ヘボやんの独り言
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2012/02/27 [Mon] 10:25:05 » E d i t
 先週25日の毎日新聞は山口県光市母子殺害事件の最高裁判決のあと、報道機関が犯行時未成年であった元少年を実名報道したことについて、検証の特集をしています。毎日新聞は匿名を通しましたが、興味深いものがありました。以下、この特集をもとにしながらこの問題を考えてみました。

 まず報道各社がどう扱ったかですが、在京主要5紙、通信社、NHK、民放キー局5社、そして地元新聞社の西日本新聞、山口新聞の15社を調べています。このうち匿名を通したのは東京新聞と西日本新聞だけでした。放送局は全て実名報道に切り替えています。たまたま私は聴視したのですが、NHKはご丁寧に旧姓まで報道していました。双方の理由を見てみましょう。

 毎日新聞はこの特集に、丸山雅也社会部長が同社の議論の経過と考え方をまとめたものを掲載しています。それによると毎日の考え方の基本は「少年法の理念を尊重し匿名で報道する原則は、最高裁判決が出たからといって変更すべきでない」ということになります。東京新聞は「再審や恩赦があり、更生の可能性が消えるものではない」とし、西日本新聞も同様に「再審や恩赦の可能性はあり、現時点では少年法の趣旨を尊重する必要がある」としています。

 一方、実名報道に切り替えた各社は、▼国家に生命を奪われる刑の対象者である▼更生の機会がなくなった▼事件の社会的影響が大きい▼社会復帰への配慮の必要性が失われた――などを理由としています。

 私はこのケースも匿名を貫くべきではなかったかと考えます。その意味で毎日新聞の対応は評価できます。この問題を考える基本は、毎日新聞のいうように少年法だと思います。沢登俊雄国学院大学名誉教授はこの特集の中で、「少年法61条は、どうひっくり返しても、……実名が許される条文になっていない。厳罰化のムードに押され、なし崩しで実名化してしまったのではないか。」と批判しています。

 同名誉教授の意見に同感です。この事件、地裁、高裁は無期懲役でしたが最高裁が差し戻し、今回は5度目の判決でした。差し戻しとなった背景に垂れ流しともいっても過言ではない、メディアによるムード報道の〝後押し〟があったのではないでしょうか。そのメディアがまたしてもムードに流され、実名報道に踏み切ったのではないか、そんな疑念を抱いています。

 毎日新聞はこの特集のなかで、死刑が執行された場合は実名を出すべきではないかという意見を紹介しています。私はそういう事態になっても、匿名を貫くべきだと考えます。それは少年法の立場であるし、人権擁護の視点だからです。

 国家によって死刑という手段で生命を奪われたとしても、元少年を実名で報道する公共の利益は見当たりません。「国民の知る権利だ」という意見があるかもしれませんが、知ったところで国民にどんな利益があるのでしょうか。その思考の延長には、メディアが〝得意〟とする身勝手な解釈がありそうです。

★脈絡のないきょうの一行
野田首相、沖縄訪問。つまるところ恥の上塗りになるのでは?

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2012/02/24 [Fri] 13:36:03 » E d i t
 もしかしたら、「それみろ」とアインシュタインが笑っているかもしれません。あの、光より早いというニュートリノの測定実験が、もしかしたら間違っていたかもしれないという報道があったからです。これは面白い。以下。

                         ◇=◇=◇
「超光速」ニュートリノに誤り?=ケーブルに緩み―5月に再検証・国際チーム
時事通信2月23日(木)10時49分配信

 名古屋大などが参加する日欧の国際研究グループ「OPERA(オペラ)」が昨年9月に発表した素粒子ニュートリノが光より速く飛ぶとした実験結果について、速度の測定に用いた全地球測位システム(GPS)とコンピューターをつなぐ光ファイバーケーブルに緩みが見つかったことが23日、分かった。ケーブルが緩んでいると、ニュートリノの速度が速く測定される影響があるといい、「アインシュタインの相対性理論と矛盾する」と注目された実験結果が覆る可能性も出てきた。

 同グループの小松雅宏名古屋大准教授は「確定的なことは言えないが、誤差の範囲を超える影響があり得るので、再検証が必要だ」と話しており、5月以降に再実験を行う。

 実験は2009年に開始。スイス・ジュネーブ郊外の欧州合同原子核研究所(CERN)から約730キロ離れたイタリア中部の研究施設にニュートリノのうちミュー型と呼ばれるものを飛ばし、到達時間を最新のGPS技術などを使って精密に測定した。約1万5000回の実験を繰り返し、光速(秒速約30万キロ)よりもニュートリノが60ナノ秒(1億分の6秒)速く到達するとの結果が出た。

 ニュートリノは電子の10万分の1以下ではあるが、質量を持つ。アインシュタインの相対性理論は、質量を持つ全ての物質は光速を超えることができないとしており、実験結果は同理論を揺るがすものとして注目された。
                         ◇=◇=◇

