ヘボやんの独り言
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2010/06/30 [Wed] 10:49:06 » E d i t
 消費税増税論議でも、民主党はウソを言っています。今週の「週刊ポスト」がその問題の特集をしています。タイトルもずばり、「菅直人総理、嘘をつくな」です。これは面白い。一読をお勧めします。少し紹介しましょう。

                            ◇=◇=◇
 消費税論議について首相は「議論をスタートさせるだけだ」と説明しました。しかし、その記者会見直後に民主党執行部は所属議員と参院選候補者にメールを送付、内容は「仮に各党が協議の呼びかけに応じなかった場合も、民主党中心に2010年度内の改革案とりまとめを目指す」というものです。消費税増税論議の最初から、どうもウソを言っているようですね。

 「日本がギリシャになる」というのもウソだと指摘しています。国と地方の借金は900兆円になりますが、国が保有する金融資産が議論されていません。日本政府は社会保障基金や特別会計などで505兆円を保持しています。純粋の借金はこれを差し引いたものであり、その程度の借金はどこの国でもあり、ギリシャのようになることはないといいます。

 「増税を先にやって財政再建に成功した国はない」という鈴木亘・学習院大学教授の言葉を引用し、97年に橋本内閣が消費税を上げたときの教訓を指摘。3%から5%に上げることによって、日本は深刻なデフレに陥り税収は消費税で4兆円増えたものの、国民の所得税と法人税が6兆5000億円も落ち込み、2兆5000億円の減になったというのです。消費税増税で財政再建を行うのはウソだといいます。

 さらに「大企業優遇の特別措置」という見出しで、法人税引き下げ問題についても批判しています。たとえば、輸出品には消費税が免除されていますが、仕入れの際にはかかっています。その分が還付されることになりますが、還付先は納税した下請けではなく、大企業だというのです。これは一例で、研究開発減税や租税特別措置などで減税措置を受けているのです。法人税が高すぎる、というのもウソなのです。
                             ◇=◇=◇

 以上、週刊ポストの記事を見てきましたが、税金問題でも民主党政権はウソを並べ立てています。この参議院選挙、国民のくらしを守る政党はどこなのか、沖縄県民の声を代弁できる党はどこなのか、消費税に真に反対している党はどこなのか、アメリカや財界にきちんとモノが言える党はどこなのか――などをモノサシにして投票したいものです。「ウソはファッショの始まり」にさせないために。

★脈絡のないきょうの一行
サッカーのワールドカップ、1試合も見なかったけどがんばったね、ニッポン。

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政治問題 *  TB: 0  *  CM: 0  * top △ 
2010/06/29 [Tue] 12:12:08 » E d i t
 参議院選挙の争点に、消費税増税問題が急浮上しています。この問題、民主党政権の政策的行き詰まり〝打開策〟として、無茶苦茶有効な手段になるとともに、危険な側面もあるのではないか、という懸念を私は持っています。

 何故か――。一つは、鳩山政権が倒れた原因である「政治とカネ」「普天間基地」問題が宙に浮いてしまったからです。本来ならば、この二つの問題が国民の信を問う対象になるべきでした。それを敢えて消費税論議にすり替えたのは、民主党にとってこれらは選挙戦で不利になると判断したからでしょう。

 二つ目は、国民への目くらましです。最大野党の自民党も消費税増税を言っています。しかも民主党は「10%」という自民党が考えていることを、そのままパクっています。誰が考えたのでしょうか、これはすごい。民主党も自民党も消費税を10%にすると言い出せば、「二度と自民党政治に戻りたくない」と考える少なくない有権者は、条件反射的に民主党に投票する可能性があります。結果、あの人たちは『増税は信を得た』と言い出すことでしょう。

 三つめは、ヒトラーを想起させる問題をはらんでいるからです。ヒトラーは「ウソを何回も言えば本当になる」と言いながら、自らの勢力(国家社会主義ドイツ労働者党/ナチ党)を伸ばし独裁体制を作りました。これになぞらえて言うならば、民主党は普天間基地でウソを言いました。後期高齢者医療制度で、見直しするといいながら何一つ手をつけず、さらなる改悪さえほのめかすウソをついています。

