ヘボやんの独り言
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2018/02/20 [Tue] 14:42:00 » E d i t
 韓国(大韓民国)と北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が統一することは、両国にとって悲願であることはご承知のとおり。未だに家族が南北に別れて暮らしている人もあるという。それを解消することは感情としても頷ける。そのために韓国側も努力を重ねてきている。

 核問題や拉致問題は軽視してはならないが、そのことと南北朝鮮の統一は別次元である。それを混同しているところに、日本政府の対応の誤りがある。言い方を変えよう。統一問題は内政問題であり、核や拉致問題は国際政治の問題なのだ。後者について日本がモノを言うのはあっていいことだが、内政について口出しすることは干渉に当たる。

 その国際的な問題について、安倍首相は「対話のための対話は意味がない」として北朝鮮との話し合いを拒否し続けている。実はこれ、拉致問題を解決する気がない、と同意語と言えないだろうか。最近、拉致問題について〝1センチも前進がない〟のは、話し合いを拒否しているからに外ならない。

 一方、アメリカはひたすら北朝鮮を批判している。これには背景がある。先日の小ブログにも書いたが、アメリカは常にどこかの国を「ならず者」にしておく必要があるのだ。それはイランであったり、アフガンであったり、9.11のときのアルカイダだったりする。そして今は北朝鮮なのだ。

 「ならず者」を名指しすることによって、それと対峙する目的を理由に、国内で武器を作ることができるし、それを〝消費〟する恐れもある。その体質を世界の国々は見破っている。だから北朝鮮への「経済的制裁」を提起しても、実効が上がらないのである。

 ところで、北朝鮮の他国との国交はどうなっているだろうか。「2016年12月現在、国連に加盟している192の国のうち、26か国が北朝鮮と国交を結んでおらず、166ヵ国が国交を結んでいる。=北朝鮮まとめ情報=http://www.dprk-nk.com/archives/81」――ということになる。日本とアメリカ、韓国はこの中の26ヵ国に入る。

 笑えるではないか。アメリカの言う「ならず者」国家と国交を結んでいるのは多数派なのである。アメリカの意図するところについて当の北朝鮮は先刻ご承知で、発言は過激だが、少なくともアメリカと戦争しても勝ち目がないことは知っているはずだ。

 核問題を例にあげればこれを解決するには、対話しかないのだ。ところが日米両政府はそれを拒否している。対話の拒否は、北朝鮮の行為を暗に容認したことに通じるのではないだろうか。もう一つ考えなければならないのは、最悪の事態(戦争)に突入したら、犠牲者は北朝鮮、韓国、日本に集中するであろうことは火を見るより明らかであることだ。

 平昌五輪で垣間見えた、北朝鮮攻撃の本質を見据える必要がありそうだ。だからと言って、敢えてお断りしておくが、私は北朝鮮の核開発や拉致問題を容認している訳ではない。遅からず横暴の限りを尽くす金正恩体制は、北朝鮮国民の手によって瓦解するであろうことも想像している。

 ★脈絡のないきょうの一行
裁量労働データの誤りは法律作りの根拠をなくした。「働き方改革」は、撤回しかない。

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2018/02/19 [Mon] 10:41:48 » E d i t
 昨日のネットに以下の記事が流れた。

                           ◇=◇=◇
北朝鮮と韓国、秘密接触を重ねる 昨年、五輪参加協議か

 韓国と北朝鮮の両当局者が昨年秋から年末にかけ、少なくとも2回、平壌で接触した。ソウルの情報関係筋が明らかにした。韓国は基本的に北朝鮮との交流を禁じており、当局者の訪朝は異例。接触を通じ、北朝鮮は平昌(ピョンチャン)冬季五輪参加と南北対話路線を決めるに至った。米国は南北対話の行方を不安を持って注視しているという。

 米国内には韓国の動きに対する不満の声も出ており、ペンス米副大統領が訪韓した際に北朝鮮との接触を拒む事態につながった。

 南北の接触は、五輪を契機に関係を改善したい韓国側が求めた。昨年11月以降、中国経由で訪朝し、北朝鮮の五輪参加問題を巡って協議した。北朝鮮は参加の条件として米韓合同軍事演習の中止を求めたという。

朝日新聞社 2/18(日) 8:11配信
                           ◇=◇=◇

 最後の「北朝鮮は参加の条件として米韓合同軍事演習の中止を求めたという。」という部分に引っかかる。先日13日に小ブログに書いた「またまた、アメリカの代弁?」に連動しているからだ。ブログの内容は10日に安倍首相が平昌に行った際、文大統領に「五輪後に米韓合同軍事演習を行ってはどうか」と提案したことと、13日に菅官房長官が韓国大統領の訪朝をけん制したのは、アメリカの代弁ではないか、というものだ。