 「平行線は交わらない」と子供のころ教わりましたが、アインシュタインは何と『平行線は無限大で交わる』といったというのです。これはもう天動説的カルチャーショックでした。私のパソコンに「アインシュタイン語録」なるものがストックされています。これも面白い。私の好きなものを紹介しましょう。

 「第三次世界大戦がどのような戦いになるのかなんて、私には分からない。しかし、第四次大戦なら分かる。石と棒で戦うだろう」――。第3次世界大戦は核戦争となり、すべてが破壊されそのあとの戦争は武器が無くなっているであろうことを示唆しています。「私は、理詰めで考えて新しいことを発見したことはない」――説明不要ですね。

 「間違いを犯したことのない人とは、何も新しいことをしていない人だ」――このジョークは好きです。なぜなら、私は間違いばかり起こしているからです。でも新しいこともしていませんが…。そしてこれは怖い。「人間の邪悪な心を変えるよりはプルトニウムの性質を変えるほうが易しい」人間の心のありようにも言及しています。

 今回のニュートリノの実験、「新しいことをすれば間違いは起きる」と、アインシュタインは言うのかもしれませんね。

★脈絡のないきょうの一行
メールまで調査の橋下大阪市長、正気を失ったか。自信のなさの一表現かもしれないが許されない。

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2012/02/22 [Wed] 10:53:43 » E d i t
 最近、やたらに関東地方への地震発生問題に関する情報が目立ちます。昨日もありましたが、読売新聞のウェブを紹介しましょう。

                         ◇=◇=◇
都心部、想定外の震度7も…東京湾北部地震で
読売新聞2月21日(火)3時14分配信

 首都直下で起こる東京湾北部地震で、これまで想定していなかった震度7の揺れが都心部を襲う可能性があることが分かった。

 文部科学省が進めてきた地下構造調査で、地震を起こすプレート(地球を覆う岩板)の境界が約10キロ浅くなる部分があると判明したため。国は新年度、被害想定と対策の見直しを始める。

 東京湾北部地震は、国の中央防災会議が18通りの発生領域を想定している首都直下地震の一つ。震源は陸のプレートと、その下に沈み込むフィリピン海プレートの境界で、規模はマグニチュード(M)7・3。同会議が2004年に公表した震度分布の最大震度は6強だった。

 しかし、大学や研究機関などが参加する文科省の研究チームが07~11年度、首都圏約300地点に地震計を設置し、地震波を解析した結果、東京湾北部のプレート境界の深さが、同会議の想定(30~40キロ)より約10キロ浅くなる部分があることが確認された。
                         ◇=◇=◇

 これを要約すると、これまでに見つかった東京湾北部のプレート境界の深さが、実は10キロメートル浅いところにあった、というものです。プレートの境界が浅いところにあるということは、変動がおきたとき地上に及ぼす影響が大きくなります。それゆえに、震度7の可能性が出てきたというのです。

 このウェブを読みながら、「だからどうなんだ、どうしろというんだ」というやけ気味の気分が走りました。対応策がみつからないからです。これから建設されるであろう、建物の高層化は止められるかもしれません。しかし、首都圏に林立する200を超える高層ビルや高層マンションは手の打ちようがありません。木密地域は倒壊の危険があります。立て直しなどは財政的にも不可能で、これもまた手の打ちようがありません。

 自然現象に人間はかないません。しかし、一つだけ手立てはあります。「そのとき」の心構えをきちんと確保しておくことです。災害発生時に怖いのは、それによる被害もさることながら人心がパニックに陥ることです。それを防ぐだけでも「防災」の一助になる、私はそう考えています。

★脈絡のないきょうの一行
光市の母子殺害事件で、当時18歳だった被告に死刑判決が確定。やはり、釈然としない。
災害問題 *  TB: 0  *  CM: 0  * top △ 
2012/02/20 [Mon] 11:37:48 » E d i t
 祝・700回掲載!! と勝手に自分を褒めています。このブログを始めて今月でちょうど4年となりますが、月平均14.58回のUPはそれなりに頑張ったのかな、と思っています。引き続いて応援、よろしくお願いします。

 きょうは、小林多喜二の79回目の命日です。小ブログで『拍手』が一番多いのは、多喜二のことを書いた08年2月20日のものです。きっと引用が生々しいからでしょう。命日に因んで、08年と同じですが遺体に立ち会った江口渙(1887年-1975年)が残したものの抜粋を再録させていただきます。

                         ◇=◇=◇
 すごいほど青ざめた顔は、はげしい苦しみの跡をきざんで筋肉のでこぼこがひどい。頬がげっそりとこけて眼球がおちくぼみ、ふだんの小林よりも十歳ぐらいもふけて見える。左のコメカミにはこんにちの十円硬貨ほどの大きさの打撲傷を中心に五六ヵ所も傷がある。それがどれも赤黒く皮下出血をにじませている。おそらくはバットかなにかでなぐられた跡であろうか。

