりに政治が行われていれば、貧困などは起きていないはずです。

 憲法は必要に応じて変えることがあってもいいと思いますが、現時点での改憲に私は反対です。とりわけ9条は次の世代に引き継いでいかなければならないと思います。なぜならこの国は、戦前のいつか来た道に戻ろうとしているからです。それを止めるためにも改憲は阻止しなければならない、そう考えています。

 第3の争点は、消費税増税問題です。(次回につづく)

★脈絡のないきょうの一行
じゃんけんで候補者選び。生徒会と勘違いしてるんじゃないの、橋下さん。

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2012/11/21 [Wed] 13:48:24 » E d i t
 憲法に定められた「三権分立」の精神を無視したばかりか、ファッショ志向としか思えない、とんでもない発言が飛び出しました。以下、読売新聞ウェブから。

                         ◇=◇=◇
橋下氏と松井氏、兼務可能になれば参院選出馬も
読売新聞 11月20日(火)11時51分配信


 日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は20日、「(首長の国会議員)兼職禁止規定が外れれば、次の参院選へ挑戦する」と述べた。

 代表代行の橋下徹大阪市長も同日、「やるとすれば(松井幹事長と)1セットです」と語り、現在認められていない首長と国会議員との兼務が可能になった場合、橋下、松井両氏が来夏の参院選に出馬する意向を示した。ともに大阪市内で記者団に話した。

 公職選挙法は、首長が現職のまま、国政選やほかの首長選などに立候補することを禁じており、首長と国会議員の兼務には法改正が必要だ。松井幹事長は「参院が衆院のカーボンコピーになっている現状では、何も決まらない」としたうえで、「現職首長が国政で議決権を持てるのはいいことだ。やれることすべてに挑戦したい」と話した。

 橋下代表代行も19日、大阪府高槻市内での街頭演説で、「市長のまま国会議員になれるなら、挑戦したい」と語っていた。
                         ◇=◇=◇

 背筋が寒くなりました。この人たちは、三権分立を理解していないからです。地方とは言え「行政府」の長と、「立法府」の議員を同一人物が兼ねるなど、民主国家にとってありえないことです。許されるのは、日本では議院内閣制を採っているため、国会議員と大臣だけです。そのことに気付かないとしたら、それは無知です。

 恐らくこの人たちはその延長線で、司法府の長である「最高裁長官を兼ねたい」とも言い出すのではないでしょうか。弁護士資格を持っている橋下さんなら言いかねません。府知事・市長と国会議員の両立は物理的にも不可能であり、(考えることは勝手ですが)そういうことを言い出すその神経と無知さを疑います。

 いやいや、そうではなく、もしかすると本質はファッショへの筋道を作ろうとしているのかもしれません。橋下市長によるこの間の大阪市の職員いじめは、常軌を逸したファッショそのものでした。記者会見場における、毎日放送記者への執拗な攻撃も病的としか思えないファッショ性を〝披露〟していました。

 今回のこの発言、軽視することなく反撃する必要があります。

★脈絡のないきょうの一行
日本は核兵器を持つべきだ、と石原慎太郎さん。暴走老人が妄想老人になったぞ。

2012/11/20 [Tue] 10:40:45 » E d i t
 私は、政策の良し悪しの判断は弱者(①子ども②お年寄り③障がい者④災害被災者)にどれだけ優しい政策を取るかで決まる、と言い続けてきました。お年寄りに関しては前述したとおりです。障がい者について言えば、『障害者自立支援法』なる、障がい者が自立することを妨げるそれは、許しがたいものとなっています。災害被災者への対応は、東日本大震災を引き合いに出すまでもなく、不十分そのものです。

 宇都宮けんじさんのマニフェストではこの問題の一つ、「子ども」を取り上げています。子どもを大事にしない国は間違いなく滅びます。『ハーメルンの笛吹き男』の話しのようなことが、(一夜にしていなくなることはないでしょうが)いつか招来するのではないかという不安がつきまといます。いまの政治は子どもを大切にしていないからです。