 派遣法の抜本改正問題も、郵政改革問題もウソをつきました。消費税問題も「4年間は上げない」という3党合意さえもかなぐり捨てて、ウソをついたではありませんか。これらとかつてヒトラーがやった事とどこが違うでしょうか。そして、「消費税増税の前に総選挙をやって信を問う」と言っていますが、これも怪しいものです。庶民の世界ではウソは「泥棒の始まり」と言いますが、政治の世界ではウソは「ファッショの始まり」であり看過することはできません。

 菅内閣は民主党政治の行き詰まりを糊塗するために、高速道路無料化の「社会実験」とやらを選挙期間中の昨日、スタートさせました。有権者を愚弄するにも程があるというものです。この人たちだけには言われたくない、と思うあの自民党でさえ「バラまき」政策だと批判しています。(次回につづく)

★脈絡のないきょうの一行
国鉄闘争、やっと和解成立。喜びたいが23年は長すぎる。忸怩たる思いも……。
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2010/06/28 [Mon] 10:23:00 » E d i t
 角界の野球賭博問題で、日本相撲協会は外部有識者による「特別調査委員会」を発足させました。その調査委員会は、報道よるときょう28日に処分案を相撲協会に勧告する、としています。

 その内容は①賭博に関与した疑いのある大関・琴光喜と大嶽親方(元関脇・貴闘力)、時津風親方(元幕内・時津海)3人の解雇か除名処分②これ以外の関与した親方12人、力士14人、床山1人について謹慎すべき――というものです。この処分を行うことを前提に、名古屋場所は開催しても構わないとしています。

 朝青龍の〝暴力問題〟を背景にした引退。維持会員の特典を悪用し、相撲観戦の升席を暴力団関係者に横流しした問題。そして今度は野球賭博と、各界は不祥事に揺れています。今回の野球賭博は反社会的行為で影響が大きかっただけに、「特別調査委員会」なるものをつくったのでしょう。

 本来ならば日本相撲協会は、自分たちの組織である「理事会」で対応策を議論すべきだったのではないでしょうか。協会自体が当事者能力を失っているから、と言えばそれまでですが、この問題こそ自己責任の名において解決すべき事柄だったと思います。委員会設置は〝お上〟からの声があったからかもしれませんが、外部組織に処分を諮問したということは、相撲協会は自らの責任を丸投げしたに等しいと言わざるをえません。

 一方、同委員会の勧告は厳しいものとなっていますがどこかヘンです。事件に関与した親方や力士について、「名古屋場所への出場を謹慎、つまり辞退すれば名古屋場所を開催してもいい」としています。この勧告は裏を返せば当事者たちが「謹慎」しないで、名古屋場所に出場すると言った場合は、「開催はまかりならん」と言っているわけで、どこか中途半端です。

 3人は「解雇か除名」、他は「謹慎」という処分内容の落差もヘンです。掛け金の多寡が背景にあるようですがそれにしても落差があり過ぎます。力士や親方の処分問題よりむしろ、今回の事件の社会的影響を考えれば、名古屋場所開催中止を前提にして国民的議論を起こすべきだったのではないでしょうか。勧告はどこかで誰かが操っているのではないかという、政治的キナ臭さを感じます。

 もちろん野球賭博という反社会的な行為に対して、関与した当事者の責任は当然追及されなくてはなりません。同時に相撲協会の組織としての責任もあります。勧告は相撲協会の責任のあり方がはっきりしていません。せいぜい武蔵川理事長の辞任に言及しているだけです。これは一体どうしたことでしょうか。

 NHKは大相撲の中継を行うかどうか、検討するとしています。その結論もきょう出すようですが、特別調査委員会の勧告内容を見る限り、「中止」はないように思えます。なぜなら政治的カゲが見え隠れしてならないからです。そんなことを感じるのは私だけでしょうか。

★脈絡のないきょうの一行
サッカーのワールドカップ、平和であるからこその開催。サミットの各国代表、理解しているか?