 首にはひとまきぐるりと細引きの跡がある。よほどの力でしめたらしく、くっきりと深い溝になっている。そこにも皮下出血が赤黒く細い線を引いている。両方の手首にもやはり縄の跡がふかくくいこみ赤黒く血がにじんでいる。

 だが、こんなものはからだのほかの部分にくらべるとたいしたものではなかった。帯をとき着物をひろげてズボン下をぬがせたとき、小林多喜二にとってどの傷よりもいちばんものすごい死の「原因」を発見したわれわれは、思わずわっと声を出していっせいに顔をそむける。

 毛糸の腹巻になかば隠されている下腹部から両脚の膝がしらにかけて、下っ腹といわず、ももといわず、尻といわずどこもかしこも、まるで墨とべにがらとをいっしょにまぜてねりつぶしたような、なんともいえないほどのものすごい色で一面染まっている。そのうえ、よほど大量の内出血があるとみえももの皮がぱっちりと、いまにも破れそうにふくれあがっている。そのふとさは普通の人間の二倍くらいもある。さらに赤黒い内出血は、陰茎から睾丸にまで流れこんだとみえて、このふたつの物がびっくりするほど異常に大きくふくれあがっている。
                         ◇=◇=◇

 読み返すたびに、怒りがこみ上げてきます。

★脈絡のないきょうの一行
選挙制度問題佳境へ。民意を反映しない小選挙区制にこそメスを入れるべき。比例削減など論外だ。
2012/02/17 [Fri] 13:54:37 » E d i t
 2日目、早朝5時過ぎに大台ケ原を出発。車で走ること1時間余、行者還(ぎょうじゃがえし)トンネルに着きましたが、工事中でトンネル内は走れず手前のスペースに車を止めて、向こう側の登山口から歩きだしました。このトンネルを抜けるのに15分もかかりましたが、2回目のときは通り抜けOKとなっていました。

 地図で見るとおり歩き始めから急登です。大台ケ原と同じように、登山客もたくさんいます。途中で進行方向を見上げると、どこかで見たことのある顔が下って来ました。T新聞社のAさんです。前夜、弥山小屋に泊まったといいます。見知らぬ土地で、しかも山奥での知人との邂逅は実にうれしいものです。

 稜線に出て4つほどの小ピークを越えると、つづら折りの厳しい坂が待っていました。ここをしのげば、弥山・(1,895M)に到達です。これがなかなか厳しい。1時間ほどでやっと小屋の前に着きました。ここから2分ほどで弥山の山頂があり、そこまで足を延ばしていよいよ主峰・八経ヶ岳(1,915M)にアタックです。

 いったん下って、15分ほど登り返すと頂上です。歩き始めて3時間半でした。近畿で一番高いというこの山、遠くまで見せてくれました。前日踏んだ大台ケ原をはじめ、行者さえ寄せつけまいとするかのような岩でできた行者還山(ぎょうじゃかえしやま)、その向こう側に大峰山塊の山々が連なっています。

 その様子は、四国を歩いたときと同じように山の奥深さを感じさせてくれました。深いがゆえに、修行の地として栄えたのかもしれません。深田久弥は「私はその最高峰を踏んだことに満足して山を下った。」と記していますが、全く同じような気持ちになったものです。

 下山後、途中の日帰り温泉で汗を流し往路とは違う名古屋方面に出てから東名高速道で帰ってきました。伊勢神宮参りをして、名山を2つ登って充実した山行となりました。

*徒歩総時間/第1日目・2時間55分、第2日目・5時間35分
 第1日・5月3日/大台ケ原駐車場(11:45)-日出ヶ岳(12:20 12:55)-尾鷲辻(13:30)-大蛇(13:05)-駐車場(15:15)
 第2日・5月4日/行者還トンネル東(6:30)-稜線分岐(7:40 7:50)-(途中休憩15分) -弥山(9:35)-八経ヶ岳(10:00 10:30)-弥山(10:55)-(途中休憩10分)-トンネル東(13:10)

*参考(2009年) 第1日目・2時間40分、第2日目・5時間15分
 第1日・5月2日/大台ケ原駐車場(9:55)-日出ヶ岳(10:30 11:00)-(昼食11:45 12:10)-大蛇(12:40 12:50)-(尾鷲辻中道経由)-駐車場(13:40)
 第2日・5月3日/登山口(6:05)-稜線分岐(7:00 7:15)-弥山(8:45 9:40)-八経ヶ岳(10:05 10:25)-稜線分岐(12:05 12:15)-登山口(13:00)