 それは単純に子ども手当の減額を批判しているのではありません。もっと大事な教育がおろそかになっていることへの不安なのです。「いじめ」が社会問題になっています。これは子どもが作り出しているように見えますが、本質は日常的な大人の(行為の)反映だと私は思っています。

 こどもたちは間近にそれを見ています。その端的な例が、日ノ丸・君が代問題です。心の自由を大事にする教師が、解雇や訓告などの処分をされる。これは事実上のいじめです。それが子どもたちにどう映っているか心配です。そのまま具現化しているのが、子どもたちが〝悪者〟になった「いじめ問題」なのではないでしょうか。

 いまさら言うまでもなく、子どもは国の宝です。子どもを大事にしない国家は、間違いなく滅びます。「銀も 金も玉も 何せむに 勝れる宝 子にしかめやも」(山上憶良)。

 4番目の「憲法を生かす」問題は説明不要でしょう。改憲論者は、「憲法は古くなった」といいます。どこが古くなったのでしょうか。むしろ憲法は、国民生活に生かすべきはずが、離れたところで立ち往生しているではありませんか。

 私は憲法と(半月ほど年上ですが)〝同級生〟です。現在の日本国憲法が制定されて65年になります。この間、憲法が真に生かされたのは、制定後ほんの2、3年だけでした。いや、1年ほどだけだったかもしれません。あとはただひたすら、憲法は蹂躙され続けてきました。もしも憲法が生かされていれば、消費税増税もなかったでしょうし、「いじめ」も発生していないはずです。

 いまこの国の政治に求められているのは、憲法を変えることではなく「生かす」ことです。そのことをきちんと政策にかかげることができる候補者、政党こそ今度の選挙で私たちが選択すべき対象だと思うのです。あなたはいかがお考えでしょうか。

★脈絡のないきょうの一行
大相撲九州場所で前代未聞の誤審。決まり手は『水差し』。

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2012/11/19 [Mon] 15:31:24 » E d i t
 世の中、総選挙も東京都知事選挙も終盤モードです。今度の選挙、何をどう見れば(考えれば)いいのでしょうか。その参考となるのが都知事選挙に立候補を表明した、宇都宮けんじさんのマニフェストです。4本から成っていますが、これは分かりやすい。知事選挙だけでなく、総選挙で政党が使えそうなものもあります。以下がそれです。

■東京を変える4つの柱
 ①原発のない社会へ――東京から脱原発政策を進めます。
 ②誰もが人らしく生きられるまち、東京をつくります。
 ③子どもたちのための教育を再建します。
 ④憲法のいきる東京をめざします。

 いろいろな人たちが議論してつくったのでしょうが、これは良くできていると思います。抽象的になっていますが、国民生活擁護に関する諸問題を網羅しています。が、同じような政策を出してくる候補者もいそうです。そこで、そのポイントとなる点を考えてみましょう。

 まず、原発問題です。すでに福島県は事実上の「脱原発」を宣言していますが、東京からそれを発することは大きな意味がありますし、当然です。なぜかというと東京は日本で一番人口の多い自治体だからです。原発を無くすことは、いのちを守ることだからです。

 2番目の「人らしく生きられる」まちづくりは、いまこそ重要です。45年前の1967年に革新都政(美濃部亮吉知事)が誕生したとき、老人医療費を無料にしました。当時、自民党は「枯れ木に水をやるようなものだ」とこれを批判しましたが、またたく間に全国に広がり、結果、国の政策としてこれをやらざるを得なくなったのです。

 それを逆行させたのが、あの後期高齢者医療制度です。民主党は前の選挙であの制度を見直すことを約束しました。しかし、何一つ手をつけることはしませんでした。人間らしさを取り戻したいという国民の思いに真逆の政策をとったのです。その真逆の最たるものが消費税増税です。法律は成立しましたが、止めることはできます。国会で消費税反対の勢力が過半数を占めれば、実施させない法律を作ることが可能だからです。