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2010/06/24 [Thu] 10:30:14 » E d i t
 パソコンに不具合が生じて、掲載が伸びてしまいました。すみません。前回からのつづきです。

 貧困問題を考えるにあたって、少し気になる表現があります。「子どもの貧困」という言い方です。なぜかというと、親が貧困であるならば一緒にくらしているその子どもは当然貧困だからです。つまり、「子どもの貧困」という言い方は屋上屋的表現ではないかという気がするのです。もしその言い方でいけば、「女性の貧困」や「高齢者の貧困」という言い方も許されることになりはしないでしょうか。そうなれば貧困問題の本質が薄まってしまう恐れがあります。

 子どもに貧困の責任はありません。(親が貧困であるという)結果としての貧困であって、問題は社会背景にあるはずです。確かに子どもを引き合いに出して貧困問題を論じれば、その深刻さを強調することはできます。私自身が子どもの頃、貧困家庭であったことからこだわりがあるのかもしれませんが、それでもやはり気になるところです。

 もちろん、経済的に裕福な家庭にあっても子どもが〝貧困〟である場合がないわけではありません。父親がDVであったり、両親が不仲でけんかばかりしていたり、親が子どもへ暴力をふるっていたり。最近よく事件になっていますが、子どもにまともな食事を与えず死に至らせるというケースもあります。これは許しがたい最悪の悲劇で、あってはならないことです。

 子どもが被害を受ける問題と、いわゆる貧困問題は違うことはお分かりいただけるでしょう。それでは「子どもの貧困問題」とどう向き合えばいいのでしょうか。私は「子ども政策」として位置づける必要があるのではないかと考えています。

 つまり親が貧困であっても、子どもは安心して暮らせる政策こそが求められていると思うのです。以前、小ブログで書いたことがありますが「その国の政治のありようの良し悪しを判断するとき、お年よりと子どもがどれだけ大事にされているかで分かる」のです。子どもについていえば教育の無料化はその一つですし、教材や学校給食の無償化もまた検討の余地があると思うのです。

 親が貧困である限り、一緒にくらしている子どもだけを貧困から脱却させるのは不可能なのであって、その事態を「子どもの貧困」という言い方で一くくりにするのではなく、社会的な存在である子どもを豊かに育てていくためにはどうあるべきか、という「政策問題」としてとらえる必要があると思います。「子どもの貧困問題」ではなく「子どもの政策問題」として考えてみてはいかがでしょうか。参議院選挙が始まりました。政策問題を考えるチャンスです。

★脈絡のないきょうの一行
政党乱立。目移りしそうだが国民主権の政治を行うのはどの党か、が、リトマス試験紙。

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2010/06/17 [Thu] 10:39:37 » E d i t
 大先輩の戸塚章介さんが、ご自分のブログで6月11日付けの毎日新聞を引用し、「貧困」問題について書いておられる。新聞記事は、反貧困ネットワーク事務局長の湯浅誠さんが書いたもので、「経済成長で貧困は解消しない」「貧困と貧乏は違う」――をテーマにしています。この記事に対して戸塚さんは賛意を示しています。私も基本的には同じで、違った角度から考えてみます。

 湯浅誠さんは、「低所得と貧困は完全にイコールではない。貧乏でも家族や友人、地域の人に囲まれ、幸せに暮らしている人はいる。貧困とはそうした人間関係も失った状態を指す」と指摘しながら「貧困=貧乏+孤立」だとしています。つまり貧困とは単なる低所得・貧乏ではなく、社会的に孤立状態がくわわったものであると指摘しているのです。

 これは同感です。餓死者が出るほどの生活者後進国・ニツポン。餓死してしまうほどの実態は、人々が社会的にばらばらにされているからにほかなりません。ヒトは本来的に群れて生きる動物です。その群れが大きくなって、民族をつくり国家化するという道をたどってきています。従って、ヒトは本質的には困っている人がいれば助け合うという本能を持っています。