★脈絡のないきょうの一行
橋下大阪市長の、市職員へのアンケートを入手。ひどい中身。あの市長、ホントに弁護士?
2012/02/16 [Thu] 11:07:20 » E d i t
 久しぶりの百名山報告です。この山も2回登っています。しかも2回とも同じ5月の連休に、2山セットで。1回目は2000年、2回目は2009年でした。最初はいつもの先輩のOさんと、2回目は美女3人と一緒に。ここでは最初のときの模様を報告します。

 もともとはこの連休をつかって、東北の山にアタックしようとOさんとは相談していました。しかし、そちら方面の天気が芳しくなく悩んだ挙句、大台ケ原と大峰山に変更しました。これは結果良しで、日本一雨が多いという大台ケ原も、八経ヶ岳を主峰とする大峰山も大歓迎してくれました。

 5月2日の午前、東京を車で出発。東名高速浜松ICで降りて渥美半島の突端、伊良湖岬をめざします。ここからフェリーで三重県の鳥羽に渡ろうという計画です。連休であり途中、渋滞がありましたがなんとか最終便に間に合い、鳥羽港から伊勢まで進んでビジネスホテルに投宿。

 翌朝、6時に起きて一番乗りで伊勢神宮参り。私は初体験で、少し緊張。外宮(げぐう)と内宮(ないぐう)を回りました。「神宮」という言葉はここのことを指すそうですが、本家だけあって風格と広さを備えています。外宮は穀物の神様を、内宮は天照大神を祀ってあるあるといいますが、もちろんご本体は見られません。

 江戸の昔から、一生に一度は伊勢参りをするべきだというしきたりがあったようで、それを実践したことになります。清水次郎長の子分・森の石松が伊勢参りするシーンは有名です。お賽銭をなげながら、安全登山を祈りました。

 参拝が終わったら、一路大台ケ原をめざします。三重県と奈良県の山間を走りました。快適です。3時間あまり走ってほぼ予定どおり大台ケ原の駐車場に着きました。駐車場は登山客の車で満杯でしたが、タイミングよく出ていく車がありラッキー。Oさんと二人で「早速、伊勢参りの効果か」と笑ったものです。

 車の数に比例して、当然登山客も多い。大台ケ原の最高峰・日出ヶ岳の頂上は人の山となっていました。頂上から、翌日登る八経ヶ岳と弥山(みせん)が同定できます。つまり、いい天気なのです。山頂で一休みして下山です。途中、トウヒの原生林が立ち枯れを起こしていました。これらは2度目のときも同じ状態でしたが、シカの被害だといいます。

 登山道の突端は大蛇(だいじゃぐら)です。ここに立つと、大台ケ原の本来の姿である荒々しい岩肌や、滝を見ることができます。大台ケ原に行ったら、ぜひここまで足を運んでみてください、おすすめです。駐車場にもどって、宿探しをしましたがなんとか「大台山の家」に泊まることができました。(次回につづく)

★脈絡のないきょうの一行
衆議院の比例80削減私案を、各党協議で樽床伸二座長(民主)が提案。恥知らずとしか言いようがない。

2012/02/15 [Wed] 10:37:23 » E d i t
 毎日新聞社編集綱領を読み返していて、もう一つのメモを思い出しました。ピュリッツアーに関するそれです。新聞王と言われたアメリカのジョゼフ・ピュリッツアー(1847年~1911年)は、その名前よりも「ピュリッツアー賞」のほうが知られているかも知れません。

 この賞はピュリッツアーの遺志に基づき、遺産の一部が米・コロンビア大学に寄付され、1917年に創設されたものです。これを機に、同大学ではジャーナリズム科大学院 (Graduate School of Journalism) が創設されています。賞の初回は1917年6月でしたが、翌年から毎年4月に受賞者が発表されています。

 日本人の受賞者は以下のようになっています。

 ▼1961年写真部門:『浅沼社会党委員長の暗殺』長尾靖(ながお・やすし/毎日新聞社)、山口二矢による浅沼稲次郎暗殺事件の瞬間を撮影したもの。
 ▼1966年写真部門:『安全への逃避』沢田教一(さわだ・きょういち/UPI通信社)、ベトナム戦争で銃弾を避けながら河を渡ろうとする母子の姿を撮影した作品。
 ▼1968年写真部門:『より良きころの夢』酒井淑夫(さかい・としお/UPI通信社)、1967年にベトナムホーチミン市で撮影した、第二次インドシナ戦争関係の写真集。

 そのピュリッツアーが残した言葉があります。私のメモ帳では出典がはっきりしないのですが、「ピュリッツアー」あるいは「新聞王・ピュリッツアー」という単行本だったと思います。出版社もはっきりしません、ゴメンなさい。以下。

                         ◇=◇=◇
 常に進歩と改革のために戦い、不正あるいは腐敗は黙視せず、いかなる一党にも組みすることなく、常にあらゆる党派の扇動家と戦い、貧しき者への同情をいささかも忘れることなく、常に特権階級および公共の略奪者に反対し、常に公共の福利に貢献し、単にニュースの供給に満足せず、常に厳正なる独立を守り、貪欲なる金権政治によると、あるいは貪欲なる貧困によるとを問わず、およそ不正を攻撃するにいささかも恐れることなし。
                         ◇=◇=◇

