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ヘボやんの独り言
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2008/05/09 [Fri] 10:30:27 » E d i t
 「死にたい」という願望は存在し、それは明らかに精神的な病気です。前述した私の高校時代の友人、Aさんもその一人です。Aさんは今でも時々〝発作〟が起き、自ら精神科の門をたたきます。カウンセリングを受けて、医者が危ないと判断したら入院措置となります。状況が好転するまでは、一時帰宅も含めて退院はなかなか許してくれないようです。

 現在は元気に通常の生活を維持していますが、かつてその入院先にケーキを持って見舞ったことがあります。Aさんはお茶をいれてくれ、病室で話しをしていて「本当に死にたいと思っている人なのか」と疑問に思うほど普通だったことに驚きました。「水久保クンとこうして話していると普通なんだけど、ふわっと、わけもなく死にたくなることがある。それが怖いんだ」と淡々と語ってくれました。

 精神科医の友人によると死にたいと考えるのも、うつ病の一つで、現在ではこれに効果的な治療薬があるといいます。それも長期間、効果を維持することができるものもあるそうです。医学はそこまで進化しているようです。が、問題はAさんのように自覚があって危ないと思ったら自ら病院に行く人ならいのですが、そうでない場合「手遅れ」になってしまい家族を悲しませることになります。

 とはいえ、精神的に病んだ人でも外部からのきっかけで「死にたい」と思うようになったのであって、外部からのストレスをどう排除していくかが社会的な課題といえましょう。それはヒトが生きていく上での条件整備をすることでもあります。そしてそれは、環境であり、経済であり、政治であることを肝に銘じておくことが大事なのではないでしょうか。年間3万人を超える〝自殺大国〟の汚名を返上するためにも。
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