 それが切り離され、低所得と孤立が重なり合ったところに『貧困』が生まれている、という、湯浅誠さんの指摘は的を射ています。

 私は以前この小ブログ(09/1/9~1/19まで5回)で、「私の原風景」について書かせていただきました。学校に弁当を持っていけない、まさに赤貧のくらしでした。小学5年生くらいだったでしょうか、食料がなくなり、夕方に炭鉱夫の父と二人で農家のイモ畑に忍び込み、私が見張り役をやり父がイモを掘り出し、それを持ち帰って食卓に並べた経験は、私には、見つかりはしないかという「恐怖」のトラウマとなって今でも脳裏に焼きついています。

 あの頃、貧しさに耐えながら家族は支えあい、近隣の人たちも同じ状態のなかで協力しあっていました。どこかの国のことわざに「貧乏は恥ではないが不自由である」というのがありますが、まさにそのとおりです。湯浅誠さんの言う「幸せに暮らしていた」という記憶はありませんが、少なくとも絶望感はありませんでした。そして餓死もなかったと思います。

 そうみてみると、現代の貧困とかつての貧しさの相違点は、希望があるかないかだと思うのです。あの頃、貧しくてもいつか抜け出せるという希望がありました。しかし、現代のそれに展望は見当たりません。年間3万人を超える自殺者は、政治の貧困に起因しているといえます。(次回につづく)

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いよいよ参議院選挙。単独か、連立か、過半数割れかに惑わされず各党の政策を見極めたい。
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2010/06/16 [Wed] 10:42:06 » E d i t
 私たちが泊まった槍平小屋近くのキャンプ場で、2008年1月に雪崩が発生し、7名が巻き込まれ4名が死亡するという事故が起きました。そのニュースを聞きながら、土地勘があるだけにショックを覚えたものです.気象の変化は恐ろしいものがあります。

 2日目。小屋で朝食をとり、6時から歩き始めました。全体の初日の歩くペースを見ていたら、予定していた槍ヶ岳山荘に泊ったら3日目の下山が厳しくなる、と判断、この日も前日泊まった槍平小屋まで下りてくることにしました。しかし、前日ばてたHさんは槍平小屋で待つことになり、Oさんは当初予定の槍ヶ岳山荘に泊ることになりました。

 森林限界あたりまでは6人全員が同じ歩調で歩けたのですが、登りの連続となったときバラつきが出てきました。相談の結果、6人を3人ずつのグループに分けて一つが先行し、あとのグループを節目で待って前進する、というパターンで進むことにしました。南側の斜面を歩いている関係で日差しは容赦なく照りつけてきます。飛騨乗越(ひだのっこし)の分岐に到着し、岩場の反対側に回り込むとやっと槍ヶ岳の全容が見えました。その大きさに感動すら覚えます。いつもは遠くからしか見たことのない、あの槍ヶ岳が目の前に立ちはだかっているのです。これはすごい。

 乗越から槍ヶ岳山荘まではすぐで、ここで高所恐怖症気味のMさんは待つといい、彼女を残してKさんと二人で先に山頂アタックです。この山は手掛かり、足掛かりをきちんとしないと危険です。下りてくる人たちを先にやって、最後のハシゴを登りきったら山頂です。常念岳や大天井(おてんしょう)岳、裏銀座方面はよく見えたものの、穂高連峰はガスに隠れたままでした。山頂の写真を撮って、下山途中もう一つのグループとすれ違い。がんばろう、のエールをおくりあって山荘で彼らが下りてくるのを待って、一緒に槍平小屋に向かいました。

 3日目は下るだけです。新穂高で車に戻り、そこから少し下った温泉旅館で汗を流し川魚料理に鼓を打ちました。1人、槍ヶ岳山荘に泊まったOさんは驚異的なスピードで下りてきて、私たちと一緒に昼食をとりました。