 今回の報道が事実で、日米ともにこの会議開催を知っていたとすれば見事に符合する。北朝鮮と韓国の接触は昨年の秋から年末だという。そのころ、安倍首相は「平昌五輪には行かない」と言っていた。私はこれについても、小ブログで「大人げない」と批判した。

 ところが今年に入って突然、自民党内の「五輪に行くべきでない」という反対の声を振り切って彼は平昌に行き、韓国大統領に前述の問題を提起し、「内政問題」として事実上、一蹴されている。一方、アメリカはこの五輪中にも相変わらず北朝鮮〝口撃〟を続けている。この問題もう少し考えてみたい。(次回につづく)

 ★脈絡のないきょうの一行
平昌五輪、フィギュアスケート男子につづいて、スピードスケート女子500mで日本が金。二人を支え続けた人たちに金メダルを贈りたいね。

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2018/02/18 [Sun] 08:52:37 » E d i t
 自民党の憲法改正推進本部(細田博之本部長)は、参議院の「合区」解消に向けた改憲案を大筋で了承したという。内容は3年ごとの参院選で各都道府県から1人以上を選出する規定を盛り込むというもの。これは党所属国会議員が出席する全体会合を開き、条文案の合意をめざすとしている。かなり前のめりだ。

 この案は憲法によって合区解消を図ろうというものだ。私は一瞬、そうすれば定数を増やさざるを得なくなり、「一票の重み」が平等になると思えたが、これはとんでもない〝お人よし〟の考えであることが分かった。

 逆なのだ。つまり、合区がいやなだけで一票の重みを無視して「1県1議員」を選出しようというのだ。これはやりたい放題の上塗りである。安倍改憲の〝動態余勢〟を買って党利党略、自党の〝事情〟を押し通そうというものだ。

 これはもうファショだ。

 この問題を具体的に見てみよう。人口の一番少ない鳥取県の人口は56万5,233人、一番多い東京都は1,374万2,906人(ともに2017年10月1日現在)となっている。これを単純に計算すると、鳥取が1人の場合、東京は24.3人となる。

 ところが現状は、ご承知のように東京の定数は6。計算は分かりやすい。東京の1票の重さは鳥取の4分の1になるのである。これを憲法で定めようというのが自民党の考えである。これはいくら何でもひどすぎる。ファショと言いたくなる所以である。

 報道によれば、公明党は反対の意思を表明しているらしい。反対は当然のことだが、この党は信用ならない。安保法制や共謀罪法などで裏切られ続けているし、公明党は与党に入って以来、自民党の〝金魚の糞〟みたいに動いてきているのはご承知のとおりだからだ。

 愚痴はこのくらいにして、今回の自民案はどういう角度から見ても憲法に明記することは馴染まない。選挙の区割りなどは、人口の動態に即した個別法であり憲法に盛り込むものではないと思うからだ。

 これが通るような事態になったら、次は衆議院だ。おそらく小選挙区制制度を憲法に書き込むと言い出すだろう。しかも、比例区部分をなくしたうえで。そうなれば、この国は暗黒化するのは目に見えている。自民党のこの謀略、9条改憲同様に許してはならない。

 ★脈絡のないきょうの一行
「築地の市場は設けない」と小池都知事。再開発するという方針も反故。都民ファーストが泣いている。
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2018/02/17 [Sat] 17:03:29 » E d i t
 平昌五輪で、北朝鮮の応援団や政府代表に対して「ほほ笑み外交」という言葉が使われている。そりゃなんじゃと調べてみたら、あった。以下。

 「外交において首脳が強面ではなく微笑みを携えて外交に取り組むこと。すなわち、友好的・協調的な柔和な物腰で他国と接する(ように振る舞う)外交姿勢あるいは外交戦略のこと。微笑み外交は、必ずしも衷心から協調を求める姿勢を意味するとは限らない。強硬姿勢から協調姿勢への転換という意味でも用いられ得るが、むしろ、表面上は友好的で協力的であるかのうように装いつつ、搦め手から付け入る隙を窺うような姿勢を示唆する語として用いられやすい。」(新語時事用語辞典)

 なるほど。この説明だと、安倍総理大臣の外交そのものである。財界代表を引き連れて開発途上国訪問のときのあの笑顔は忘れられない。国会で見せたことのないそれは、背筋に冷たいものが走った。しかも笑顔を振りまくだけでなく、カネもばらまく。その姿は〝カネつきほほ笑み外交〟と言ってもいい。