 実によく整理されています。反権力を貫き、弱者の立場に立つことを主張しています。しかも「一党にくみすることなく、厳正に独立を守れ」とジャーナリズムのあり方にも言及しています。

 100年以上も前に、そのことを言い切ったピュリッツアーの先見性はすばらしいものがあります。同時にこれは角度を変えれば、毎日新聞社編集綱領と通ずるものがあります。にもかかわらずその綱領の精神から逸脱したとしか思えない、同社社長の創価学会からの「聖教最高栄誉賞」受賞は、それでいいのかと気がかりでなりません。

★脈絡のないきょうの一行
橋下大阪市長、市職員の思想調査を指示。これはひどい。まるで戦前の特高警察だ。

2012/02/12 [Sun] 08:53:55 » E d i t
 前回のブログを見て、「毎日新聞編集綱領の全部を知りたい」という要望が届きました。この綱領は毎日新聞社が経営危機に陥ったとき、毎日新聞労働組合が「再建闘争」を展開するなかで誕生したものです。そのときの経緯は別に譲りますが、この綱領は広く公表されているもので、著作権問題には触れないと考えます。以下、転載させていただきます。

                         ◇=◇=◇
毎日新聞社編集綱領(1977年12月)

 われわれは、憲法が国民に保障する表現の自由の意義を深く認識し、真実、公正な報道、評論によって国民の知る権利に応え、社会の公器としての使命を果たす。このため、あらゆる権力から独立し、いかなる不当な干渉も排除する。
 われわれは、開かれた新聞を志向する。新聞のよって立つ基盤が広範な読者、国民の信頼と協力にあることを自覚し、積極的にその参加を求めていく。
 この自由にして責任ある基本姿勢を堅持することは、われわれの責務である。このため、編集の責任体制を確立するとともに、民主的な運営をはかる。
 新しい歴史の出発点にあたり、われわれは、新たな決意のもとに、社会正義に立脚して、自由、人権、労働を尊び民主主義と世界平和の確立に寄与することを誓う。
 われわれは、ここに毎日憲章の精神と百余年の伝統を受け継ぎ、さらに時代の要請に応えるため、編集綱領を定める。

 1、【表現の自由】 毎日新聞は取材報道、解説、評論、紙面制作など、編集に関するすべての活動に当たって、それが国民の表現の自由に根ざすことを認識し、すべての国民が、その権利を行使するのに寄与する。

 2、【編集方針】 毎日新聞は、言論の自由独立と真実の報道を貫くことをもって編集の基本方針とし、積極果敢な編集活動を行う。また読者、国民との交流をすすめ、社内外の提言はこの基本方針に照らして積極的に取り入れる。

 3、【編集の独立】 毎日新聞は社の内外を問わず、あらゆる不当な干渉を排して編集の独立を守る。この編集の独立は、全社員の自覚と努力によって確保される。

 4、【記者の良心】 毎日新聞の記者は、編集方針にのっとって取材、執筆、紙面制作にあたり、何人からも、編集方針に反することを強制されない。

 5、【主筆】 毎日新聞に主筆を置く。主筆は、編集の独立、責任体制、民主的な運営の責任者として編集を統括し、筆政のすべてをつかさどる。

 6、【編集綱領委員会】 毎日新聞に編集綱領委員会(以下委員会という)を置く。委員会は、編集を直接担当する社員若干名で構成し、編集の基本に関わることを取り扱う。毎日憲章および編集綱領の改変は、委員会の議を経る。委員会は、主筆の任免にあたって取締役会に意見を述べることができる。委員会は、社員から提議があった場合、これを審議する。委員会は、会議の結果を取締役会に文書で伝える。取締役会は、委員会の会議の結果を尊重する。
                         ◇=◇=◇

 ジャーナリズムのあるべき姿が網羅されています。しかも、集団的な意見交換も出来る制度を盛り込んでいます。それゆえに、メディアに関する専門家から大きな評価を得たのです。この編集綱領が毎日のみならず他の新聞社でも活かされたら、ジャーナリズムは国民の側に戻ってくるはずですが。さて…。

★脈絡のないきょうの一行
沖縄・宜野湾市長選挙、きょう投票。歴史の結節点にしてほしい。
2012/02/10 [Fri] 15:22:44 » E d i t
  「これは何だ?」今朝の毎日新聞の総合面を見てびっくりしました。『朝比奈本社社長 聖教最高栄誉賞』という記事を読んだからです。短いベタ記事です。全文を紹介しましょう。