*徒歩総時間/1日目・7時間55分、2日目・7時間35分、3日目・3時間30分
 8月4日/畳平(3:20)-乗鞍岳山頂(5:20 5:35)-畳平(6:35)
      新穂高(11:10)-穂高平小屋(12:20 13:00)-白出沢(13:50)-滝谷避難小屋(15:35 16:20)-槍平小屋・泊(17:30)
 8月5日/槍平小屋(6:10)-槍ヶ岳山荘(10:30 11:10)-槍ヶ岳山頂(11:35 11:45)-槍ヶ岳山荘(12:05 13:20)-水場(15:10 16:25)-槍平小屋・泊(17:05)
 8月6日/槍平小屋(5:55)-滝谷避難小屋(6:40 6:55)-白出沢(8:05 8:25)-穂高平小屋(9:00 9:50)-新穂高(10:50)

★脈絡のないきょうの一行
「沖縄は独立しかない」菅直人さんが副総理のとき発言したとか、しないとか? 本音かも。
2010/06/14 [Mon] 10:50:00 » E d i t
 3000メートル級のこの二つの山、連続してアタックしました。1996年8月4、5、6日の3日間かけてのことです。乗鞍岳は前年の9月に挑戦しましたが、そのときは台風のため登山口で断念しており、リベンジです。

 山仲間7人による集団登山となりました。この7人、この年の6月に安達太良山に登ったときと全く同じメンバーで、気心が知れています。前夜、東京を車2台でスタートし乗鞍岳の登山口・畳平まで進みます。ところが前年にはなかったゲートが出来ており、畳平には午前7時にならないとバーが上がらないと説明書きがあります。やむなく、車の中で仮眠です。

 午前3時、全員を起こして登山の準備に入り、路上駐車のままスタートです。畳平自体が標高2700メートルあり、真夏といえども長袖がないと寒くて外に出られる状態ではありません。ライトを照らしながら、前進です。濃いガスが立ち込めており見通しが悪く、肩の小屋へ行くべきところをコロナ測候所方面へ歩いてしまい、出直しです。乗鞍岳の山頂でご来光を見る予定にしてあり、時間をロスしてしまい、これでは予定が狂うと思ったのですが、心配はいりませんでした。ガスのため日の出を見ることは出来なかったからです。

 ガレ場の急斜面を登りつめると、祠が見えてきました。ここが山頂です。風が強く、ガスが横殴り状態で寒い。大急ぎで写真を撮って下山にとりかかりました。途中で何回か太陽が顔を出しましたがつかの間で、ガスの中を歩きとおしました。登りはルートを間違ったこともあり2時間、下りは1時間のペースとなりました。

 畳平に戻ったら、大急ぎで次の槍ヶ岳の登山口、新穂高をめざします。新穂高は夏特有のジリジリした太陽が照りつけていました。時間はそれなりに余裕があり、新穂高で「風呂に入ろう」ということになり、村営の無料温泉で汗を流して11時過ぎに歩き出しました。乗鞍の汗を新穂高で流したようなものです。

 まず右俣沿いの林道に乗ります。日陰はいいのですが日向に入ると暑さに閉口します。穂高平小屋でそうめんを食べて腹ごしらえし、さらに前進です。白出沢で林道に別れを告げ、本格的な山道に入りました。ここからは息が切れます。道端の花が疲れを癒してくれます。新穂高をスタートしてこの日に泊る槍平小屋に着いたのは、17時30分。小屋到着が遅れたことを詫びて、小屋に入りました。(次回につづく)

★脈絡のないきょうの一行
探査機「はやぶさ」、7年の宇宙旅行から帰還。燃え尽きたが、夢をありがとう。

10418 新政権世論調査 
2010/06/11 [Fri] 10:24:21 » E d i t
 きのう、朝日、毎日、読売、日経の各新聞が菅直人新政権誕生後、初の世論調査を発表しました。同じ日になったことに少しだけ違和感を持ちましたが、調査のための時間や分析のための時間を考えれば、これが最短だったのかと思います。さらに、同時期にやった世論調査であるだけに、一定の共通性があると思われます。朝・毎・読の3紙を参考に以下、考えてみます。

 まず、菅内閣への支持、不支持をみてみましょう。▲支持する=朝日・60%、毎日・66%、読売・64%となっており、▲支持しない=朝日・20%、毎日・18%、読売・25%――となっています。これは発足したばかりの〝ご祝儀〟もあり、順当といえそうです。ちなみに、共同通信社が新政権発足直後の6月5日に発表したものによると、「期待する」57.6%、「期待しない」27.2%となっており、3紙とほぼ同じ数字になっています。