 人らしく生きることのもう一つの課題は、貧困を撲滅することです。貧困を無くすということは、政策的な問題でもあります。つまり雇用確保が前提となるからです。この課題、なかなか大変ですが、資本の側がやる気になればできることだと私は考えています。それを後押しする都政にしたいものです。

 3番目の「子どものための政策」も重要課題です。(次回につづく)

★脈絡のないきょうの一行
沖縄でまたしても米兵関与の事件発生。何回も言うが、基地がなくならない限り改善は無理。

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2012/11/13 [Tue] 18:39:32 » E d i t
 心温まる記事を見つけました。この記事が配信された日、全国で「原発なくせ」の大きなウェーブが出現しました。この力でこころ優しい小さないのちを、原発のない国をつくることによって守っていきたいものです。

                         ◇=◇=◇
東日本大震災1年8カ月 天国のゆいちゃんへ届け はなちゃんの思い
産経新聞 11月11日(日)7時55分配信

 ■ひまわりのたね いっぱいもらったから こんどあげるね

 「ここに来れば会える…」。東日本大震災で大きな被害を出した宮城県山元町の沿岸部近く。この町に住む岩佐羽奈(はな)ちゃん(7)は毎週日曜日、通っていた幼稚園の献花台を訪れ、津波の犠牲になった親友の「ゆいちゃん」にメッセージを書き続けている。大震災は11日に1年8カ月を迎えるが、小さな心に友達への変わらぬ思いを抱き続けている。(写真報道局 大里直也)

 「10・28 ゆいちゃん7さいのおたんじょうびおめでとう ぷれぜんとこんどもってくるね」。献花台のノートに幼い文字が並ぶ。一文一文が目の前の友に語りかけているようだ。

 ■生死分けた「偶然」

 羽奈ちゃんとゆいちゃんは、家族ぐるみの付き合いで入園前からいつも一緒だった。周りに男の子が多い羽奈ちゃんには近所で女の子遊びができる唯一の友達。「ずっと仲良しでいるんだろうな」。周囲の大人はそう信じていた。

 が、笑って過ごす日々は一瞬で変わった。あの日、海岸から約1・5キロ内陸の幼稚園も津波が襲い園児8人、職員1人が犠牲に。ゆいちゃんは園庭の送迎バスに避難したが車両ごと濁流にのまれ、数日後、変わり果てた姿で見つかった。

 この時、羽奈ちゃんがいたのは海から離れた病院。予防接種を受けるため早退していた。いつも通りなら、ゆいちゃんと一緒にバスに乗っていたかもしれない。生死を分けたのは「単なる偶然」だった。

 幼稚園に献花台ができた昨夏以降、羽奈ちゃんは毎週、足を運んでいる。「年が年だから、どういうふうに受け止めているのか…」。父親の竜治さん(33)も、その小さな心のバランスを複雑な思いで見守る。

 今年4月、羽奈ちゃんは小学生になった。新しい友達が増え、新鮮な出来事が続く毎日。「学校は楽しいよ」と少しはにかむ。

 ■通い続けて60通超

 環境の変化や時間は、震災の記憶を薄れさせていく。それでも、忘れられない人や、思い出がある。ここに来れば、ゆいちゃんに会える。「ゆいちゃんがいたらいいなって時々思う」とポツリ。送り続けたメッセージは60通を超えた。

 吹き抜ける風が冬間近を思わせる11月4日の日曜日も、羽奈ちゃんは思いをノートに記した。「きょ(う)も、さむくなってきたね。」。雲間から顔を出した西日が小さな背中を優しく照らしていた。
                         ◇=◇=◇

 涙腺が緩んでしまうのは私だけでしょうか。

★脈絡のないきょうの一行
財界の意を受け特例公債法成立へ。この動き、明らかな民自公密室協議の産物。

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2012/11/12 [Mon] 11:46:57 » E d i t
 昨日の「11.11反原発1000000人大占拠」に参加しました。国会正門前に行きましたが、人のカベでそこまで行けず、途中でスピーカーから流れてくる声を拾いました。「原発なくせ」の声はますます広がっています。政府はこの声を受け止めるべきです。

