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ヘボやんの独り言
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2008/04/04 [Fri] 10:01:12 » E d i t
 3月28日の記者会見で、稲田朋美氏は12日に試写会が行われたことについてしきりに「事前検閲ではなかった」と〝弁明〟しています。助成金を出すにふさわしい作品かどうかを見極めるための試写会だったと言います。それだけなら、ああそうかい、と聞き流すのですがチベットを引き合いに出して、「ダライ・ラマの主張だけの映画に中国政府が助成金を出したら問題になる」というくだりで、一気に胡散臭くなりました。

 なぜならこの発言は、映画「靖国」そのものに一定の予断をもって試写会に臨んだことを自ら暴露したにほかならないからです。しかもその試写会は、前出の「伝統と創造の会」のメンバーらが、文化庁に助成の妥当性を問い合わせたところ、この映画の配給会社「アルゴ・ピクチャーズ」が緊急試写会を開いた(産経新聞ウェブ)といいます。これらは言い方を換えると(稲田議員は試写会を要求したことはないと言いますが)、「助成」問題をテコに試写会を開かせ、予断をもってそれを観て問題にした、という図式が浮かび上がります。この見方は、飛躍し過ぎでしょうか?

 ダライ・ラマの例示も幼稚ですが、この会見の冒頭、稲田議員は「映画の内容については問題視していない」と語っていますが、どうしてどうして、しっかり踏み込んでいます。「この映画がある一定の見方、靖国に対するメッセージを持っている」、「小泉首相の靖国参拝に対し、原告側のメッセージが入っている」などと述べています。この発言はもう、『問題視』そのものではありませんか。

 稲田議員は、小泉元首相を被告とした「靖国参拝訴訟」の被告側弁護団(だった?)の一人です。その立場が、今回の動きに結びついていることは容易に想像できます。いわゆる「靖国派」だからです。とはいえ、この映画を観たという友人の一言は効きました。「あの映画にイデオロギーはないよ。敢えて言えば、あそこに出てきた〝靖国派〟支持者の発言がお粗末でアホでひどすぎる。自民党の連中は、それを見せたくないから今回みたいなことになったんじゃないの」――うーん、厳しい。(次回につづく)
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