 支持政党でみてみると、民主党の動きが面白い。朝日の調査ですが、鳩山首相辞任前から10日間に3回の調査をやっていますが、27%→32%→38%(今回)と急激に回復しています。総理大臣の顔を代えることによる効果でしょうが、参議院選挙を前にした戦略は「成功」したのかもしれません。これに対して、自民党の支持率は14%と変わっていません。読売調査でも自民党支持は朝日同様14%となっています。自民党の焦りが見えてきます。

 興味深く思ったのは、民主党の幹事長起用についてです。3紙とも質問の仕方は若干違いますが、幹事長を小沢氏から枝野氏に代えたことへの評価を聞いています。▲評価する=朝日・58%、毎日・75%、読売・64%で、▲評価しない=朝日・16%、毎日・19%、読売・15%――となっています。小沢前幹事長のカネ問題は、国民のなかにいまもってくすぶっていることが浮き彫りになっています。この『小沢問題』に関連して、読売は全質問12項目のうち、3項目を費やしています。意図的だと思うのは私だけでしょうか。

 毎日だけですが、唐突(の観は否めません)に『消費税引き上げ』について聞いています。質問は「菅首相は財務相の時、消費税引き上げに前向きな考えを示していました。消費税引き上げに賛成ですか」というものです。これに対して▲賛成・52%、▲反対・44%となっています。この数字、私は納得できません。いきなりバイアスがかけられたとしか思えないからです。財政難について国民は承知しています。そこに突然、消費税の引き上げについての質問をしたら、(対策は引き上げしか見当たらないのですから)「賛成」に回わるのは当然です。この問題は、財政のあり方や税制などの全容をあきらかにしたうえで質問すべき事柄だと思います。

 3紙ともに夏の参議院選挙で比例代表にはどの党に投票するかを聞いています。ほぼ同じような数字が並んでいますが、読売だけ紹介しておきましょう。民主・36%、自民・13%、公明・3%、共産・2%、社民・1%、みんなの党・4%、国民新党、たちあがれ日本、新党日本、新党改革、その他の政党は0%、決めていない・36%、無回答・4%――となっています。奇しくも民主と決めていない人の数字が一致していますが、無党派層の動向が参議院選挙の勝敗を決することにはなりそうです。

★脈絡のないきょうの一行
亀井静さん、大臣を辞任するのならいっそのこと連立も解消したらいかがですか?

2010/06/09 [Wed] 12:33:03 » E d i t
 そこで、公害被害者を早期救済し、公害をなくしていくうえでいまこの国の政治に求められているのは何か、ということを考えてみました。「国民目線」が色あせてきましたが、その延長線上でいうならば、『いのち目線』なのではないでしょうか。

 誤解を恐れずに言えば、この国の国民はいのちが脅かされています。いのちを粗末にする政治が、まかり通っているからです。泉南アスベスト訴訟の控訴しかりです。普天間基地問題に代表されるように、沖縄県民への押し付け政策は典型です。自ら言い出したことを棚上げし、アメリカべったりの政治を相変わらず続ける、それは自民党時代と同じであり、許しがたいことです。年間3万人を超える自殺者は、いのちを軽視する政治の反映でもあります。

 公害をなくし、被害者の早期救済を図らせるためには、いのちを何よりも重視した政治が行われなくてはなりません。とりわけ、「いのちあるうちの救済」が求められている重症の患者さんにとって急がれる問題です。そして、「いのち目線」は公害患者だけでなく、国民全体にも大きくかかわってくる問題だと思います。

 私たち千代田区労協は、春闘スローガンに「いのち、くらし、憲法、平和」をかかげてたたっています。これらの課題は個別に存在するのではなく、連動しています。その意味において、皆さん方のたたかいも私たちの課題そのものであります。いのちを大事にする政治を取り戻す、いや、実行させるために大きな運動をつくろうではありませんか。いまこそ「いのち目線」を政策の機軸に据えさせるたたかいを強めようではありませんか。