 本題ですが今回は「国の借金」の問題です。9日、財務省が「国の借金」(国債や借入金など残高)の総合計を発表しました。それによると9月末現在で983兆2950億円に達したといいます。これは前回公表した6月末と比べて、なんと3ヶ月間で7兆1098億円増えており、過去最大を更新し続けているといいます。日本の推定人口1億2753万人でワリカンにすると、国民1人当たり771万円の借金を背負っている計算になるといいます。

 この借金、誰がつくったのでしょうか。言うまでもなく、政府です。政府のその方針に唯々諾々、嬉々として従ってきたのが自民党をはじめとした与党でした。「政府・自民党」という表記がありましたが、まさに一体となって借金づくりにまい進したのです。そういう政党を選んだ国民に責任はありますが、その政党を動かしてきた財界にはもっと大きな責任があります。

 その借金は、何に使われたのでしょうか。この問題「イマサラナガラ」という思いはありますが、ここの解明がないことには同じことの繰り返し、つまり、借金に歯止めがかからないと思います。しかも野田首相は10日に流れたNHKニュースで、「赤字国債は発行し続けなければ財政はもたない」と発言。これはさらに借金を重ねることの〝宣言〟でもあります。

 これらの借金は、公共の福祉=社会保障に使われたものではないことははっきりしています。むしろ福祉は切り下げられてきました。後期高齢者医療制度をはじめ医療の分野はその典型です。それでは何に使われたのか。

 整備新幹線、高速道路、無駄なダム(シャレではありません)建設――など「大型公共投資」は代表格です。それを批判され整備新幹線は一時凍結されましたが、消費税増税法案が成立したとたん、〝解凍〟されたのはご承知のとおりです。八ツ場ダムも同じです。どういう角度から見ても、あのダムは不要です。しかし、「つくり始めたから」と工事再開を決めました。過誤の上塗りです。

 アメリカへの思いやり予算もハラが立ちます。日本国民の窮状を顧みず、アメリカにしかカオを向けない政府。オスプレイの沖縄配備強行のとき、県民が「どこの国の政府だ」と怒りましたがそのとおりです。政党助成金もしかりです。税金で政党を養うなど、議会制民主主義を標榜する憲法下にあって、許されないことです。

 まだまだあります。軍事費です。「こんごう級」と呼ばれるイージス艦は、1隻1243億円かかります。これだけのお金があれば、保育園100ヶ所以上の建設が可能です。F-2支援戦闘機・116億8900万円、F-15Jイーグル・102億5600万円、90式主力戦車・8億8500万円(戦闘機などの価格は、「ユナイテッド・ディフェンス」より引用)――など、私たち庶民には縁遠い金額です。

 そういう借金の一方で、大企業を中心とした内部留保金は265兆円に達しています。国の借金は増え、国民の所得は下がり続けるなかで内部留保だけは確実に増えています。うがった見方をすれば、国の借金は大企業の内部留保に回っているのかもしれませんね。

★脈絡のないきょうの一行
橋下大阪市長、広島で「核廃絶は無理」発言。そういう人なんですよ、この人は。

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2012/11/09 [Fri] 16:59:08 » E d i t
 これはひどい。〝死に体〟の人の「イタチの最後っ屁」というのか、「置き土産」というのか。こんなことが許されるのでしょうか。世界の笑いものになるのではないでしょうか。今朝の読売新聞ウェブからです。

                         ◇=◇=◇
首相、年内解散を検討…TPP参加表明の直後に
読売新聞 11月9日(金)3時6分配信

 政局の焦点である衆院解散・総選挙の時期を巡り、野田首相が環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加を表明し、その直後に衆院解散に踏み切ることを検討していることが8日、わかった。

 複数の首相周辺や民主党幹部が明らかにした。11月下旬から12月中旬に解散し、投開票日は12月中か年明けの1月が有力だ。首相は、TPP参加に慎重な自民党との違いを際立たせ、衆院選の対立軸にできると判断しており、早ければ月内の参加表明を探っている。TPP参加に反対する民主党議員の集団離党につながる可能性があり、政局は一気に緊迫の度合いを増しそうだ。