                         ◇=◇=◇
 毎日新聞などを印刷している「高速オフセット」(本社・大阪市北区)が、聖教新聞の印刷を受託して50周年を迎えたことを記念する感謝の集いが9日、同市北区のクラブ関西であった。毎日新聞や創価学会、聖教新聞の関係者約60人が出席。聖教新聞社(原田光治代表理事)から、毎日新聞社の朝比奈豊社長に聖教最高栄誉賞、高速オフセットの奥田千代太郎社長と秋山文一相談役に聖教文化賞が贈られた。

 朝比奈社長は「東日本大震災の避難所で新聞が重宝され、改めて役割の重さを感じた。読者の思いに応えるため、手を携えて発展していきましょう」とあいさつ。創価学会の原田稔会長は「印刷を委託してから、平和や文化を発展させる学会の活動が花開いた。次の50年に向け歩んでいきましょう」と述べた。
                         ◇=◇=◇

 これはいいのかなー? という疑念がむくむくと湧き上がりました。一宗教団体から大新聞社の社長が表彰を受ける、というその図はどうしても私には受け入れがたいからです。印刷会社の社長が受賞するのであれば、まだ許容範囲だとは思うのですが…。

 新聞社は不偏不党が信条であるはずです。ある特定の宗教団体から表彰を受けるということは、その不偏不党性を損なうことになるのではないでしょうか。しかも、創価学会は公明党という政党を擁しています。公明党は政教分離を言い続けていますが、そう思っているのは一部の人たちだけにすぎません。

 毎日新聞社には「編集綱領」というものがあります。1977年に毎日新聞社が倒産の危機から脱却し、新たなスタートを切ったときに制定されたものです。当時の(今でもそうですが)学者・文化人はその内容の先進性を絶賛しました。

 その冒頭は「われわれは、憲法が国民に保障する表現の自由の意義を深く認識し、真実、公正な報道、評論によって国民の知る権利に応え、社会の公器としての使命を果たす。このため、あらゆる権力から独立し、いかなる不当な干渉も排除する。」と述べています。

 権力から独立し、いかなる不当な干渉も排除する――これは、ジャーナリズムの神髄です。翻って、この編集綱領と今回の毎日新聞社社長の聖教最高栄誉賞受賞は、私には相容れないものとしてしか映らないのです。「聖教最高栄誉賞」なるものの価値は分かりませんが、誤解を恐れずに言えば、聖教新聞=創価学会=公明党という一体化されたこの図式は明らかに権力の一つです。そこから表彰されるということは、そこに対してモノが言えなくなる、ということに通じるのではないでしょうか。

 最近、メディアの変貌に対する批判が強まっています。これは言い方を変えれば、ジャーナリズムのあるべき姿としての「反権力」「真実・公正報道」「知る権利の貫徹」などが損なわれてきているからです。今回の毎日新聞社社長の聖教最高栄誉賞は、そういう批判に追い打ちをかけるものでしかないと言えそうです。そして、「貧すれば鈍する」という声も聞こえてきそうですが、単なる杞憂でしょうか。

★脈絡のないきょうの一行
12春闘勝利をめざす「2.10中央行動」が展開された。さあ、ゴングが鳴ったぞ。

2012/02/08 [Wed] 11:44:17 » E d i t
 あれ!? と思わせるウェブ記事を見つけました。TPP交渉参加に関して日米の事前協議が始まった、という報道についてです。私が見逃したのでしょうか、この問題に関して事前に日本とアメリカが協議するということを知りませんでした。それで驚いたのですが、もっともTPPはアメリカ主導の協定であることを考えれば、ほかの国を無視してでも日米間に事前協議が必要なことは分かりますが。

 ウェブは読売新聞で、「TPP事前協議、米が車など3分野の意見紹介」( 2月8日(水)7時55分配信)という見出しで、「日本の環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加に向けて、日米の第1回目となる事前協議が7日午後(日本時間8日未明)、ワシントンの米通商代表部(USTR)で開かれた。米国側は、『自動車』『保険』『農産品』の3分野に関する業界意見を『主要部分(ハイライト)』として紹介したが、政府としての立場は固まっていない、と説明した。日本側は、慎重に取り扱いが求められる品目に配慮しつつ、全てを交渉テーブルに乗せるとの基本方針を説明した。日本と米国は21、22日にもワシントンで実務者レベルの協議を行う。」と報じています。

 一方、ANN・テレビ朝日系列は「TPP=環太平洋経済協定への交渉参加に向けた日本とアメリカの事前協議がワシントンで始まりました。日本の交渉参加には先行する9カ国すべての了解が必要で、すでに数カ国の支持は取りつけています。TPPを主導するアメリカは、『あらゆる品目の関税ゼロ』を目標にしていますが、日本側はコメの例外扱いを主張するとみられます。一方、アメリカの自動車業界が『日本市場が閉鎖的だ』などとして日本の交渉参加に強く反対しているため、アメリカ側は、自動車の輸入拡大に向けた取り組みを具体的に示すよう求めてくる可能性があります。」という配信をしています。