 私たちも皆さん方とともにたたかう、いのちを大切にする政治をつくらせるために、平和や憲法を守る運動と連動させながらたたかう、その決意を改めて申し上げて、連帯のあいさつにさせていただきます。暑い2日間になりそうですが、最後までがんばりましょう。

★脈絡のないきょうの一行
新内閣発足と同時に消費税増税議論。国民の〝慣れ〟を意図しており、看過できない。
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2010/06/07 [Mon] 10:28:02 » E d i t
 先週3、4の両日、東京で「全国公害被害者総行動」が展開されました。昼休みデモ、省庁要請行動、日比谷公会堂での決起集会、早朝の宣伝行動、財界や企業への要請行動など多面的な取り組みとなりました。夜の集会には1200人が集まり、「なくせ公害、守ろう地球環境」の運動強化を確認しあいました。行動の中で、被害者たちを支える若い弁護士の姿が印象的でした。

 この公害総行動は、1976年に政府・財界の公害対策全面後退の攻撃に対して、公害被害者が立ち上がったことをきっかけに始まり、今年は35回目となりました。ミナマタ、イタイイタイ病、大気汚染、薬害、基地騒音、無駄な公共事業による環境破壊など問題は山積しています。この行動の昼休みデモで、私は千代田区労協を代表して連帯のあいさつを行いました。

 内容的には、国民目線もさることながら、行政は「いのち目線」の政策をとるべきである、というものです。以下、その概略です。

 昨日、鳩山首相が退陣表明を行いました。当然といえば当然で、遅すぎたくらいです。その記者会見のなかで鳩山さんは「(民主党の政策に対して)国民が聞く耳を持たなくなった」と発言しました。私は恥ずかしながらつい、「何を言っているんだ。聞く耳を持たなくなったのはあなただろうが」とテレビに向って声を荒げてしまいました。テレビ相手に口論しても仕方がないですよね。

 民主党は昨年の総選挙で、「国民目線」という表現を使いました。これはいいことだと思います。いわゆる「上から目線」ではなく国民の立場に立ってものごとを考えようというわけですから、大事なことだと思います。最近では「コンクリートから人へ」ということも言っています。これもいいことです。

 ところが実際にやっていることはどうでしょうか。皆さん方のたたかいとの関係でいえば、つい最近ですが、大阪の泉南アスベストの地裁判決に対して「控訴するな」という被害者のみなさんの切実な思いを踏みにじって、国は控訴したではありませんか。どこが「国民目線」ですか。「コンクリートから人へ」は単なるお題目ではありませんか。泉南アスベストの控訴は、「上から目線」そのものではありませんか。私は断固として抗議するものです。(次回につづく)

★脈絡のないきょうの一行
幹事長の道連れ辞任効果か、菅民主党への期待度がぐんと上がったね。
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2010/06/04 [Fri] 11:15:53 » E d i t
 労働委員会はご承知のように、都道府県にもあります。都道府県の労働委員会の決定(命令)が不服の場合は、中央労働委員会に再審査を申し立てることができる仕組みになっています。従って、労働委員会は都道府県のそれと中央の「二審制」となっています。蛇足ですが、中労委の決定が不服の場合は、裁判に訴える(行政裁判)ことができます。その意味では、労使紛争は「五審制」とも言えます。

 地方の労働委員会も、連合独占状態にありましたが、この2年の間に京都、滋賀、神奈川で非連合委員が誕生(これ以外に、宮城、埼玉、東京2人、千葉、長野、大阪、和歌山、高知)し、現在では11都府県12人となっています。とはいえ、都道府県の労働委員は全体で259人おり、それから見ればまだまだ少ない(僅か4.6%)といえます。