 安倍ほほ笑み外交は、下心が見え見えである。国連で常任理事国を果たしたいこと、そして日本製品を売り込むことである。売り込むモノの中に原発も入っている。あの笑顔の下にどくろマークが入っていると思えば、度し難い不快感が走る。

 一方の金正恩ほほ笑み外交はどうか。前出の新語時事用語辞典は「首脳」(日本の場合は安倍首相)が主語になっているが、平昌五輪は「応援団」と「金正恩の妹」を指しており少し外れる。が、金正恩が指示しているとすれば、同じだとみていいだろう。

 で、この二つを比較してみよう。安倍晋三VS金正恩。私は金正恩に軍配をあげる。五輪ではほほ笑みで応援したし、南北朝鮮の首脳会談をほほ笑みのなかで提起した。これは見事である。美男子の面を持った応援はいただけなかったが、それを除けばそれこそ微笑ましかったではないか。

 ところが日本のメディアは、そのほほ笑みの下に隠されたものがあるかのような報道に終始している。露骨に「北朝鮮に騙されるな」という論調もある。それはそれとして言論の自由であるから一向にかまわない。それと同じ目線で、安倍ほほ笑み外交を批判してほしいものだが、こちらはダンマリ。どうも公平ではない。

 穿(うが)ちすぎと批判されるかもしれないが、日本のメディアは南北朝鮮の統一を嫌っている向きがある。統一されると一番困るのはアメリカ。なぜなら標的とする「ならず者」がいなくなるからだ。ならず者がいなくなると、武器を作る理由がなくなる。武器を作らないと武器を作っている企業が困る。この因数分解、お判りでしょう。もしかしたら、日本のメディアはアメリカに阿(おもね)ている? いやいや、そんなことはないと思いたい。

 ★脈絡のないきょうの一言
平昌五輪で男子フィギュアスケート、日本が金と銀。快挙であり喜び合いたい。

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2018/02/13 [Tue] 14:03:12 » E d i t
 13日、時事通信が「韓国大統領の訪朝けん制=菅官房長官」という記事を流した。韓国・文在寅大統領の訪朝について「ほほ笑み外交に目を奪われてはならない」として、北朝鮮の策略であるかのような発言をしている。これは明らかな介入である。

 その前段(という言い方は変かもしれないが)、10日に安倍首相が、米韓合同軍事演習について五輪後の再開要請をしたことに対して、文大統領は「内政問題だ」として不快感を示したことが報道されている。10日と13日のこの問題、考えてみたい。

 まず、10日の発言。合同演習はアメリカと韓国の問題であって、他の国が口出しできる事案ではない。にもかかわらず安倍首相が〝要請〟したことは、イレギュラーそのものであるし、韓国大統領が目の前にいたがアメリカに対する要望でもあった。トランプ大統領がこの件について何も発言しないのはやや不気味。〝自分の代わりに安倍が言ってくれた〟くらいに思っているのだろうか。

 もしそうだとしたら、これまた問題である。第三国から(米韓)二国間の合同軍事演習について「五輪後にやってはどうか」という提起は、当事者国の内政に干渉することになるからだ。そういう重要問題について、あの、トランプさんが何も言わないのはやはり変。

 その後、北朝鮮・金正恩氏の妹が文大統領の訪朝を提案した。これについて韓国側は積極的に受け止めていた。これに対して菅官房長官は否定したわけだ。これまた、内政干渉ではないのか。

 逆を考えてみよう。アメリカが北朝鮮から首脳会談を呼びかけられたと仮定する。そしてアメリカがそれを積極的に受け止めた場合、日本はどういう態度をとるか、である。今回の韓国への対応と同じになるだろうか。ノー、である。おそらく、〝大歓迎〟したであろうことは容易に想像できる。

 としてみると、浮き上がってくる問題が見える。つまり、日本はアメリカの代弁をしているのではないかという疑義である。アメリカは①五輪後すぐにでも米韓合同演習をやりたい②米を素通りした「韓・朝首脳会談」は反対である。しかしそのことを言い出すことは内政干渉にあたる。そこで、日本にそのことを言わせた――という筋書きである。

 考え過ぎかもしれないが、沖縄問題を引き合いに出すまでもなく、アメリカいいなりの日本政府の体質がオリンピックでも露呈した、ということになる。同時に、今回の五輪外交でいえば北朝鮮のほうがよほど優れている、と見るのは私だけだろうか。

 ★脈絡のないきょうの一行
公明党・山口那津男代表、「森友学園」問題で佐川宣寿国税庁長官の国会招致を否定。真実にフタする行為だ。さもあらん。
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