 首相が、解散を判断する環境整備に挙げる赤字国債発行を可能とする特例公債法案は、21日にも参院で可決、成立する見通しとなった。首相は同法案の成立後、TPP交渉参加表明と解散の時期について最終判断するとみられる。
                         ◇=◇=◇

 TPPは日本を壊滅させる危険性をもっていることは、ご承知のとおりです。農業だけにとどまらず、医療や保険、労働分野にも重大な悪影響を及ぼします。それを解散前にOKサインを出すという、その神経を疑います。

 背景は実にはっきりしています。財界に顔が向いているからです。TPP参加表明は、財界への媚びそのものです。消費税増税も同じでした。これほど国民を無視した首相がかつていたでしょうか。

 間もなく終わる野田内閣。憲政史上の「ワースト内閣」として記憶にとどめておきたいものですが、TPP参加は何としても止めなければなりません。新たな闘争テーマが浮上しました。

 このTPP問題について、最近ブックレットができました。5月12日に開いた「TPP問題を考える千代田のつどい」の模様をまとめたものです。このつどいは、食の安全、農業の未来、医療、農林水産行政、司法、労働と雇用、労働組合共済、日米経済――の8分野にわたって、それぞれの関係者から報告してもらいました。それをまとめたのがこのブックレットです。36ページ・1冊250円で広げています。反対運動にぜひご活用を。問い合わせは千代田区労協まで。

★脈絡のないきょうの一行
いよいよ、都知事選。石原知事辞任を祝って、まともな都政のできる人を選びたいね。

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2012/11/06 [Tue] 17:52:59 » E d i t
 アメリカの大統領選挙の投票が始まりました。間もなく日本時間は6日の18:00ですが、サンフランシスコは6日の13:00だからです。オバマかロムニーか。どちらになっても日本政府の対応に変化は考えられず、関心度は超低調です。しかし、その選挙結果を占うウェブを発見しました。日本のメディアにはない、その視点。参考になるかもしれません。長くなりますが紹介しましょう。

                         ◇=◇=◇
米大統領選のカギを握る5つの注目点
ウォール・ストリート・ジャーナル 11月6日(火)10時29分配信

 米大統領選は、接戦のまま6日の投票日を迎えることになった。結果は、どの程度の有権者が態度を変えるかよりも、民主、共和両党の支持者がどの程度投票所に足を運ぶかにかかってきている。実際に、オバマ大統領、ロムニー共和党候補の両陣営ともわずかになった浮動票のために大量の資金を投じるのではなく、支持者固めに躍起となっている。勝敗のカギを握る要因は何か。大統領選の注目点を5つ取り上げる。

投票率はどの程度になるか

 一般命題として、投票率が高くなればオバマ大統領に有利となり、低ければロムニー候補に朗報となりそうだ。なぜならば、共和党は熱気とやる気では民主党に勝っており、民主党側には2008年の前回大統領選のような高揚感はみられないからだ。つまり、ロムニー支持者は投票所に足を運ぶ公算が大きい。問題は、オバマ支持者の動向となる。

 前回大統領選では、1億3100万人超の有権者が投票した。今回は、有権者人口が増えたので、投票者は増えそうだ。重要なのは投票率である。前回は62.9%だった。投票者数が減少し投票率が低下すれば、オバマ氏の集票マシンは民主党が期待していたほど機能しなかったサインとなる。

全体に占める白人の投票率がどうなるか

 出口調査で、投票総数に占める白人の比率に注目すべきだ。事前の世論調査では、ロムニー氏は白人の支持率で優に勝っているのに対し、オバマ氏は非白人の支持率でロムニー氏を大きく引き離している。したがって、白人の投票が全体に占める比率がどのくらいに達するかがキーポイントになる。

 08年の選挙の際には出口調査で、白人の全体に占める投票率は74%だった。今回、それが例えば72%ならば、オバマ氏は勝利が見えてくる。76%になれば、ロムニー氏が勝利する公算が大きくなる。前回と同じ74%だと、決着は長引くかもしれない。