 読売は事前協議が始まったことを伝えただけですが、ANNは日米の考え方の違いを紹介しています。双方のニュアンスが違いますが、いよいよ来たかという感じです。このなかで面白いと思ったのは、ANNの、アメリカの自動車業界が日本の交渉参加に反対しているという部分です。

 アメリカの自動車業界は基本的に日本の参加に反対ですが、①日本の軽自動車規格の廃止②米国車の複数年の輸入総量設定――があれば賛成する、としています。まさに利益優先そのものです。自動車だけではなく、米国鉄鋼協会も反対を表明しています。日本からの輸入が怖いのでしょう。

 ところが、日本の基幹労連(日本基幹産業労働組合連合会、鉄鋼・造船・非鉄などで組織、25万5千人)は、「TPPに参加しないと『ものづくり』は生き残れません」という宣伝チラシをつくり、組織内に配布しておりこれはすごい。企業ではなく、労働組合がTPP参加を推進しているのです。ところがアメリカの鉄鋼業界は反対する、という矛盾が生じています。笑えますね。

 話しが横道にそれましたが、いよいよTPP問題が俎(まないた)に乗ってきました。しっかり監視し、反対の国民的運動をつくりたいものです。

★脈絡のないきょうの一行
岡山県でトンネル掘削中に崩落による浸水事故。下請け会社社員5人が行方不明。やるせない。

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2012/02/06 [Mon] 10:41:25 » E d i t
 メディアでも騒ぎになっていますが、寒さの影響でしょうか、インフルエンザが広がっているようです。この問題について整理したものを探していたら、ネットで見つけました。以下。

                         ◇=◇=◇
インフル流行、全国で警報レベルに-過去10年の同時期で3番目の水準
医療介護CBニュース 2月3日(金)12時12分配信

 インフルエンザ定点医療機関(全国約5000か所)当たりの患者報告数が、1月23-29日の週は35.95人で、全国で警報レベル(30人)となったことが2月3日、国立感染症研究所感染症情報センターのまとめで分かった。前週の22.73人に比べて1.6倍増で、この時期としては過去10年で3番目の多さ。この値を基に同センターが推計した定点以外を含む全医療機関の受診患者数は約173万人に上る。

 都道府県別では、福井の74.88人が最も多く、以下、高知(66.69人)、愛知(60.48人)、三重(54.58人)、岐阜(49.87人)、和歌山(48.32人)、静岡(48.07人)、石川(47.72人)などの順。3週連続で、全都道府県で報告数が増加した。

 推計患者数を年齢層別に見ると、5-9歳が最も多い28.9%だったほか、10-14歳が19.1%、0-4歳15.0%と、小児科が担当する14歳以下で63.0%を占めた。このほか、30歳代が9.2%、40歳代が6.9%、60歳以上が6.4%などとなっている。

 警報レベルを超えている保健所地域は、前週の141か所(33府県)から285か所(42都道府県)へと倍増。注意報レベルのみ超えている保健所地域は214か所(41都道府県)だった。

 2011年12月19日―12年1月22日の5週間に検出されたインフルエンザウイルスは、A香港型が約90%で、B型が約9%。インフルエンザ2009が1%弱だった。
                         ◇=◇=◇

 気になるのは全国的に広がっていることです。高齢者をかかえた家庭、子どもたちへの対策が重要です。そういえば、私はこの歳になっても「かぜ」という診断を受けたことはありますが、インフルエンザというそれはありません。気がつかないうちに罹患し、知らぬ間に治癒していたのかもしれませんが、(政治家ではありませんが)記憶にありません。

 ちなみに、インフルエンザとは「インフルエンザウィルスを病原とする急性の呼吸器感染症。発熱・頭痛・全身倦怠感(けんたいかん)、筋肉痛などの症状がみられる。かぜ症候群に比べて全身症状が強く、症状が重い。以前は流行性感冒(流感)ともよばれた。」(大辞泉)としています。ここでいう「かぜ症候群」がいわゆる風邪なのでしょうが、くれぐれもお大事に。

★脈絡のないきょうの一行
宜野湾市長選挙が告示された。米軍ノー・普天間返せ、のたたかいだ。全国からの応援を。

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2012/02/03 [Fri] 11:00:57 » E d i t
 きょうは節分、そして明日は立春。こよみの上では春ですが、寒い日が続いています。前回、大地震の心配を書いたばかりですが今度は大雪災害の危険です。1日には玉川温泉で湯治客3人が雪崩に巻き込まれ亡くなりました。北国の雪下ろしはたいへんです。とりわけお年寄りには厳しいものがあります。行政の救助の手が急がれます。

 季節の変わり目にいつも思うのは、時候のあいさつの面白さについてです。日本的といえばそれまでですが、季節ごとの言い回しは実に情緒があります。正月の「明けましておめでとうございます」から始まって、立春までの「寒中お見舞い」そして、立春過ぎると「余寒お見舞い」と、変化していきます。「余寒」というこの表現、私は好きです。寒さの余りがやってきて、春の到来を感じさせるからです。