 少し横道にそれましたが、中労委では2年前に非連合から独法担当が1人、任命されました。任命された全医労の淀房子さんは再度立候補しますが、事件の数が多い一般から選ばれるかどうかが焦点となっています。連合とMIC・純中立・全労連の民間関係の組合員数を比較してみますと、連合88.2%、非連合11.8%(厚労省09年調査)となっています。これに全労協やナショナルセンターに加盟していない組合を加えると、非連合が相対的に増えることになります。2年前に行革の一つとして、船員労働委員会が中央労働委員会に併合されましたが、この枠の1人を別にしても一般は10人となり、非連合から1人が任命される余地は十分にあるのです。

 司法改革の一環として労働審判制度が導入されていますが、審判員の任命権をもっている最高裁は、労働組合の組織率に応じて配分しています。しかし、厚労省=行政の管轄である中労委の委員は、2年前にやっと独法で1人を任命しただけで、一般関係はゼロの状態なのです。司法と行政の考え方の違いが浮き彫りになっています。どちらの選び方が説得力を持っているか、論を待ちません。

 この中労委委員の任命問題について、「結局、ナショナルセンターによる中央労働委員の奪い合いではないか」という声が聞かれます。私はそうは思いません。奪い合いではなく、労働行政の民主的運営の問題だと考えるからです。労働行政といえば、労災認定を求める運動に私自身長く取り組んできました。それらの運動により過労死では認定条件が緩和されるという前進を得ましたが、派遣法問題も含めて労働行政のあり方は多くの場合、労働者のいのちやくらしに直結する問題をはらんでいるのです。

 私は、連合推薦による中央労働委員の皆さんを批判するつもりはありません。選ばれた以上、その仕事に全力をあげるのは当然のことで、多くの方々が頑張っておられるからです。問題は、厚労省の「選び方」にあるのです。中労委委員の公正任命を求める団体署名の活動が始まりました。ぜひご協力をお願いいたします。

★脈絡のないきょうの一行
鳩山内閣、遭難前の撤退は不幸中の幸い。自民党の悔しがりよう、ありゃ何だ。

2010/06/02 [Wed] 10:14:33 » E d i t
 今年11月に中央労働委員会は委員の改選を迎えます。任期は1期2年となっており、今年は第31期ということになります。この中央労働委員会の労働者側委員に、マスコミ関係の労働組合でつくるMIC、ナショナルセンターを持たない中立系の労働組合の純中立労組懇談会、そして全労連の3団体の統一候補として私が立候補することになりました。私の肩書きは「新聞労連特別顧問」として、2年前につづいて2回目の挑戦です。

 中央労働委員会の構成と選出方法などをみてみましょう。中労委は、労働者側委員15人、使用者側委員15人、公益委員15人の合計45人で構成されています。労・使委員は厚生労働大臣が推薦して、内閣総理大臣が任命することになっています。一方、公益委員は労・使双方委員の承諾を経て、国会で承認されることになっています。なぜ国会の承認が必要かと言うと、中労委が独立した行政機関であることを示すためでもあります。中労委の責任者は、公益委員から選ばれ「会長」という職を与えられます。事務局長は厚労省の職員が担当します。

 私が立候補するのは、この中の労働者側委員15人の一人として、です。この15人も二つのグループに分けられます。一つは民間関係(以下、一般)、もう一つは特定独立行政法人関係(以下、独法)です。それも11人対4人と区分されています。かつて独法は郵便が入っていましたので、6人という時代もありました。が、郵政民営化に伴い前期から4人になりました。

 この中労委の労働者側委員は、89年に労働戦線が連合と全労連に分かれて以来、一貫して連合独占が続いていました。これは民主主義に反するのではないか、ということでMIC、純中立、全労連の三者が「全国労働委員会民主化対策会議」をつくり、非連合からも労働委員を選出すべきであるという運動を展開してきました。ところが厚労省はその意見に耳を貸さず、対策会議は公正任命を求めて裁判にも訴えました。

 裁判は最高裁まで上がり敗訴に終わりましたが運動が奏功、2年前に独法関係でやっと非連合から一人が任命されたのです。これは画期的なことで、もう一つの一般枠からも非連合の委員を獲得しようという機運が高まっています。(次回につづく)

★脈絡のないきょうの一行
登山中に進退窮まったら、撤退が鉄則。小・鳩コンビ、これ以上前進すると遭難確実。

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