 これと同様の命題として、オバマ氏に対する白人の間の投票率が40%を超えるかどうかがある。そうなれば、同氏に有利となる。

大学町の投票動向はどうか

 若者はオバマ氏の秘密兵器になるのか、それともアキレス腱になるのか。事前の世論調査では、同氏は18~29歳の若年層の間では前回選挙と同様に圧倒的な支持を集めているが、若年層の選挙への関心は薄まっている。したがって、問題は前回ほど熱狂的でなくとも若者は投票に行くのかどうかである。共和党側は、経済への不安が高まっている若年層で、オバマ氏が前回と同程度の投票率を獲得できるわけがないとみている。これに対しオバマ陣営は、事前の世論調査では若年層の選挙への関心が過小評価されるのが常だと反論している。

バージニア州はどう動くか

 18人の選挙人を持つオハイオ州の重要性が、耳にたこができるほど言われている。実際にそうなのだが、ロムニー氏にとっては選挙人の数からバージニア州も重要なことはあまり指摘されていない。ロムニー氏は、バージニア州の13人の選挙人をどうしても獲得する必要がある。仮に、ロムニー氏がノースカロライナ、フロリダ、オハイオ、ニューハンプシャー、コロラドの接戦州で勝ったとしても、バージニア州を落とせば獲得選挙人数は優勢な州を含め、270人の過半数に4人足りない。

 その場合、アイオワやウィスコンシン、ペンシルベニアといった選挙戦で劣勢となっているいくつかの州で勝利する必要が出てくる。つまり、ロムニー氏にとって勝利への道は、まずバージニア州を奪い、次にオハイオ州を制することである。

オハイオ州の重要選挙区はどうなるか

 オハイオ州の結果を占うのには、州全体の動向ではなくいくつかの重要選挙区を注視すべきだ。一つは、大リーグのシンシナティ・レッズの本拠地にあるハミルトン。オバマ氏は前回、民主党大統領候補としては1964年以来初めて、この選挙区で得票率が過半数に達した。また、トレドとクリーブランドの間にあるウッド、オタワの両選挙区も要注意だ。92年以降のすべての大統領選でオハイオ州を制した候補は、この2つの選挙区で過半数の支持を得ている。
                         ◇=◇=◇

 ちょっと尻切れトンボ風ですが、興味ある分析といえます。両陣営の政策比較がありませんが、すでに投票が始まっていることを考えれば許容範囲といえましょう。さて、結果はどうなるか、日本時間の明日の今頃は分かるのでしょうか。ミーハー的ウォッチングしましょう。

★脈絡のないきょうの一行
やっときょう、2年ぶりに人間ドックに行き疲れました。健康でないと受診もできないね。

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2012/11/05 [Mon] 17:47:54 » E d i t
 過日、小ブログで取り上げた「北大生スパイえん罪事件」の北海道大学訪問の報告会が具体化しました。秋間美江子さんが米国に帰国する前に、ということで11月12日(月)18:30から、新宿駅から徒歩5分の「常円寺」(新宿区西新宿7-12-5 ℡03-3371-1791)で行います。この寺に、スパイ容疑で無念の死を遂げた、宮澤弘幸さんが眠っています。ご参加いただけるようでしたら、千代田区労協までご連絡を。

 この報告会の呼びかけは以下のとおりです。本文中の毎日新聞と北海道新聞の記事は紹介できませんが、ぜひおいでください。同じ悲劇を未然に阻止するために。会場費として1000円のカンパをお願いしています。

                         ◇=◇=◇
 いま「秘密保全法」が国会に提出されようとしています。
 上程されれば、民・自・公の多数で即決されてしまいます。
 何としても上程させない運動が急務だと、新聞労連、自由法曹団などが訴えています。

 「秘密保全法」が国民に何を強要するか――。
 それを具体的に証明する事実が、かつてありました。山野井孝有さんが「我慢できない、許せない」で訴えた、『悲劇を繰り返させないために―北大生・宮沢弘幸「スパイ」事件の真相を訴える―』です。