 2月をみてみますと、「梅花の候」「向春の候」「残寒の候」「春寒の候」「軽暖の候」などとなります。ついでですから3月も追ってみましょう。「弥生の候」「早春の候」「浅春の候」「春暖の候」「陽春の候」「春分の候」「春色の候」「萌芽の候」「軽暖の候」――など、暖かさを感じさせる文字が並んでいます。

 春の歌もたくさんあります。ネットで好きな春の歌の投票をしていました。2月1日現在ですが、1位/春一番(キャンディーズ)、2位/春なのに(柏原芳恵)、3位/春の歌(スピッツ)、4位/春風の誘惑(小泉今日子)、5位/赤いスイトピー(松田聖子)――となっていました。100曲ほどあるのですが割愛します。私の好きな松任谷由美の「春よ、来い」は12位にランクされていました。
(http://www.rankingbook.com/category/music/spring/favorite/)

 季節は春に向かっているのですが、政治はどうも逆方向の極寒へ動いているようです。その最たるものは、消費税。まるで催眠術にでもかかったかのように、「消費税を上げなければ日本が破たんする」とあの人たちは絶叫しています。メディアもとりわけ新聞の全国紙もそれに合わせて、「消費増税」の大合唱をしています。

 消費税だけではなく、憲法、TPP、原発など底冷えのする動きもあります。「ねばねばと 賞味期限が 切れたかな」の野田内閣は日本国民の健康のためにも〝廃棄処分〟にしなければならないようです。

 厳しい世情ですが、この寒さのなかで自らの手で春を呼び込んだ仲間たちがいます。小ブログでも紹介しましたが、会社側の執拗な攻撃にも屈せずたたかった、電算労東和システム支部の仲間たちです。30年におよんだそのたたかいの報告集会が、明日4日の「立春」に開かれます。余寒の候、その心意気にふれあうため、ぜひお越しください。午後2時から千代田区一ツ橋の日本教育会館です。私も美酒を味わうため参加します。

★脈絡のないきょうの一行
沖縄防衛局の選挙への関与、常態化(毎日新聞)。これは更迭では済まされない、刑事事件だ。
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2012/02/01 [Wed] 11:05:06 » E d i t
 向こう30年間に南関東地方において、M(マグニチュード)8前後の直下型大地震の発生確率が70%というショッキングなニュースが流れましたが、追い打ちをかけるように東北の太平洋沖に新たな変化が起きていることが、報道されました。以下、河北新報社のウェブです。

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太平洋沖、M8級余震も 海洋機構、プレート内の力変化
河北新報1月31日(火)6時10分配信

 東日本大震災の地震により、東北地方に沈み込んでいる太平洋プレート(岩板)の内部で力のかかり方が変化したことを、海洋研究開発機構などのチームが観測で発見し31日、米科学誌に発表した。東北沖の太平洋遠方で起きる地震は、震災前にはマグニチュード(M)7級と考えられていたが、余震として起きる地震がM8級になる可能性も出てきたという。

 遠方の地震が実際に起こる確率は不明だが、チームの尾鼻浩一郎主任研究員は「1933年の昭和三陸地震(M8.1)と似たタイプ。断言はできないが、発生しやすくなっているとも考えられる」としている。

 チームは昨年4~7月、宮城、福島両県の沖合250キロ以上離れた海域に設置した20台の海底地震計で、太平洋プレートの内部で起きる余震を観測、データを分析した。

 約1700回の余震のうち、50回分の発生メカニズムを解析したところ、引っ張られる力によってプレート内部の断層がずれる「正断層型」の地震と判明。この型の地震は深さ約40キロのプレート下部でも起きていた。

 震災前の観測では、正断層型は深さ20キロまでしか起きていなかった。チームは、それより深いプレート下部では圧縮される力がかかっていたが、震災によってプレートにたまっていたひずみが解放されるなどして、引っ張られる力に変わったと判断した。

 震災前は、プレート内の断層で地震が起きても、力の境目で止まりM7級とされた。しかしプレート全体が引っ張られる力に転じたことで、上部から下部まで一気に断層が動くケースも考えられ、M8級になるという。

 尾鼻研究員は「プレート内部の地震は研究が進んでいない。十勝沖や房総沖なども調査したい」と話している。
                         ◇=◇=◇

 日本列島は太平洋側から巨大地震に狙われています。それに対応するために人智を集める必要があります。消費税だとかTPPだとか言っている場合ではありません。「あらゆる局面において相対的重点は一つしかない」(レーニン)はずです。

★脈絡のないきょうの一行
沖縄防衛局が選挙介入。宜野湾市長選挙をめぐって、職員・親族リストを作成。禁じ手だ。

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