 次ページの2012年10月25日付「毎日新聞・北海道版」「北海道新聞」をご覧になってください。同様の記事が、朝日新聞(北海道版)に掲載され、11月2日朝6時のNHK「おはよう日本」でも約10分間、報道されました。
 この「宮澤・レーン事件」の当事者、宮澤弘幸さんの妹・秋間美江子さんが、まだ日本に滞在中です。
 そこで、秋間さんと、長年にわたって交流し、今回の北海道大学へも同行した山野井孝有さんを囲んで、別紙のように報告会を開催することにしました。
 悲劇を繰り返さないために……。秘密保全法国会上程を阻止するために……。

 会場の常円寺は、宮澤家の菩提寺であり、宮澤弘幸さんもここに眠っています。
 ご都合をつけて、ご参加くださいますよう、呼びかけます。

★脈絡のないきょうの一行
田中真紀子さんって面白いね。大学が多すぎるなんて言って、自分で自分のスカート踏んじゃったね。

2012/11/01 [Thu] 12:33:28 » E d i t
 11月に入りました。11月は「霜月(しもつき)」と呼ばれているのはご承知のとおりですが、神帰月(かみきづき)とも呼ばれているのは面白い。10月は日本の全ての神様が出雲大社に集まり各地を留守にすることから、神無月(かんなづき)と呼ばれていますが、それが11月に帰ってくることから、神帰月と言うわけです。日本人のウィット感性、捨てたものではありません。こういうものが、落語や川柳を発展させているのかもしれませんね。

 11月の呼称はまだまだあります。かぐらづき(神楽月)、けんしげつ(建子月)、こげつ(辜月)、しもつき(霜月)、しもふりづき(霜降月)、しもみづき(霜見月)、てんしょうげつ(天正月)、ゆきまちづき(雪待月)、ようふく(陽復)、りゅうせんげつ(竜潜月)――などです。雪待月という言い方、情緒がありますね。(出典は Wikipedia)

 政界の11月はどうでしょうか。今年に限っていえば「解散待月」ということになるでしょう。いやいや「国民不在月」かもしれません。あるいは国会が空転しそうな雲行きですから、「政無月」(せいなづき)が正解(ダジャレではありません)かもしれません。

 そこで、昨日配信の朝日新聞ウェブ。この前紹介の3党主会談と同じように嗤いました。大阪市長も間違いなくお笑い芸人入り、合格です。失業したら、どこかのお笑いタレント養成会社が拾ってくれることでしょう。ウェブは以下。

                         ◇=◇=◇
石原新党と連携「難しい」 維新・橋下代表
朝日新聞デジタル10月31日(水)16時37分配信

 日本維新の会代表の橋下徹大阪市長は31日、報道陣に対し、石原慎太郎東京都知事が代表となり、たちあがれ日本(平沼赳夫代表)と合流する新党との連携は困難との見方を示した。「減税日本」(代表・河村たかし名古屋市長)との連携についても「政策協議以前に政党の基盤が違う」と否定的な考えを示した。

 橋下氏は石原氏について「個人的に考えが近いと思っている」とする一方、たちあがれ日本について維新との協議内容が一部で報道されていることを挙げ、「政策協議もしていない段階でペラペラしゃべってしまうグループと連携するのは難しい」と述べた。

 また、減税日本については、合流を前提に民主党に離党届を出した熊田篤嗣衆院議員(大阪1区)について「職員組合から支援を受けているときいている。既存の団体と無関係に政策を前面に打ち出す日本維新の会と争っていく相手で、連携は難しい」と語った。
                         ◇=◇=◇

 結構これも笑えますね。ペラペラしゃべっているのは、橋下さん、あなたの方ではないですか? ま、それも仕方ない。こういうのを総称して〝目くそ、鼻くそを笑う〟というのでしょうから。

★脈絡のないきょうの一行
「公務員給与、地方が国を上回る」(財務省)。こんどは地方公務員の賃下げ攻撃だ。

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